秋葉原先留交番 ゆうれい付き の商品レビュー

西條奈加(著者)

2020/03/01

向谷と権田のデコボココンビのお巡りさんが、小さな事件を解決しつつ、ヒロイン？の謎に迫って行く。発想はユニークだが、西條さんらしい、人を見る温かな視線にウルッときた。

2019/07/16

発想が珍しく、とてもおもしろかったです。

東大卒で頭は切れるけど、トドのようなオタク警官と、イケメンだけど、頭の弱い警官コンビがとてもおもしろいです！
足だけの幽霊になってしまった足子さんがなぜ幽霊になったかを追っていく過程で、起こる事件、そして、足子さんの死の真相がわかったとき、思わず涙しました。

続編を期待しています！

2019/04/06

幽霊モノのミステリ。それなりに楽しんで読めました。秋葉原が舞台であることもあって大倉さんの著作イメージと被りました。

2020/07/09

足子さんと名付けられた足だけの幽霊、幽霊が見える・仕事はできないイケメン警官向谷、トドみたいな風貌のオタク警官権田の３人が足子の死の謎を解いていく。

足子の死の謎をメインにしつつ「幽霊が見える」ところを生かし色んな謎や事件を解いていくんだけど、警官２人が凸凹ながら良いコンビ（笑）。権田はがさつな口調ながら案外涙もろかったりして実は熱い警官なのがいいですね～
続編もありそうな感じ。

2018/10/09

オタク文化とメイドカフェが興味深かった。語り手で足だけの幽霊の季穂と、優しくとぼけた残念なイケメン警察官向谷と、粗雑っぽくオタクなメガネトド警察官権田のメイン三人が楽しかった。季穂のはじめての幽霊仲間とのやり取りも新鮮で、その父子の結末には温かくなった。後半の実家の両親や季穂の死関連は重たかった。

2018/08/06

警官二人が、足だけの幽霊とどうにかコミュニケーションを取りつつ、身元や事件現場を探りだし、併せて他の事件も解決するライトコメディ。足の幽霊のことを「足子さん」と親しげに呼ぶのが可笑しい。きれいな足らしいのだけど、それが悲しい結末に繋がる。

2018/05/07

霊感があるが女性に優しすぎて問題を度々起こすが、少しネジのゆるい若手の巡査と、隠れオタクで秋葉原から離れたくない実は敏腕のブ男巡査が、数々の問題を解決。霊感が強く足だけしか見えない幽霊を助けるために、先輩巡査の協力をえようと。。。

2018/04/27

東大卒なのに駐在所勤務のメガネトド、幽霊が見えるイケメン巡査、足だけの幽霊。
なんとも突飛な設定でユニークです。
「三途の川で落としもの」に出てくる奪衣婆が小学生の脳内ではダツ・エ・ヴァだっのも面白かったですが「骨折り損のくたばれ儲け」など、細かい所の言葉のセンスも楽しくて好きです。

2018/04/09

けっこうシリアスな話をコメディにする作者のセンスがすごいのかな。死んでからも現実と繋がっているという話は、割とこの頃多いような気もするのだが、これくらいの重さがいいのかもしれない。

2018/01/12

連絡短編。イケメンだけと頼りない若い警官とオタクだけとたよりになるベテラン？警官プラス幽霊のコンビ。
それぞれが良いキャラを出していて面白かった！
オタクの警官が意外とかっこいい（笑）
シリーズになるとうれしいなあ。