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保育園義務教育化 の商品レビュー

3.8

112件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2020/12/07

はじめに、を読み終わったところで、、読んでてすごいスカッとしている。政治家の人に意見してほしいと思うくらい。。 続きが楽しみだ

Posted byブクログ

2020/10/07

日本は、妊婦のことは大切にするが、子どもを産んだ「お母さん」の身体はあまりに無頓着だ。 現代の育児というのは、相当の「情報強者」か「経済強者」でないと成り立たない。 虐待をしてしまう親は、社会的に孤立していて助けてくれる人がいない、子ども時代に大人から十分な愛情を与えられなかっ...

日本は、妊婦のことは大切にするが、子どもを産んだ「お母さん」の身体はあまりに無頓着だ。 現代の育児というのは、相当の「情報強者」か「経済強者」でないと成り立たない。 虐待をしてしまう親は、社会的に孤立していて助けてくれる人がいない、子ども時代に大人から十分な愛情を与えられなかった、経済不安や夫婦仲など、生活にストレスを感じている →お母さん自身の育児環境が整っていない アメリカでは、子どもの教育にお金や時間をかけるとしたら、小学校に入る前の乳幼児期だという定説がある。 これらは学力ではなく、「非認知能力」の向上によるもの。社会性がある、意欲的、忍耐力があるといった、生きていくために必要な能力のこと。 サラリーマンと専業主婦は、1960年から1990年の、日本経済が好調だった時代の産物。日本の伝統ではない。 国が少子化対策に本気で取り組まないのは、票にならないから? 保育園を義務教育化すれば、コスパの高い乳幼児教育の推進と女性の労働力増加につながる。また、一定規模の職場に保育所の併設を義務付ける、などすればいい。 また、保育士への待遇改善のために、税金を投入するべし。保育士になる人の数が増えなければ子どものための教育にならない。

Posted byブクログ

2020/05/30

読んで良かった。「お母さん」にはぜひ1章を読んで欲しい。個人的に衝撃だったのが、古市さんが好きで、よく人に聞いてしまう質問。「親が人間だって何歳のときに気づきましたか?」というもの。自分も母親になった今でも、自分の「お母さん」が「人間」かどうかなんて考えたことがなかった… あとは...

読んで良かった。「お母さん」にはぜひ1章を読んで欲しい。個人的に衝撃だったのが、古市さんが好きで、よく人に聞いてしまう質問。「親が人間だって何歳のときに気づきましたか?」というもの。自分も母親になった今でも、自分の「お母さん」が「人間」かどうかなんて考えたことがなかった… あとは出生率を上げようとしている割には打ち出される政策のなんと的外れのことか。現役世代に対する社会保障支出が多い国ほど、出生率が高くなることが分かっているのに、日本はどこまでも若者にお金を使わない国。出生率が上がるはずがない。

Posted byブクログ

2020/04/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

少子化に歯止めをかけるための提案が盛り込まれた一冊。内容はいたってシンプル。母親ひとりへの育児負担の集中、保育所の不足、経済的負担など子どもを産みにくい、育てにくい現在の環境を変えるため、0歳からの義務教育化を行うべき、というもの。良質な幼児教育は意欲の向上や感情の制御、大学進学率の向上、犯罪率の低下などプラス面が多いというデータがその根拠にある。子どもに公費を投入する方が、結果的には生産性の向上や社会保障費の削減などに繋がり、コストパフォーマンスが良いというものだ。 確かにその通りで、今の日本は子ども関連への公的支出が高齢者関連や他国と比較して少ない。その理由が政治家の票に結び付きにくいから、というのも有名な話である。本書で繰り広げられる現状の課題認識や分析については同感できる。 しかし、古市節もあってところどころくすっと笑いたくなるが、内容としては目新しい情報は少ない。待機児童問題の解消策として保育所の増設は早くから言われてきたことだし、保育現場の事故の情報公開や情報共有だけで保育の質が向上するとは思えない。時には物議を醸す発言で知られる著者だけに、他の専門家や政治家が指摘する内容ではなく、もっと振り切った内容が欲しかった。また、「建設業などの『男性』の職業が減少し、福祉分野などの『女性』の職業が増加しているため、女性の社会参加が必要」という論理展開は、ジェンダー的観点からもやや強引な気がした。 個人的には、少子化を止めるためには、ワークシェアリングの導入や公費負担あるいは子育て世帯への支給金額の拡大、子育て世帯を応援する社会的気運の醸成など、社会全体でダイナミックな動きを行う必要があると考えており、本書で提案されている内容はその一側面に過ぎないと言えるだろう。

Posted byブクログ

2019/12/19

お母さんになった途端、誰からも文句を 言われないストライクゾーンが極度に狭まって しまう。 →わかる!お母さんなのに…と 悪い意味で使われる。 でも、個人的にはお母さんになってから、 「私はお母さんだから、こういう行動をしなくちゃ」 と逆にがんばれたり、他人に優しくなれたように ...

お母さんになった途端、誰からも文句を 言われないストライクゾーンが極度に狭まって しまう。 →わかる!お母さんなのに…と 悪い意味で使われる。 でも、個人的にはお母さんになってから、 「私はお母さんだから、こういう行動をしなくちゃ」 と逆にがんばれたり、他人に優しくなれたように 思う。 個人的には “5章 草食男子が日本を滅ぼすというデマ” が面白かったです。 あと子どもを幼少期、 ヨーロッパで育てていた時期があったけれど その国から日本に帰ってきたときに 子連れ母に対して、若者や中年の方の 対応にがっかりすることが多かったし、 公共の乗り物などもほんとに優しくなかった。 ホームから改札へあがる エレベーターに乗るのも後回しとか。 常に控えめにいなければならないかんじ。 こんな日本で、少子化にならないわけないって ずっと思っていた。 少子化対策を本気でやってないのが よくわかる。 あと駒崎弘樹さんという方のことも 初めて知って 興味を持ったので著書などが あれば読みたいと思いました。

Posted byブクログ

2019/11/08

よくテレビで見る辛口のストレートにずばっと言う人だと思ってたが、これを読んで改めてすごい方なんだと感じた。 結婚もしてないし子供もいないけど、ここまで語れるのがすごい。 特に一章二章には共感しました。 世の中の親は教育費がかかるのは、高校大学だとおもってそれまでに一生懸命貯めるこ...

よくテレビで見る辛口のストレートにずばっと言う人だと思ってたが、これを読んで改めてすごい方なんだと感じた。 結婚もしてないし子供もいないけど、ここまで語れるのがすごい。 特に一章二章には共感しました。 世の中の親は教育費がかかるのは、高校大学だとおもってそれまでに一生懸命貯めることに専念して、学資保険とか入ってるけど、人生の成功は6歳までかかってる。脳みそが出来上がるまでの乳幼児時期という大事な時期に、もっと教育費を使うべきというのに納得。意欲忍耐という非認知能力は大切だと思う。 三歳児神話を信じている団塊世代、 国を動かす、政治家さんや働く男性にも読んでもらいたい

Posted byブクログ

2019/10/03

出産してから初めて読んだ本がこれでよかった! ポエ、あなたを誤解していました! ポエ、全国のお母さんの味方! ポエ、ありがとう。 まさかあなたに共感する日がくるとは。がはは。 うん。お母さん神話、はやく消えてくれ日本よ…。

Posted byブクログ

2019/09/14

読んでから社会についてもっと目を向けたいと思えるようになりました。女性はもちろん男性にも目を通して欲しい作品です。

Posted byブクログ

2019/06/21

乳幼児期の教育ってとっても大事だと思うし、改めててそう感じた。 でもなんでも親の責任になる日本はとっても異常だ。 集団の中で、様々な世代との関わりの中で「非認知能力」 を育てるのはとっても大切だと思う。 私もベビーシッターをやっていて、その大切さは理解したし、周りの反対があるこ...

乳幼児期の教育ってとっても大事だと思うし、改めててそう感じた。 でもなんでも親の責任になる日本はとっても異常だ。 集団の中で、様々な世代との関わりの中で「非認知能力」 を育てるのはとっても大切だと思う。 私もベビーシッターをやっていて、その大切さは理解したし、周りの反対があることも知った。 もっと社会全体で子どもを育てたい。 保育園義務化はその1つの手段になると思った。

Posted byブクログ

2019/04/17

お母さんが人間だっていつ気がつきましたか? この質問で始まる著書は、お母さんへの負担が大きすぎる今の子育てに疑問を投げかける。 タイトルを見て夢空言を書いている本のように思うかもしれないが、頑張っているお母さんを優しくねぎらい、少し勇気付けてくれる本でもあった。 参考文献のおすす...

お母さんが人間だっていつ気がつきましたか? この質問で始まる著書は、お母さんへの負担が大きすぎる今の子育てに疑問を投げかける。 タイトルを見て夢空言を書いている本のように思うかもしれないが、頑張っているお母さんを優しくねぎらい、少し勇気付けてくれる本でもあった。 参考文献のおすすめに★マークがつけられているので、それを読んでみようと思う。

Posted byブクログ