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院内カフェ の商品レビュー

3.7

73件のお客様レビュー

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2019/03/27

病院内にあるけれど、そこだけは病院ではなくあくまでもカフェ。 気付いたら介護に追われ、ご主人までも… この奥さんの気持ちが痛いほど伝わってきた。 でも、この本のストーリー自体がいい方向に向かっていてよかったな。

Posted byブクログ

2018/12/21

病院の中にあるチェーン店のカフェ。今では多くの病院にある。最初はそこだけが妙に明るく健康的で違和感を感じることが多かった。でもこの本に書いてあるように、院内カフェってとても特殊だけど、ある意味「救い」になっている部分もある。患者にとっても、家族にとっても、医療関係者にとっても、自...

病院の中にあるチェーン店のカフェ。今では多くの病院にある。最初はそこだけが妙に明るく健康的で違和感を感じることが多かった。でもこの本に書いてあるように、院内カフェってとても特殊だけど、ある意味「救い」になっている部分もある。患者にとっても、家族にとっても、医療関係者にとっても、自分をリセットできて外とのつながりを感じられる場所のように思う。病院という建物の中でそれぞれが窮屈に演じている役割から開放される場所といってもいいかもしれない。どんな自分でも受け入れてもらえるという安心感がそこにはある。 ひとつの章が長く感じられ、リズムよく読み進むのが難しい作品だった。印象に残ったのは「みんな神様に選ばれてるんだよ。この世にある全てのものは、誤作動を起こすものでも、絶滅するものでも、必要なものなんだよ、きっと」という言葉。こんなふうに悟れたら素敵。

Posted byブクログ

2018/11/27

淡々と色んな人生が。多分誰でもちょっとずつ物足りなさを抱えていて、それとどうつきあうか、悩んだりやり過ごしたりしてるのかなあ。 病院にカフェやコンビニは絶対必要だよ。 付き添いにも楽しみ欲しいから(´ω`)

Posted byブクログ

2018/11/27

普通のカフェ。普通と違うのは病院の中にある、という事だけ。それ以外は何も変わらない。売っているものも、何もかも。来る人も選ばない。病気の人とそうじゃない人。院内カフェの様な存在でお互いに寄り添う。どちらにとっても居心地の良い、その空間。

Posted byブクログ

2018/11/25

この著者の本は初めて読んだ。 自然と引きこまれ、一気に読み終えた。 病院に併設されているカフェを舞台に、介護、不妊など、身近な問題にフォーカスしながらも、ほっこりさせる場面も多く、この著者が好きになった。 とくに、家族の介護をする側の人間の複雑な感情に共感を覚え、最後の選択には考...

この著者の本は初めて読んだ。 自然と引きこまれ、一気に読み終えた。 病院に併設されているカフェを舞台に、介護、不妊など、身近な問題にフォーカスしながらも、ほっこりさせる場面も多く、この著者が好きになった。 とくに、家族の介護をする側の人間の複雑な感情に共感を覚え、最後の選択には考えさせられるものが多かった。

Posted byブクログ

2018/10/09

病院内のカフェで働く作家の亮子とお客たちが湿っぽくなく柔らかい。難病も精神疾患も目線が優しくてわざとらしさがなくスッと入って来た。病気なのはもう一人の自分なのだとする女の子とその母親や、喧嘩した奥さんからの白い封筒の真相も優しかった。カフェにいる皆へ贈られたクリスマスプレゼントが...

病院内のカフェで働く作家の亮子とお客たちが湿っぽくなく柔らかい。難病も精神疾患も目線が優しくてわざとらしさがなくスッと入って来た。病気なのはもう一人の自分なのだとする女の子とその母親や、喧嘩した奥さんからの白い封筒の真相も優しかった。カフェにいる皆へ贈られたクリスマスプレゼントがふんわり温かかった。

Posted byブクログ

2018/09/24

病院に併設されてるカフェの店員 客 それぞれ生活の事情がある。それを一つずつ読ませてくれた。病人は自分の辛さが健康な人には分からないと見下してる、その考えはある種の発見だった

Posted byブクログ

2018/06/14

病院内にあるチェーン店カフェが舞台。バイトの村上君の淡々としたところがよかった。最後のクリスマスプレゼントにはほっこりさせられた。

Posted byブクログ

2018/03/23

病院にありながら、患者が治療のことを考えなくて済む落ち着ける場所である院内カフェ。そしてそこは"患者"ではなく"お客さん"として、健康な人も病気を患っている人も現実を忘れ団欒できる場。 大切な人が苦しんでいたら強い励ましや救いの方法で解決し...

病院にありながら、患者が治療のことを考えなくて済む落ち着ける場所である院内カフェ。そしてそこは"患者"ではなく"お客さん"として、健康な人も病気を患っている人も現実を忘れ団欒できる場。 大切な人が苦しんでいたら強い励ましや救いの方法で解決してあげたがる私たちだけれど、上手くいかなくて自己嫌悪・他者嫌悪に陥る。共感しすぎて引き摺られてしまう、そんな弱い私たちの立ち位置を教えてくれる。強い励ましや救いの方法、解決策は提供できないけれど、苦しんで救いを求めてきた人に笑顔でコーヒーをすっと提供できるようなカフェのような立ち位置でいれたらなと思う。 院内に併設しているカフェの意義を著者に教わった気がしました。

Posted byブクログ

2018/01/09

2017.12/16 たい子さん、今回は院内で"グルグル"思いが堂々巡りするんですね。ちょうど最近潰瘍性大腸炎で入院した知人がいて、これはキツイなぁと思いながら読んだことでした。

Posted byブクログ