ロスジェネの逆襲 の商品レビュー
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スカッとするし、面白いんだけど、安心感がありすぎる。どうなっちゃうんだ、なんでこんな困難が、というハラハラ感は他の池井戸作品に比べると低い。ただ、半沢シリーズはそういう様式美としたとしても面白い。そして最後の方の半沢のセリフが良い。胸に刻みたい。仕事をする人間として。
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TVシリーズ、あと3回。「銀翼のイカロス」へ! TVシリーズと比べると、体型・風貌は違うが、口調は同じ…が多い。
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銀翼のイカロス同様ですが、ドラマも面白いけど小説の方が面白いと思いました。小説の方がもっとどろどろしていてハラハラドキドキ、ドラマはじゃっかん端折り感と安心感がありました。
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ドラマをみてから読みました。 脳内再生されて非常に良かったです。ドラマとの違いを探しながら読みましたがドラマは忠実に再現されていることがわかりました(大和田以外)
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バブル時代に入行した、銀行員の小説。 人気の半沢直樹シリーズ。 今回の舞台は、ITバブル後の、IT企業と思われる。2005年位だろうか。 元ネタはライブドア。 電脳雑技集団の夫妻は、インデックスの落合夫婦らしい。 パックマンディフェンス等、当時のM&Aの潮流を反映し...
バブル時代に入行した、銀行員の小説。 人気の半沢直樹シリーズ。 今回の舞台は、ITバブル後の、IT企業と思われる。2005年位だろうか。 元ネタはライブドア。 電脳雑技集団の夫妻は、インデックスの落合夫婦らしい。 パックマンディフェンス等、当時のM&Aの潮流を反映しており、面白かった。
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覚えておきたいせりふ。 「仕事は客のためにするもんだ。ひいては世の中のためにする。その大原則を忘れたとき、人は自分のためだけに仕事をするようになる。自分のためにした仕事は内向きで、卑屈で、みがってなつごうあで醜く歪んでいく。そういう連中が増えれば、当然組織も腐っていく。組織が腐れば、世の中も腐る。わかるか?」 「戦え、森山。」 「そしてオレも戦う。誰かが、そうやって戦っている以上、世の中は捨てたもんじゃない。そう信じることが大切なんじゃないだろうか。」
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半沢シリーズの中で個人的に1番好きかな。 スパイラルの瀬名さんと半沢の部下森山が旧友で親会社と敵対という設定がとてもいい。
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ドラマを見終わった余韻が冷めないうちに読んだ。 登場人物が俳優で脳内で再現され さくさく読めた。 台詞の抑揚の付け方がドラマと本では異なる印象になる。 あのドラマの俳優陣はものすごく濃いので「そりゃそうだろ」という話なのだが、 演じるという行為の幅と言うのか、 口に出す表現とい...
ドラマを見終わった余韻が冷めないうちに読んだ。 登場人物が俳優で脳内で再現され さくさく読めた。 台詞の抑揚の付け方がドラマと本では異なる印象になる。 あのドラマの俳優陣はものすごく濃いので「そりゃそうだろ」という話なのだが、 演じるという行為の幅と言うのか、 口に出す表現というのは様々なのだなぁ…とあらためてドラマの良さを感じる。 逃げ恥ドラマ化でも思ったのだが、 本を映像化する際の脚本の旨さを感じたとき えもいわれぬ感動を味わう。 あの「大和田」を加え、よりスピード感を演出する脚本がいかに見事だったか。 昨今のコロナ禍を経て、 「あのとき被害を受けたコロナ世代だ、大学時代遊んで過ごしたあんたら「ゆとり世代」とは違うんだ…」 などという新たな「世代論」が生まれる気配を感じている。 いつでも時代にあぐらをかかずに精一杯戦う半沢の仕事観に胸打たれる作品だった。
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ドラマを見てからの原作。ドラマのセリフが原作でどう登場するのか気になって読み始める。原作どおりもあれば、若干ニュアンスが違うところもあった。しかし、原作は無理なく展開していき、面白かった。
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ドラマを観てから読んたので、ある程度のストーリー展開は分かっていたが、また違う面白さ受けた。森山を自分と重ねてみると、半沢の生き方や仕事に対する考えを語る言葉に、凄く熱いものを感じました。読み終わって、どこか励まされたような、前向きな気持ちになれます。
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