高収益事業の創り方 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
骨太な経営戦略本。 いろんなケースがのっていて非常に興味深い一冊。 大変興味深い一冊ではあるが、メーカー系企業が中心であり、もう少しインフラ・不動産・サービス系の事業会社の事例の掲載もあると個人的には嬉しかった部分 memo ・優良という曖昧な表現でなく戦略の標的を利益率、成長率、占有率に ・戦略は利益の最大値を決定する。実績値を決めるのは管理 ・高収益への正攻法 売上高営業利益率は事業の立地で決まる(同じ会社でも事業で利益率は変わる) 立地を規模感や成長性で選んではいけない(規模成長は時に利益を犠牲に) 立地はミッションクリティカルであることが望ましい(必須性) 立地はアンアトラクティブであるほうがよい(見栄えしない方が楽園に化けやすい) 立地を選ぶ人物の時機読解能力が最後は決め手(どこで戦うかを考え抜けること。一般に創業者やその同族はこの意識や傾向が高い)
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タイトルにある通り、経営戦略構築の参考書だと思う。252件のケースを特徴ごとに分けて分析、解説してくれている。「優良企業は優良事業」「隣地開拓」「必要悪の解消」川上遡求の罠」など、なるほどと思うが、これは大企業向けのものでありスタートアップには向かないと思った。
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