化け猫、まかり通る の商品レビュー
図書館で。 懐に入りこむ猫が可愛い… 最初の話は猫の供養代をガメるってのはわかったんですが、なんでその後猫を集めるって話になったんだろう?三味線屋とかに売ったのかなぁ? とりあえず田楽ちゃんは可愛いなと思いました。
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猫嫌いだった主人公が猫の小さな命に触れることによって、猫に愛情が湧いてくる様子をするりと自然に書かれていて気持ちがよかった。
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とある事情で白猫になってしまった旗本の跡取り、宗太郎(通称:猫太郎)。裏長屋で営むよろず請け負い家業「猫の手屋」に舞い込む依頼は、猫供養、仇討ちの見届けなど、一癖も二癖もあるものばかり。すべては人の姿に戻るため。役者の雁弥、絵師の国芳ら、個性豊かな面々に囲まれて、今日も奇妙奇天烈...
とある事情で白猫になってしまった旗本の跡取り、宗太郎(通称:猫太郎)。裏長屋で営むよろず請け負い家業「猫の手屋」に舞い込む依頼は、猫供養、仇討ちの見届けなど、一癖も二癖もあるものばかり。すべては人の姿に戻るため。役者の雁弥、絵師の国芳ら、個性豊かな面々に囲まれて、今日も奇妙奇天烈な猫のサムライは善行を積む。泣いて笑える大人気あやかし時代小説、
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あいかわらず猫にも人にも温かい物語でした。 ところは日本橋・三日月長屋。 ひょんなことから白猫にさせられた武士・宗太郎。(猫太郎) 「猫先生!」 「いや、それがしは猫ではないのですが…」 今回も、そのむなしい抵抗が……笑えます。 もうね、犬のまるちゃんの忠誠心と、子猫の田楽ち...
あいかわらず猫にも人にも温かい物語でした。 ところは日本橋・三日月長屋。 ひょんなことから白猫にさせられた武士・宗太郎。(猫太郎) 「猫先生!」 「いや、それがしは猫ではないのですが…」 今回も、そのむなしい抵抗が……笑えます。 もうね、犬のまるちゃんの忠誠心と、子猫の田楽ちゃんのいじらしさがたまらない。 田楽ちゃんとの別れはさみしかったけれど、 続編ではぜひ、田楽ちゃんが幸せに暮らしている様子を見たいです。 そして、爺やの言葉が深く深く胸に響きます。 「市井に息づく猫、犬、鳥、虫一匹にも命がございます。 愛玩動物の生殺与奪は人間次第、さすれば、愛玩ではなく愛情をもってお育てなされ」 世は空前の猫ブーム。 これで不幸な猫ちゃんが少しでも減ってくれたらと願いつつも、 手放しで喜ぶことができない私には、 爺やの言葉が”ブーム”への警鐘のように聞こえました。 愛玩と愛情の違いを、自戒も含め理解したいと思います。 「猫の手貸します」 世のため人のため、ひいてはおのれのため、猫のため、恩送りするため、 百の善行を積めば人間に戻れるという、 その日を夢見て、猫太郎は今日も行く。 ただし、猫は七より大きい数字がわからないそうなので…(笑)
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本当の悪人が出てこない人情ものです。 老骨と犬のまるはいじらしいし晩夏の田楽は可愛いし、純粋な生き物に触れたくなります。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ある因果で猫の姿に変えられてしまった大身旗本の嫡男、宗太郎が 人に戻るため、世のため、人のため、猫のために100の善行を積む物語。 基本的に1話完結の短編だけど、内容が結構奥深くかつ滑稽でのめりこんで読みました。 時代は江戸、舞台は江戸の下町である日本橋船堀あたり。 今でも残る場所(あまり馴染みのないものがほとんど)も数多く登場するので、 何かの折に散歩してみると世界観が近づいて楽しいかなと思う今日この頃。 毎日妻の目を盗んで読書に携帯いじりと子育てを放棄気味の私には、 善行より悪行が積み重なっていますね・・・(笑)
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猫先生、前作では人間に戻れなかったので、今作こそは!と思っていましたが・・・ まだまだ続きそう?ですね(笑) 人情ものならぬ、猫情ものの、ほんわかあったかい話でなごみます♪ 仔猫かわゆす
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「猫の手、貸します 」の続編。 松葉に似たひげや、三つ鱗の形をした耳をこすり、あずき色の肉球に息を吹きかけ、しっぽりと濡れた鼻をぺろり、長くひんなりしたしっぽを立てる、猫の手屋宗太郎さん。 いやいや、それがしは猫ではないとも。 見た目の猫加減と、生真面目な性格のギャップが、今回も...
「猫の手、貸します 」の続編。 松葉に似たひげや、三つ鱗の形をした耳をこすり、あずき色の肉球に息を吹きかけ、しっぽりと濡れた鼻をぺろり、長くひんなりしたしっぽを立てる、猫の手屋宗太郎さん。 いやいや、それがしは猫ではないとも。 見た目の猫加減と、生真面目な性格のギャップが、今回も楽しかったです。 是非、続きが読みたい!
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シリーズ第二弾。 「猫先生(又は猫太郎、猫神様、化け猫等々・・・)ではありませんが」との反論を悉くスルーされながら、今回も猫姿の宗太郎が善行を積むべく頑張っております。 三話目に登場の、仔猫の“田楽”が健気でカワユイ。。。
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どんどん面白くなってきた。 シリーズものは、2作目からは面倒な説明文が短くて済み、読者も設定が分かっているので、物語の世界に入りやすい。 犬の“まる”や、仔猫の“田楽”、皆、人間と同じく忠誠心や家族への恩愛の情を持ち、可愛くて愛おしい。
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