反人生 の商品レビュー
読みやすい中短編小説がつまっていた。 表題作の反人生。わたしは結構、すき。 夫に先に逝かれ、バイト先の若い女の子に恋心をいだき、我が強く、ときに臆病な荻原萩子が愛らしかった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
中短編集。性別。結婚観。母娘。友達。「社会にでない」がツンと胸にきた。会いたいのに会いづらくなってしまう寂しさ。諭したりハッパかけたり、そんなことしないから、会いたいよ、という。
Posted by
『反人生』お金のためでなく働くなんて優雅。気に入ったお店で気に入った女の子と話ができる、それが萩子さんの幸せなのね。 『T感覚』10〜4月まで湯たんぽ使用。かなりの冷え症ね。冷たいつま先があたたまる感覚ですか。 『越境と逸脱』自分でもできそうなんだけど、実現するのが難しそうなこと...
『反人生』お金のためでなく働くなんて優雅。気に入ったお店で気に入った女の子と話ができる、それが萩子さんの幸せなのね。 『T感覚』10〜4月まで湯たんぽ使用。かなりの冷え症ね。冷たいつま先があたたまる感覚ですか。 『越境と逸脱』自分でもできそうなんだけど、実現するのが難しそうなこと(この場合、海外ひとり旅)、それを男友達の経験を聞くことで満たす。あぁ、そんな手もアリか。そんな友だち関係だったのに、付き合いが面倒になる時期がやってくるのね。 『社会に出ない』友人に気にかけてもらえる存在か〜。どんな人だったんだろう? すべてをさらけ出さず、謎の部分があることが魅力? 自宅が見つからなかったのも良かったな。これで会えてしまったらおもしろくないもんね。
Posted by