シンプルに考える の商品レビュー
LINE社長の森川さんの苦労談。盛り込み過ぎで、若干説得力に欠けるところもあるが、LINEが成長した原動力について知りたい方に合うと思う。
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目の前のユーザが求めている「違い」ではなく「価値」を実現するために、未来のビジョンは提供せずに現場の神経を研ぎ澄ませ、統制せずに常に現場をフルスピードで動かすことを考える。一般的になかなかできることではないが、本質的にできる人がそろった強いチームだからこそできたのではないのではな...
目の前のユーザが求めている「違い」ではなく「価値」を実現するために、未来のビジョンは提供せずに現場の神経を研ぎ澄ませ、統制せずに常に現場をフルスピードで動かすことを考える。一般的になかなかできることではないが、本質的にできる人がそろった強いチームだからこそできたのではないのではないかと感じた。スキルだけでなくユーザのためにがんばれる人を集められるように慎重に採用を行っているそうで、大量採用の企業ではなかなかむずかしいだろう。
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LINE株式会社の元社長である森川氏の経営理念をまとめた一冊。そのあらゆる考え方はタイトル通り「シンプル」に首尾一貫しており、全ては「ユーザーファースト」であるべきだと説く。自分の務めている会社も含め、世の中の多くの企業が陥りがちな悪習慣は沢山ある。それらがいかにムダな事なのか再...
LINE株式会社の元社長である森川氏の経営理念をまとめた一冊。そのあらゆる考え方はタイトル通り「シンプル」に首尾一貫しており、全ては「ユーザーファースト」であるべきだと説く。自分の務めている会社も含め、世の中の多くの企業が陥りがちな悪習慣は沢山ある。それらがいかにムダな事なのか再認識できた。森川氏の言葉はどれもド正論であり、特別何か新しい事を言っているわけではないが、現実的に実行するのは極めて難しいことばかり。それらを実際にやってのけてきたからこそ、今のLINEの成功があるのだと納得させられた。
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ユーザーの求めていることを中心に考える ユーザーは今あるものに対する不満がメイン まだないものについてはよく検討する必要あり ユーザーは気づいていない 本質を考える できる人ばかりの環境ではあえて管理しない 方向性のみ注意 エンジニアの自己満足に注意 選択肢の中から必要なものの...
ユーザーの求めていることを中心に考える ユーザーは今あるものに対する不満がメイン まだないものについてはよく検討する必要あり ユーザーは気づいていない 本質を考える できる人ばかりの環境ではあえて管理しない 方向性のみ注意 エンジニアの自己満足に注意 選択肢の中から必要なもののみ選び取る 重要なもの以外は捨てる 主体性を発揮させるためには、今何が足りないかに気づかせる
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著者と似た考え方をする経営者、或いは会社員は少数とはいえ多分そこそこいると思う。 問題はそれを実行できるか否か。 発想もさることながらその実行力に感銘。 いくら知識詰め込んでも行動に移さないと何の意味もないしね。
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ちょっと時間が空いてしまいましたが読了。 社長の経験談をまとめた本は読みながら「真似すること」と「真似しないこと」を自分の中でしっかりと区別するようにしています。だって、全く同じことをコピーしたからといって同じような環境を作れるわけではないので。僕という個人、適用される会社はそ...
ちょっと時間が空いてしまいましたが読了。 社長の経験談をまとめた本は読みながら「真似すること」と「真似しないこと」を自分の中でしっかりと区別するようにしています。だって、全く同じことをコピーしたからといって同じような環境を作れるわけではないので。僕という個人、適用される会社はそれぞれ違いますからね。 改めて「音楽と経営の関係」という命題に経営学を見たら面白いことがありそうな気がする。確かに真剣に音楽の道を志している人の話を聞くとみんなストイック過ぎる。。。でも、そのくらいではないと圧倒的な才能を持っている人には叶わないのかな。それとも、そもそも才能には。。。笑 それとB2C事業をするときのジレンマ。「ユーザーの声」 LINEという圧倒的に支持されるサービスを作り上げたその過程から学べることは多いはず!「戦わない。」「ユーザーと向き合う。」
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著者ご自身のキャリアとLINE株式会社を例にユーザーファーストを念頭にビジネスにまつわる全てをシンプルにデザインする。変化の早い今の時代に求められることは何かを追求し実行してきた経営者のお話。大共感。
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シンプルに考える 2015/5/29 著:森川 亮 会社にとって一番大切なことは「ヒット商品をつくり続けること」。ビジネスの本質は「ユーザーが本当に求めているものを提供し続けること」。 そのためには、ユーザーのニーズに応える情熱と能力をもつ社員だけを集める。そして、彼らが何も...
シンプルに考える 2015/5/29 著:森川 亮 会社にとって一番大切なことは「ヒット商品をつくり続けること」。ビジネスの本質は「ユーザーが本当に求めているものを提供し続けること」。 そのためには、ユーザーのニーズに応える情熱と能力をもつ社員だけを集める。そして、彼らが何ものにも縛られることなく、その能力を最大限に発揮できる環境を作り出す。 そのために必要なことだけをやり、不要なことはすべて捨てる。上記を根底として「シンプルに考える」をキーワードとして本書は以下の6章から構成されている。 ①ビジネスは「戦い」ではない ②自分の「感性」で生きる ③「成功」は捨て続ける ④「偉い人」はいらない ⑤余計なことは全部やめる ⑥イノベーションを目指さない 一見破天荒のように見える著者の考え。 しかし、それは破天荒ではなく、守破離の「離」の境地に達したような経営スタイルである。 経営の知識については体系的にも多くのことを学ばれそして、経営としての経験・実績としても兼ね備えている著者だからこそ、やってのけることが出来ているスタイル。 研ぎ澄まされて切れ味抜群の考えは、賛否両論あるとは思うが、実際にLINEの成功がユーザーからの絶大な支持を受けている現状だけを見れば、著者のやりたいことは十分にかなっていると見てとれる。 知識・経験・結果がついてきている「考え」ほど説得力の」あるものはない。その中からひとつでも吸収し実務にも活かしていきたい。
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この本はLINEの元代表取締役社長の森川さんが自身の経営や物事に関する考え方について述べた本です。 個人的に気に入っているのは『「不安」を楽しむ」』の節と『「成功」は捨て続ける』の節です。 ”未来が不確定だからこそ、可能性は無限大"という言葉には非常に勇気づけられる...
この本はLINEの元代表取締役社長の森川さんが自身の経営や物事に関する考え方について述べた本です。 個人的に気に入っているのは『「不安」を楽しむ」』の節と『「成功」は捨て続ける』の節です。 ”未来が不確定だからこそ、可能性は無限大"という言葉には非常に勇気づけられるものがありますし、成功を捨てるということは非常に難しく、意識しておく必要があるように感じました。 読む人の年代や立場によって響く部分は違うと思いますので、パラパラとめくってみて、気になった部分を読んでみるという読み方でも楽しめる作品だと思います。書店などで手に取ってみてください。
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元LINEの社長森川氏の著。 ビジネスをうまく回していくためのシンプルさの重要性を説いている内容。 ある程度規模の大きな会社の場合、トップにその気持ちがあるのか否か含め、書かれた内容の実現には大きなハードルがあるように感じるが、 書かれている内容は多くの人々がそうあって欲しいと...
元LINEの社長森川氏の著。 ビジネスをうまく回していくためのシンプルさの重要性を説いている内容。 ある程度規模の大きな会社の場合、トップにその気持ちがあるのか否か含め、書かれた内容の実現には大きなハードルがあるように感じるが、 書かれている内容は多くの人々がそうあって欲しいと思えるものばかりであり、それをLINEが実現しているのであれば、素晴らしいことだと思う。 ユーザーのことを考えるという基本については、改めて考えさせられた。 他社との競争という環境下であっても、絶対に忘れてはいけないことのはず。 でも、時として忘れてしまう・・・反省。
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