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岳飛伝(十四) の商品レビュー

3.6

17件のお客様レビュー

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2015/11/06

いよいよ物語も終盤に入ってきたような気がする展開になってきましたね。岳飛と秦容の軍が北進して、本格的に南宋軍とぶつかり合いが始まったのと再度、梁山泊軍と金軍の全面衝突が始まりそうな気配になってきましたね。この最終決戦とも言うべき戦いの行く着く先は何なのか興味津々です! また、楊令...

いよいよ物語も終盤に入ってきたような気がする展開になってきましたね。岳飛と秦容の軍が北進して、本格的に南宋軍とぶつかり合いが始まったのと再度、梁山泊軍と金軍の全面衝突が始まりそうな気配になってきましたね。この最終決戦とも言うべき戦いの行く着く先は何なのか興味津々です! また、楊令の吹毛剣があの人に受け継がれましたね。 そして李俊がついに・・・

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2015/10/31

★2015年10月30日読了『岳飛伝14 撃撞の章』北方謙三著 評価B+ これまでの冗長だった話が一気にトーンを変え、全面的な三者間での戦争へ再び突入する。風雲急を告げる第14巻である。やはり、北方謙三氏は、乱世に生きる男たちを描かせるとその筆の輝きが増す。 いよいよイン...

★2015年10月30日読了『岳飛伝14 撃撞の章』北方謙三著 評価B+ これまでの冗長だった話が一気にトーンを変え、全面的な三者間での戦争へ再び突入する。風雲急を告げる第14巻である。やはり、北方謙三氏は、乱世に生きる男たちを描かせるとその筆の輝きが増す。 いよいよインドシナ半島方面の南国で力を養ってきた岳飛と狼牙秦容が北上し、南宋の支配地へと進軍。秦檜の国富策が実って、絹織物で国力を充実し始めた南宋と長期の撹乱戦に突入。 一方、戦う事を国の第一義に考える金国の海陵王とそれに暗黙の承認を与える軍の総帥ウジュは再び邪魔な梁山泊へ大軍を率いて戦いを仕掛け始める。それを受けて立つ梁山泊は、南から進入する岳飛、秦容を致死軍の諜報と兵站線によってサポートする。また、北方では金軍の進撃への備えも怠りなく進めていた。 西では、金軍の地方軍が西遼の物流拠点である沙谷津を狙って浸入するも、寡兵をもって徹底的に排撃する。

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2015/10/28

楊令の形見ともいえる吹毛剣が、史進の手で胡土児に渡されます。楊志という懐かしい名前もで出てきて、感慨深いです。 そして、李俊・・・。王清の笛を聴きながら逝く場面はもう・・(涙)。

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2015/10/18

秦容と岳飛の北進・東進が進む一方で,海陵王は南宋と講話して梁山泊への侵攻を準備~岳飛が景嚨を進発して,大理から南宋領を侵すが,高山兵のお陰で城を落とし,成都府まで十の砦を築いた。南宋の組織的な反攻がないのは,秦容が小梁山の兵を率いて北進しているからだ。王清が潜んでいる陳家荘が南宋...

秦容と岳飛の北進・東進が進む一方で,海陵王は南宋と講話して梁山泊への侵攻を準備~岳飛が景嚨を進発して,大理から南宋領を侵すが,高山兵のお陰で城を落とし,成都府まで十の砦を築いた。南宋の組織的な反攻がないのは,秦容が小梁山の兵を率いて北進しているからだ。王清が潜んでいる陳家荘が南宋に潰されそうになって,南へ脱出するが,港で会った張朔は王清と妻・鄭涼を十三湊へ送り込んだ。李俊が金居のような暮らしをしている。岳飛が東へ進むと背後に殺気を感じて,横に注意が払われなかったところを程雲に奇襲を掛けられた。梁山泊は胡吐児に父・楊令の吸毛剣を史進に託して届け,金の総帥・兀朮は北辺の地へと送り出す。楊令の剣で梁山泊と戦ってはならないという気持ちが双方に通じていた。南宋の秦檜は桑の栽培と絹織物を物産の軸に据え,戦費を楽々と稼ぐと踏んでいる。秦檜の腹心であった許礼は大理との国境線に追いやられれ,半年後の反転攻勢へ備える~この前の巻で,西遼の執政を母大虫と書いたが,顧大嫂でした!! 日本で隠居暮らしをしている李俊は,溺れそうになった日本人少年を助けて,王清に船に引き上げられたけど,結局・息を引き取ったのだろうなぁ

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2015/09/29

史進が胡土児に亡き父楊令の吹毛剣を届けるくだりは梁山泊シリーズの中でも、忘れられそうにないくらいぐっときた。 それにしても混江竜李俊が死んでしまって、梁山泊の生き残り史進だけになってしまった。史進の死にざまどうなるんだろう。

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2015/09/27

北方謙三著水滸伝シリーズ。水滸伝からの古参がまたひとり逝った。戦死ではなく海に溺れた子供を助けての死はなんとも呆気ないそれでもなんとなく納得。。久々の吸毛剣登場に感動。昔の登場人物達がチラホラ出てくる度に水滸伝から再読したくなるけど、その量に尻込みしてしまう。

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2015/09/12

いつまで続けるのが気になるが、相変わらず面白い。岳飛や梁山泊が勝つことは歴史的にあり得ないので、やがては終わるのだけど、もしかしてと思わせるようなストーリです。史進が胡土児に吹毛剣を届けるシーンは鳥肌ものでした。

Posted byブクログ