悔いてのち の商品レビュー
2023-10ハードな心棒を隠して生きる主人公と取り巻く悪人と心ある人たち。久しぶりのハードボイルドを読んだ気がする。計算されたウィットも効いてて、連作にならないかなあ。
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- ネタバレ
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評価は3. 内容(BOOKデーターベース) 電話一本、メール一本入れていたら…。もうひと言、声を掛けていたら…。多忙な日々に流されてしまって…。大切な人を亡くした二人の男、大志を閉ざした男、後悔を秘めた三人の男たちがいま、出逢う。 ひと言で言えばまどろっこしかった。親の政治生命を脅かす馬鹿息子とそれを操るミカド。政治家と秘書・・・そして元刑事がどこまで絡むのか?ドキドキ・・・しかし最後はあっさり終了でえっ?おしまい?
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※読了後かなり時間経つてからの感想 途中からだんだん面白くなって一気読み。 小津の亡き妻への愛情と後悔が痛々しかった。 後悔は多かれ少なかれあると思うが、乗り越え方や時間も人それぞれなんですね。 大崎さんは、原作は読んでいないがいつか映画で観た、作品にも出てくる「日の名残り」の...
※読了後かなり時間経つてからの感想 途中からだんだん面白くなって一気読み。 小津の亡き妻への愛情と後悔が痛々しかった。 後悔は多かれ少なかれあると思うが、乗り越え方や時間も人それぞれなんですね。 大崎さんは、原作は読んでいないがいつか映画で観た、作品にも出てくる「日の名残り」の執事そのままだった。 仕事を全うした「日の名残り」の執事に後悔はあったのだったか…つい重ねてしまった。 全体的に重い話ではあるが、随所に出てくるお料理が和らげてくれ、いい味出してると感じた。
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様々な悔いを抱えた三人の男が出会い、絡み合いながら物語は進みます。なかなか良く考えられた設定なのですが、やや説得力に欠ける嫌いがあって★一つ減点
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#読了。妻を事故でなくした元SPの小津に、元警護対象者の政治家より息子の身辺を調査するよう依頼が、橋渡しした秘書の大崎、息子を操り犯罪に手を染めるミカド。3人の男の後悔とは。。。大崎の生き様には感心させらるが、先が見えてしまうのが残念。本筋ではないが、レシピには興味をそそられた。
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初読みの作家さん。読みやすくぐんぐん引き込まれていった。もう少しキャラクターが善にせよ悪にせよ強烈になるともっとのめり込めそうだな。謎解きよりも美味しそうなレシピがたくさん出てきてそちらに惹かれた。もつ煮に芋焼酎は是非試してみよう。いぶりがっこも探してみよう。
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