「青春18きっぷ」ポスター紀行 の商品レビュー
18きっぷのポスター、いいよね。。 格安で列車に乗れる訳だから正直お金をかけてプロモーションする必要はないんじゃないかと思ってしまうトコはありますが、ポスターから溢れ出てくる旅情の洪水に、我々は旅に誘われてしまうんじゃないかと思います。 この本はそんなポスターとその撮影秘話なん...
18きっぷのポスター、いいよね。。 格安で列車に乗れる訳だから正直お金をかけてプロモーションする必要はないんじゃないかと思ってしまうトコはありますが、ポスターから溢れ出てくる旅情の洪水に、我々は旅に誘われてしまうんじゃないかと思います。 この本はそんなポスターとその撮影秘話なんかも纏めた本で、時系列に並んでいるので初期の撮影場所は意外と偏ってるなぁなんて余計なコトにも気付いてしまいます。 でも何よりも、ポスターをきっかけに思い出される自分の旅の記憶の方が大きい。夏の日の旅先の、静かな朝の空気感とか、北海道のクーラーの無い列車で窓を開けて抜けていった風とか、日常の中で忘れかけていた記憶がどっと出てきます。 本というよりも、これらのポスターの存在自体が偉大です。きっとたくさんの旅人を生み出したに違いない。 ちなみに個人的に特に好きなコピーは、 ・前略、僕は日本のどこかにいます。 ・「ずっと友達だよ」と言うかわりに、みんなで旅に出た。 ・大人には、いい休暇をとる、という宿題があります。 です。あぁ、どっか行きたくなってきた…!
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青春18きっぷのポスター写真集です。 旅をしている気分になれます。旅っていいなあと思える 1冊です(諸事情により私は旅が出来ないですが…)。
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列車での”のんびりとした一人旅”に憧れるきっかけになったのが、18きっぷのポスターでした。 季節ごと(販売期間ごと)、毎回のようにポスター越しのまだ知らない土地へ思いを募らせ、その後実際に旅した場所も。 表紙にもなっている下灘駅では「ああ、やっとここに来られた」と沈みゆく夕陽を駅...
列車での”のんびりとした一人旅”に憧れるきっかけになったのが、18きっぷのポスターでした。 季節ごと(販売期間ごと)、毎回のようにポスター越しのまだ知らない土地へ思いを募らせ、その後実際に旅した場所も。 表紙にもなっている下灘駅では「ああ、やっとここに来られた」と沈みゆく夕陽を駅のベンチで眺めながらわけもなく涙が出たり。 逆に、行ったところが後でポスターに登場して優越感にも似た妙な嬉しさがこみあげたりもして(驫木駅)。 18きっぷはその商品名にたがわず私の青春の一断片であり、今も使うたびに昔の気持ちを思い出させてくれる大切なアイテムです。 そしてポスターたちも、きっぷ同様に私の青春を彩る手助けをしてくれた立役者です。 ポスターをよくよく見てみると初期はきっぷの説明文も事務的でなく凝っていたんですね。 そこまでは覚えてなかったし、見てなかったかも。 いや、見ていて旅情を掻き立てられてたかも…そんな記憶も掘り起こそうとすると、当時のことが枝葉のように思い出されて。 ページをめくるごとにその頃のことを思い出しながら、ゆっくりゆっくり楽しみました。 私にとっては、卒業アルバムなんかよりも、読んでいて懐かしさを駆り立てられる一冊です。
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下灘駅にご執心だったことが意外と透けて見える。 時代とともに人から鉄へ対象物が変わってきているのも。
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神谷町のTSUTAYAでふと目について買った一冊。 僕は鉄道好きで、小さい頃は「青春18きっぷ」を使ってよく鉄道旅行をした。一人で東北一周の旅をしたのは高校一年の時だったか。夜行快速列車「ムーンライトえちご」での出会い、田沢湖でのヒッチハイク、斬新だった石巻の駅舎など、今でも鮮明...
神谷町のTSUTAYAでふと目について買った一冊。 僕は鉄道好きで、小さい頃は「青春18きっぷ」を使ってよく鉄道旅行をした。一人で東北一周の旅をしたのは高校一年の時だったか。夜行快速列車「ムーンライトえちご」での出会い、田沢湖でのヒッチハイク、斬新だった石巻の駅舎など、今でも鮮明に覚えている。 大学に入ってからも、研究のために茨城の常磐線の取手から片道三日もかけて鈍行列車で熊本は水俣まで乗って行ったり。 そんなわけで、青春18きっぷは、ポスターともども僕の大切な青春の一コマをなしている。 今では新幹線や飛行機で移動してしまい、旅情に浸る暇もない。そんなに急いで、どこへ行くのかと自問してみる。でもまあ、そういうものなのかもしれない。青春18きっぷは、青春を謳歌する者にのみそれを手にする権利があるのだ。
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