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ほったらかし投資術 の商品レビュー

3.8

61件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    23

  3. 3つ

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2021/04/05

最後の、ETF管理者との対談のところが面白かった。インデックスファンドとの組成の仕方の違いや先物の活用など、担当者しか分からないようなことも知れた。 運用の仕方についても根底にある考えがはっきりしていて、読んでいて爽快感があった。以下、心に残った点。 ・「大損するかもしれないが、...

最後の、ETF管理者との対談のところが面白かった。インデックスファンドとの組成の仕方の違いや先物の活用など、担当者しか分からないようなことも知れた。 運用の仕方についても根底にある考えがはっきりしていて、読んでいて爽快感があった。以下、心に残った点。 ・「大損するかもしれないが、平均的には銀行より利回りが良く、幸運なら大損するのと同じくらいの確率で儲かる」ものに対して投資すると考える。 ・「必要な時に必要な分だけ」売る(誰も売り時、売る額などわからないから)

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2020/09/03

3.5点 2015年が最終改訂のため、この点数に。 とはいえつみたてNISAや巻末の商品ガイド以外は基本的な投資のやり方やマインドに関することなので読む価値はあり。 アクティブ運用とサラリーマンは相性が悪いという項目で、完全にパッシブ運用のみにすると決断できた。 はじめ方、...

3.5点 2015年が最終改訂のため、この点数に。 とはいえつみたてNISAや巻末の商品ガイド以外は基本的な投資のやり方やマインドに関することなので読む価値はあり。 アクティブ運用とサラリーマンは相性が悪いという項目で、完全にパッシブ運用のみにすると決断できた。 はじめ方、続け方、終わらせ方まで大枠がこの一冊で把握できるので読んでおいて損はない。

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2020/07/21

なにもしなくてもお金が増えます!   水瀬ケンイチ(ブロガー、インデックス投資をテーマにしている)と山崎元(経済評論家、楽天証券の社員、大学特任教授)の共同で書いた本。  インデックスファンドやETFで資産を”ほったらかし”で運用する考え方が書かれていた。 ”ほったらかし”とは...

なにもしなくてもお金が増えます!   水瀬ケンイチ(ブロガー、インデックス投資をテーマにしている)と山崎元(経済評論家、楽天証券の社員、大学特任教授)の共同で書いた本。  インデックスファンドやETFで資産を”ほったらかし”で運用する考え方が書かれていた。 ”ほったらかし”とはどういうことか?  自分の持っている資産でインデックスファンドやETFといわれる投資信託を買い、そのままずっと持っておく「バイ&ホールド戦略」で運用すること。個別株を買ったり売ったりする手間をかけず持っておくだけなので、簡単に運用できる。  インデックスファンドは ①手数料が安い②分かりやすい③負けにくい と長期投資に向いている。  運用中にやることは、年1回運用状況を確認し「ノーセル・リバランス」することだけ。 ノーセル・リバランス  自分が当初設定したリスク分散の比率(アセットアローケーション)が運用中に変わってくる。今保有している資産の比率をポートフォリオという。そのポートフォリオを元のリスク分散の比率へ戻すことをリバランスという。このリバランスを資産を売却(現金化)しないで、買い増しで行うこと。  リバランスは大きく狂っていなければ、気にすることはない。だいたいバランスが取れていれば良い。 インデックスファンドを買う証券会社  ネット証券が良い。銀行は行ってはいけない。SBI証券、楽天証券、マネックス証券をおすすめ。 運用のやりかた   生活資産と運用資産に分ける。生活資産は3カ月生活できるくらいで十分。  運用資産をリスク資産(減っても困らないお金)、無リスク資産(減っては困るお金)に分ける。  リスク資産でインデックスファンドを購入する。アセットアローケーションのおすすめは「海外5:国内5」。最大限NISAとiDeCoを利用する。  無リスク資産で国債(変動金利10年満期型)を買う。  年に1回ポートフォリオを見直し、リバランスをする(ノーセル・リバランス)。リバランスは大きく狂っていなければ、だいたいで良い。  運用中、お金が必要になったら躊躇無く売る。マイナス利益でも売る。 感想  理由や仕組みの説明が手厚く、実際の運用方法などは少し。といっても単純な運用なので説明は少ししか必要ないと思う。自分は積立NISAでインデックスファンドを購入し運用している。アセットアローケーションは本の通りではないが、ほったらかしなら海外5:国内5で良いかも。自分は無リスク資産は0で運用しています。その分リスク資産に回し、資産を増やしたい。資産運用を始めたくて読んだが、初めてでも参考になった。

Posted byブクログ

2020/05/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「お金は寝かして増やしなさい」の著者、水瀬ケンイチさんと、「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」の著者、山崎元さんの共著。ほったらかし投資に最適な資産配分、リバランスの方法などが参考になった。 学んだこと ・この本で勧めているのは、国内株式:先進国株式=5:5の資産配分。これは4:6や6:4になっても大丈夫とのこと。おおらかな運用でよい。国内株式がETF推奨で驚いた。 ・自分がどれくらいのリスクを負えるのかと考える際の、360という考え方が参考になった。例えば、65歳から95歳まで30年あるとする。この間の月数は360。そのため、360万円もっていれば、年金にプラス月1万余裕ができる。1800万ならば月5万。つまり、仮に1800万円損したとしても、月5万の余裕がなくなっただけだと考える。これは、気が楽になると思えた。そして、損しているのは1/3なので、投資金額は1800万✕3=5400万になる。 ・しばらく動かす予定がないお金は、個人向け国債の変動金利・10 年満期型にいれるのがおすすめとのこと。水瀬さんは、毎月定期的に購入していて、残存年数が階段状になり平均5年くらいになっている。満期が分散し、資金繰りが管理しやすいし、購入時の利回りがならされる、信託報酬のような運用コストもゼロというメリットがある。購入検討してみたいと思った。 ・確定拠出年金に、債権と株式を含んだバランスファンドは不向き。理由は、非課税メリットを最大化できないから。 ・投資信託の基準価格は、購入時にはまだ決まっていない。 ・「ETF」(Exchange Traded Fund)は、 上場した投資信託。主なコストは、「売買手数料」「信託報酬」 。買うときにも、売るときにも手数料がかかる。ETFの信託報酬は、インデックスファンドと比べると、圧倒的に低くなっている。 ・投資信託は、信託報酬以外にも「その他手数料」がかかっている。 ・一般的に、 投資信託は100億円の純資産があれば安心 といわれているが、単独で運用されているTOPIX型のインデックスファンドの場合、やや足りない。少なくとも100億以上が推奨。ファミリーファンド方式であれば、比較的安心。 ・年に1回はリバランスしよう。水瀬さんは、できるだけ買い増しをする「ノーセル・リバランス」をして税金が引かれることを防いでいる。もちろん、自分の資産を考えて行うこと。 ・水瀬さんのバイ&ホールドを続けられる理由の1つは、「資本主義経済の発展を信じているから」 。 2つめは、「自分のリスク度の範囲内で投資しているから」 。最初に立てたアセットアロケーションで、最悪どれくらいのマイナスになるかを考えている。私も、ある程度予想しなければと思った。 3つめは、「自分の感情は間違えることを知っているから」 。どんなに不安になって売りたいと思っても、合理的な理由がなければ売るべきではない。 ・将来の売り方。「お金が必要になった時に、「躊躇なく」必要な分だけ売ればよい」。必ず儲かるような「うまい売り方」は存在しない。特に、自分の買値よりも安い基準価額であっても、淡々と売ることができるような心がけが大切。 ・自分のリスク許容度の範囲内で投資をするのが大前提。リスク許容度が下がったら、それに合わせてアセットアロケーションを変更する。具体的には、株式クラス(日本株式・先進国株式・新興国株式など)のインデックスファンドを適当分売却し、同じだけ、個人向け国債(変動金利 10 年満期型)など債券クラスの商品を購入すればよい。

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2020/05/05

投資信託の投資方法について。良書。 リスク資産の国内、外国の比率を5:5とした理由を、読者に分かりやすく書くべき。

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2020/03/06

「お金の増やし方を教えて下さい」を読んで、Amazonの「あなたへのおすすめ」に出ていた本です。水瀬さんが一人で書いた「お金は寝かせて増やしなさい」もいいなと思いましたが山崎さんと共著とのことでまずはこちらを読みました。 お金の増やし方〜よりも周辺の情報まで書かれているのではない...

「お金の増やし方を教えて下さい」を読んで、Amazonの「あなたへのおすすめ」に出ていた本です。水瀬さんが一人で書いた「お金は寝かせて増やしなさい」もいいなと思いましたが山崎さんと共著とのことでまずはこちらを読みました。 お金の増やし方〜よりも周辺の情報まで書かれているのではないかと思います。おすすめの商品も少しジャンルが増えていました。 ただ、出版が2015年ということもあり商品や証券会社の情報、手数料など変わっている部分もあると思うので実際に投資を始める場合は自分で最新情報にあたった上で検討したほうが良いと思いました。

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2020/02/05

山崎 元氏と水瀬ケンイチ氏の共著。 流石に山崎氏の本は 外れが無い。インデックス投資本は何冊か読んだが、新しい発見が5個あった。 詳細は 株知識に記入した。

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2020/01/29

長期投資の基本を解説。取り上げられている投資信託など古くなっているが、考え方は今でも通用する。投資を始めるにあたって一読すべき。

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2019/11/30

# 書評☆3 全面改訂 ほったらかし投資術 | 山崎 元がいろんなところで推奨しているインデックス投資術 ## 概要 - 書名: 全面改訂 ほったらかし投資術 - 副題: - 著者: 山崎 元 and 水瀬ケンイチ - 出版日: 2015-06-30 - 読了日: 2019-...

# 書評☆3 全面改訂 ほったらかし投資術 | 山崎 元がいろんなところで推奨しているインデックス投資術 ## 概要 - 書名: 全面改訂 ほったらかし投資術 - 副題: - 著者: 山崎 元 and 水瀬ケンイチ - 出版日: 2015-06-30 - 読了日: 2019-11-21 Thu - 評価: ☆3 - URL: https://book.senooken.jp/post/2019/12/06/ ## 評価 著者の一人の山崎 元の別の書籍である「[図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!](https://book.senooken.jp/post/2019/12/09/)」が面白かったので,興味を持って漁った他書の1冊だ。 「図解」でも解説されていたような内容が,より細かく書かれていた。出版年的には,本書のほうが先なので,図解が本書の内容に基づいているというのが正確ではある。 基本的な内容は,「図解」でも書かれていた通り,投資信託のうち,インデックスファンドで国内と国外を5:5の比率で保有するというものだ。 手順や戦略が明確で悪くないと思った。アセットアロケーションやリバランスのところでなぜこの配分にするのかなどの細かい説明がなかったのが気になった。 ## 引用 > ### p. 82: イチオシ銘柄2点 > 普通の読者が無理なく買うことができる商品の中で、最も手数料が安いものが、国内株式では「MAXISトピックス上場投信」(銘柄コード134)、外国株式では「ニッセイ外国株式インデックスファンド」でした。 本書ではこの2銘柄を推奨していた。 > ### p. 143: 「リバランス」はどうするか -- 水瀬式・年に一度行う > リバランスは、好調なアセットクラスでの一部利益確定と、不調なアセットクラスでの割安な仕込みを行うことになるので、リターンの改善に寄与する面もあります。 > > 実際、日本株式・日本債権・外国株式・外国債券の4資産に均等投資したポートフォリオに1969年12月末に100円投資し、2007年12月末まで運用し、「リバランスなし」「1年ごとにリバランス」「3年ごとにリバランス」した結果、「リバランスなし」は1145円、「1年ごとにリバランス」は1404円、「3年ごとにリバランス」は1509円となったというデータがあります (出典・『しぶとい分散投資術』田村正之)。 分散投資の有益性をあまり理解していなかったのだが,分散投資してリバランスすると割安な資産の買い増しもでき,総合的な利益が大きくなるというのがわかってよかった。今まであまり考えていなかったので,今後はアセットアロケーションやリバランスを考えようと思った。 > ### p. 172: 考え方のヒント3・定額解約よりは、定率解約で 投資信託の売り方に関して,必要なときに売るというのもあるのだが,それ以外のコツが書かれていた。ドルコスト平均法のように定額で解約すると,株価の低いときにたくさん解約することになるので,定率での解約はなるほどと思った。 > ### p. 179: インデックス投資の情報収集 インデックス投資に関するおすすめ書籍が紹介されていた。 - ウォール街のランダム・ウォーカー - 敗者のゲーム - 全面改訂 超簡単 お金の運用術 - 最新 資産設計はポートフォリオで考える 投資信託35の法則 - 新・投資信託に騙されるな! - しぶとい分散投資術 次どこかで見かけたら読んでみたいと思った。 ## 結論 山崎 元がいろんなところで推奨しているインデックス投資術が書かれているように感じた。 無難な投資方法として参考になった。個人的には,本書で実際にアセットアロケーションやリバランスで運用成績の向上につながるということを知れたのは大きい。 また,参考書籍の紹介があったのもよかった。

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2019/11/07

本当に山崎さんと水瀬さんには、いつもありがとうございます!!と伝えたいです。 (信者として揶揄する人達もいますが) 自分の投資の教科書として手元に置いておくつもりの本です。 投資は決して「勝負」でありませんし、お金は人生にとって手段でしかない という箇所が響きました。 お二...

本当に山崎さんと水瀬さんには、いつもありがとうございます!!と伝えたいです。 (信者として揶揄する人達もいますが) 自分の投資の教科書として手元に置いておくつもりの本です。 投資は決して「勝負」でありませんし、お金は人生にとって手段でしかない という箇所が響きました。 お二人の、投資(画面とにらめっこ)に時間使わずに、どうか豊かな人生を歩んでほしい、という思いが伝わってきました。

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