考える練習をしよう 普及版 の商品レビュー
一言でいうと「教科書」っぽい本。 原著が1976年刊行ということもあるんだろうけど、 固さと古さと前提としている社会のズレ観が、のびやかな思考を逆に制約してしまう。 個人的には、「正解に至る解は一つではない」「アイデアが行き詰まる時は、お題自体を少しズラしてみる」という点がヒ...
一言でいうと「教科書」っぽい本。 原著が1976年刊行ということもあるんだろうけど、 固さと古さと前提としている社会のズレ観が、のびやかな思考を逆に制約してしまう。 個人的には、「正解に至る解は一つではない」「アイデアが行き詰まる時は、お題自体を少しズラしてみる」という点がヒントになったけど、あくまで応用編。 どんなにまともな内容でも、伝え方・コミュニケーションの作法が古いと、入門書なのに最後まで読んでもらえないという例。
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02.14.2017 読了 小学校高学年向けプチ哲学の本。 思考の畑を耕してくれる一冊。 大人が読んでも面白い。固定観念に縛られている大人こそ読む方がいいのかもしれない。 頭のトレーニングにどうぞ。 ページ数のわりにイラストが図説が多いので読みやすい。
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ちっちゃい子が読むのに適している。が、それを面白く考える大人と学べると効果があるかな? 常識に縛られないように常に問いを立てるのはどのステージの年齢でも必要。
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こういう内容の本は,今まであるようでなかった気がする。 「考える練習」をするために出てくる例題は,これまでも「数学パズル」や「論理パズル」で見てきたのと同じものや似たようなものがあった。そこで,はじめて出た問題でも,ちゃんと解くことができた。 子ども向けの本だと考えると,そ...
こういう内容の本は,今まであるようでなかった気がする。 「考える練習」をするために出てくる例題は,これまでも「数学パズル」や「論理パズル」で見てきたのと同じものや似たようなものがあった。そこで,はじめて出た問題でも,ちゃんと解くことができた。 子ども向けの本だと考えると,それなりに価値があると思う。本書を読むことで,自分がいかに先入観に囚われて考えているか,また,視点をずらして考える方法などに気づくことができそうだ。 凝り固まった頭は,ときどきこういう本を読んで解きほぐす必要がありますね。
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絵本を読んでいるような感じだけれど、やさしい言い回しのなかになかなかに深いものがある。問題を考えるときの基本中の基本があるようにおもう。これはテキストだな。行き詰まったら基本に戻れ、みたいな、ね。
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