自閉症の僕の七転び八起き の商品レビュー
自閉症で生きづらい筆者の苦しみが、読んでいてひしひしと伝わってきた。自分の想いが表出できないのはとても苦しいと思う。言葉が話せても、相手に上手く伝えることが難しいのだから、なおさらだと思う。話せること、相手に伝える手段を持っていること自体がとても尊いことなのかもしれない。
Posted by
自閉症者に向けての文章もあり。諦めない、前向きな気持ちを感じた。 周りに迷惑をかけている自覚がある事に驚いた。 「べき」という語尾が気になったが、それほど強い願いなのだろう。
Posted by
・「ちょっと待って」→具体的時間を伝えること ・文句を言い始めたら取りあえず言わせる。気持ちを収めるために自分自身と戦っているから声かけをしても無駄。 ・失敗体験を積み重ねない。持ち物を自分の場所に入れられない自閉症児。間違う前に少し手伝ってあげて繰り返し教える。成功体験を繰...
・「ちょっと待って」→具体的時間を伝えること ・文句を言い始めたら取りあえず言わせる。気持ちを収めるために自分自身と戦っているから声かけをしても無駄。 ・失敗体験を積み重ねない。持ち物を自分の場所に入れられない自閉症児。間違う前に少し手伝ってあげて繰り返し教える。成功体験を繰り返すことで覚える。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
障害のある人もそうでない人も悩みの核となるものや、人として目指すべきものは同じなのではないかと思いました。 自分自身を見つめ、理解し、あくまで前向きに生きる著者の姿勢は素晴らしく、私も見習えたらと思いました。
Posted by
読み進めながら、自分の視点が広がっていくのを感じられました。 普通って、一人ひとり違うということを突きつけられます。寄り添う、見守る、聞く、話す、受け入れる、コミニュケーションの本質を考えるきっかけに。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自閉スペクトラム系の障害者とかかわる人には、宝箱のような内容だと思う。 当事者の内側からの説明にはものすごい説得力がある。 穏やかな文章なのに、伝える内容はなかなかに痛烈。 実は図書館で借りて読んだのだが、あらためて購入し、手元に置いておくつもりである。
Posted by
「自閉症の僕が跳びはねる理由」に続いて大人になってからの彼の本を読みました。 ネットで動画も見ましたが、会話が普通に出来ない彼が文字だったら表現出来るということに驚かされます。 人の思考、そして表現というものの奥深さを感じます。
Posted by
重度の自閉症をもつ方が自身の障害について、日々思う事について綴った1冊。 図書館の特設コーナーにあり、手に取った1冊。 豊かな感性や達観した物の見方に素直に感動した。 作中にある、「ちいさな気づき」7、8行の短い文章にはっとさせられる言葉が詰まっている。 自閉症という障害を抱え...
重度の自閉症をもつ方が自身の障害について、日々思う事について綴った1冊。 図書館の特設コーナーにあり、手に取った1冊。 豊かな感性や達観した物の見方に素直に感動した。 作中にある、「ちいさな気づき」7、8行の短い文章にはっとさせられる言葉が詰まっている。 自閉症という障害を抱え、葛藤の中で成長してきた作者ゆえに言葉のチカラを感じずにはいられない。
Posted by
いままでテレビなどでは自閉症などのを扱ったものはあるけれど、このように当事者本人が自分の心の内を表現しているところを初めて知り、びっくりしました。大変そうだなと思うことはあっても、彼らの感情や気持ちまで、想像することができませんでした。表現できないだけだ同じなんだということに改め...
いままでテレビなどでは自閉症などのを扱ったものはあるけれど、このように当事者本人が自分の心の内を表現しているところを初めて知り、びっくりしました。大変そうだなと思うことはあっても、彼らの感情や気持ちまで、想像することができませんでした。表現できないだけだ同じなんだということに改めて気付かされました。
Posted by
幼児が褒められるようなことで褒められてもうれしくないと、障害者本人が口に出す機会は、今迄あまりなかったのでしょう。特別支援教育に携わる人みんなに読んでほしいと思います。 「よかれと思って」やっていることのあれこれを見直す機会になるでしょう。
Posted by
- 1
- 2