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犯人に告ぐ(2) の商品レビュー

3.9

88件のお客様レビュー

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    17

  2. 4つ

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2020/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著者はこの葛藤状況をよく考えた。皆さん!想像してください。息子が犯人に拉致されている。犯人の実績から、金さえ渡せば100%息子が解放される。しかし絶対に金の引き渡し方法を警察に言ってはいけない。もし言ったら息子の命の保証はない。さあどうする?親の葛藤が金の引き渡し5分前に爆発し、警察に犯人との引き渡し方法を言ってしまった。再度の犯人からの受け渡し方法の指示。冷静な判断力を見せつける警視の巻島、前回署長賞のすっとぼけな小川、原付バイクの女性警官小石のラッキーな展開で一気に犯人を制圧。読み応え抜群だった。

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2020/05/04

前作の劇場型捜査に比べると華やかさがないが、犯人・被害者・警察の心理戦の描写は面白く後半は一気読み。少し場当たり的な解決ではあったが、続編を期待させるラストで締めたのがよかった。

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2020/01/18

神奈川県警が劇場型捜査を展開した「バッドマン事件」から半年。 巻島史彦警視は、誘拐事件の捜査を任された。 和菓子メーカーの社長と息子が拉致監禁され、後日社長のみが解放される。 社長と協力して捜査態勢を敷く巻島だったが、裏では犯人側の真の計画が進行していた――。

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2019/11/26

11月-15。3.5点。 犯人に告ぐ第二弾。第三弾を読んだため、再読。 オレ詐欺グループの兄弟。グループが摘発されるが、間一髪で逃れる。 淡野という天才的な犯罪者が、次の手を持ちかけてくる。 初読の際も面白かったが、第三弾まで行くと更に面白さが。 三部作の真ん中的な感じだった。

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2019/10/30

犯人に告ぐの第2弾。今回は、誘拐と振り込め詐欺がテーマ。相変わらずの臨場感。得体の知れない主犯格!早く次の続編を読みたい。

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2019/08/29

2016/10/4 500ページだったが一気に読めた。途中少し中だるみもあったし、偶然からの検挙もあったが、誘拐や金強奪のシーンはうまい。★4

Posted byブクログ

2019/05/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作を読む前に本作を読んだことを少し後悔。 できたら前作から読んだ方がいいかもしれない。 どういう結末になるか読み進めていたが、 なんかあっけなかった。あれほど用意周到なのに 杜撰な解決だったのには不満。 でも全体的にはまあまあ。

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2019/05/17

前作を読んでからだいぶたつので、前作の内容はなんとなくしか覚えていないけど、最後に泣いたことだけは覚えている。 今回は、特殊詐欺、騙し合いのお話。犯人、警察、被害者、それぞれの思惑、駆け引きは面白かった。一気に読めたけど、心に残ったとまではいかなかったかな。

Posted byブクログ

2019/05/13

内容紹介 神奈川県警が劇場型捜査を展開した「バッドマン事件」から半年。 巻島史彦警視は、誘拐事件の捜査を任された。和菓子メーカーの社長と息子が拉致監禁され、後日社長のみが解放される。 社長と協力して捜査態勢を敷く巻島だったが、裏では犯人側の真の計画が進行していた――。 オレオレ...

内容紹介 神奈川県警が劇場型捜査を展開した「バッドマン事件」から半年。 巻島史彦警視は、誘拐事件の捜査を任された。和菓子メーカーの社長と息子が拉致監禁され、後日社長のみが解放される。 社長と協力して捜査態勢を敷く巻島だったが、裏では犯人側の真の計画が進行していた――。 オレオレ詐欺時代からのリーダ淡野と砂本兄弟で結成された「大日本誘拐団」。 誘拐ビジネスとして1件目は誘拐者の表向きにできない弱みに付け込み見事奪取。 2件目ターゲットは菓子企業ミナト屋の社長と息子。社長は早々に返し息子を人質に交渉が進む。 息子の無事釈放のために裏取引で淡野と交渉を進め、秘書黒木が渡し役となるが、巻島の説得により黒木は取り込まれる。 翌日のやり取り予定が当日夜となり、無事に金を強奪できたかに見えたが、新人女性捜査官の追跡によりアジトが割れてしまう。 淡野が去った後、砂山兄弟は警察に囲まれ、バイクでも逃げ切れず逮捕。 巻島の「お前もすぐに捕まえてやる。そえまで震えて眠れ」に対し、淡野は「巻島・・・レスティンピース」で返す。 次の展開もあるようなエンディング。

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2019/04/23

たまげた。単純な誘拐事件ではなく幾重にも伏線を絡ませた最後まで驚かされっ放しの良作。そこらへんにある上辺だけのチープな心理モノより遥かに人の内面を捉えていると思う。今回の主役は個人的には知樹のように感じられ、彼の心の揺れ動きには心を震わされられた。捜査に関しても不自然さはなくでき...

たまげた。単純な誘拐事件ではなく幾重にも伏線を絡ませた最後まで驚かされっ放しの良作。そこらへんにある上辺だけのチープな心理モノより遥かに人の内面を捉えていると思う。今回の主役は個人的には知樹のように感じられ、彼の心の揺れ動きには心を震わされられた。捜査に関しても不自然さはなくできるうる範囲で隙のない仕事をしていたと思う。小石は笑わせてくれるがやる時はやる感じで好感が持てた。小川はホント使えない。巻島と淡野との今後の決戦も見逃せないがその前に映画でしか見ていない第1作を読んでみようと思う。

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