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遊び奉行 の商品レビュー

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2016/04/20

「軍鶏侍」を読んで、とても面白かった。 次に、又、続編は、、、と、待ちわびていた。 軍鶏侍外伝、、、と、書かれていて、、、読んでいて、、、どこに、軍鶏侍の岩倉源大夫が、出てくるのかと、、、、 読み終えて、「軍鶏侍」は、江戸謹番の武士からみたお家騒動であるが、「遊び奉行」は、藩...

「軍鶏侍」を読んで、とても面白かった。 次に、又、続編は、、、と、待ちわびていた。 軍鶏侍外伝、、、と、書かれていて、、、読んでいて、、、どこに、軍鶏侍の岩倉源大夫が、出てくるのかと、、、、 読み終えて、「軍鶏侍」は、江戸謹番の武士からみたお家騒動であるが、「遊び奉行」は、藩主tの長男であるが、側室の子としての一亀が、政ごとを、正して、活躍する小説である。 人から、脳無しのようにふるまいながら、敵を欺き、不正を暴いて行く姿が、描かれている。 「軍鶏」と言えば、今東光の「闘鶏」のイメージしかなくて、、、お家騒動は、山本周五郎、藤沢周平、葉室麟、佐伯泰英、鳥羽亮、藤井邦夫、門田泰明、、、、、等、沢山の時代小説家が、描かれているが、、、軍鶏が出て来る小説は珍しい。 「軍鶏侍」の最後で、描かれたわずかな文章の説明が、今回の九頭目一亀からの話へとつながるとは、、、、作者の深い意味あいを感じさせる小説であった。

Posted byブクログ