犯人に告ぐ(2) の商品レビュー

雫井脩介(著者)

2024/11/04

感想
犯人の作戦もすごいが、巻島の読み凄すぎじゃない！？

書き方もあると思うが、今回は犯人を応援してしまう。

あらすじ
砂山知樹は弟の健春と半グレの社本を中心とする振り込み詐欺集団で掛け子をしていたが、ある日警察に踏み込まれた所を間一髪で逃げる。

神奈川県警の巻島はバッドマン騒動以降、振り込め詐欺捜査に投入されていた。

振り込め詐欺のブレインをやっていた淡野から知樹と健春は誘拐ビジネスをやらないかと誘われる。

知樹が内定辞退となったお菓子のミナト堂をターゲットに社長と息子を誘拐して取り引きを進めようとする。

社長の水島はギリギリまで、淡野の言うことを聞いていたが、土壇場で警察側につき、金塊の受け渡しは不調に終わる。警察側も犯人を捕らえたが、ただの受け子であり、詳しい内容も知らず、子供も帰ってこなかった。

淡野は次の作戦に移り、社長の水島と秘書の黒木を撹乱して、金塊の奪取に成功するが、またもや素人刑事の張り込みのおかげで犯人のアジトを見つけて、子供を保護、砂山兄弟を逮捕する。主犯の淡野は逃げ切る。

2024/09/04

2024.9.4 読了

シリーズ2作目。
オレオレ詐欺の首謀者とその手下の兄弟が
誘拐を企てる。

2024/05/05

遠い昔の"犯人に告ぐ"を読んだが、たまたま図書館で見つけた。続編があったとは。

今作はオレオレ詐欺を行うグループによる誘拐で、ストーリーも犯行も意外性があって面白い。
が、未解決のまま続編に続くようだ。念の為3も借りてたが、一気読みすることになる。これから、3を読みます。

2023/11/20

シリーズ第２弾は振り込め詐欺の手法を生かした誘拐事件へ。誘拐をビジネスと言い切る犯人はどこか掴みどころがない男。子供を人質に取られた父親の気持ちが身につまされて苦しくなる。祐太くんが生きてることを真剣に願いながら読んだ。砂山知樹の狂った歯車、どこかで修正できなかったのか残念。それにしても「リップマン」....警察の誰と通じているの？

2023/04/05

3へのつなぎ役的な存在かな？
でも、2は2で面白かった。
雫井さんらしく当事者の葛藤の描き方がやはりいい。

2021/07/15

前作から10年以上経ってからの本作。
前作はかなり手に汗握る超大作だっただけに、2はあれっ…て感じかな(^-^;
3も用意しているみたいだし、次回に乞うご期待！

2021/04/25

最初に読んだ時は、あまりにも、前作の「犯人に告ぐ」がおもしろくて、物足りなさを感じました。

「犯人に告ぐ3」を読んだら、すごく淡野のファンになっちゃって、2の内容も全然覚えてなかったので再読。今回は、犯人に感情移入しちゃって、おもしろかったです。

2020/11/08

どうも肌に合わない。不思議である。もう一回読むとちがうかもしれないので、評価なし。悪いということではない。

2020/09/14

面白かった。前作はすっかり忘れていた。犯人と警察の駆け引きがよかった。ラストはある程度予想がついたが予想外のこともあった。"3"も既に出ているので読まんといけん。

2020/09/06

辛かった。捕まらなきゃいいのにって大分思っちゃってたから。
警察が好きになれないからかな。なんか、自分もまかり間違ったらこういう犯罪に手を染めそうだからかもしへない。