サッカー観戦力 の商品レビュー
この本を読んでサッカーを楽しむ見方がひとつ増えた。 ・システムに対して人間がどう挑んでいくか 選手の配置、フォーメーションは自チームの持ち味が生かすように並べられる。 ただ、そこに相手のチームがどう並べてくるかにより、自チームの強みが生かせない問題が生じてくる。 その問題を...
この本を読んでサッカーを楽しむ見方がひとつ増えた。 ・システムに対して人間がどう挑んでいくか 選手の配置、フォーメーションは自チームの持ち味が生かすように並べられる。 ただ、そこに相手のチームがどう並べてくるかにより、自チームの強みが生かせない問題が生じてくる。 その問題を個々の選手がどう解決していくか、にサッカーの見所がある。 解説にあった、2015年のチャンピオンズリーグの決勝をもう一度見たくなった。
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かなり実践的な内容だった。 1章試合前 攻撃については、ダイレクトかポゼッションか。守備についてはハイプレスかリトリートかという切り分けが出来る。 2章キックオフ 基本は①前へ進撃②後ろへ下げる③サイドを走らせる 誰を頼りにしているかが出る。例えば、後ろへ下げてから大儀見にロ...
かなり実践的な内容だった。 1章試合前 攻撃については、ダイレクトかポゼッションか。守備についてはハイプレスかリトリートかという切り分けが出来る。 2章キックオフ 基本は①前へ進撃②後ろへ下げる③サイドを走らせる 誰を頼りにしているかが出る。例えば、後ろへ下げてから大儀見にロングフィードを出したのは、左CBの熊谷。右CBの岩清水の足元の技術の低さが伺える。 システムはゴールキック時に確認出来る。①4-3-3②4-4-2③3-5-2基本はこの3つ。両チームのシステムを噛み合せた際に浮く選手への対応がすなわち戦術。 3章ビルドアップ ビルドアップはより前で『オン』になる状態を目指す。 グァルディオラの「U字型のパス」、オシムの「各駅停車」なパス回しは相手にとって脅威ではない。 深さと幅を作っている選手は誰か。バイエルンはリベリーとロッベンで幅を作るために、アラバとラフィーニャを偽のサイドバックとして起用。 4章フィニッシュ ファン•ハール•ユナイテッドのクロス戦術。 左ウイングのヤングがクロスを上げる際、点で合わせる技術を持つルーニーがニアに、右ウイングの左利きマタがプルバックに備え、マタと入れ代わる格好で長身のフェライニがファーに入る。 5章ディフェンス ファーストディフェンスの位置。 6章ハーフタイム 10章ルールとレフェリング セットプレー時に離れなければいけない9.15メートル=10ヤード。 審判はディフェンス側を中心に見る。
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