花酔いロジック 坂月蝶子の謎と酔理 の商品レビュー
実家の父が図書館で借りてきて、表紙のイラストに惹かれて読んでみました。 大学サークルならではの、意義があるんだかないんだかわからないような活動内容、ちょっと気取ったような小難しい言葉を駆使した会話が、自分の大学時代を思い出して懐かしかったです。 謎解きとしては、事件そのものがそん...
実家の父が図書館で借りてきて、表紙のイラストに惹かれて読んでみました。 大学サークルならではの、意義があるんだかないんだかわからないような活動内容、ちょっと気取ったような小難しい言葉を駆使した会話が、自分の大学時代を思い出して懐かしかったです。 謎解きとしては、事件そのものがそんなに大きくないから「ふ〜ん」という感じ。でも、事件ごとに深まっていく主人公とそのもの先輩に関係の今後が気になるので、続編も読みたいです。
Posted by
まったく関係ないサークルに入ってしまった主人公。 それもこれも、知られたくない弱みを握られたから。 5話の日常ミステリー。 最初の話で友人を失い(?) サークル仲間は恋仲の女性に振られたかもと嘆き 合宿先で飲み比べをさせられ まさかの文化祭のためのサークル乗っ取りを命じられ。 ...
まったく関係ないサークルに入ってしまった主人公。 それもこれも、知られたくない弱みを握られたから。 5話の日常ミステリー。 最初の話で友人を失い(?) サークル仲間は恋仲の女性に振られたかもと嘆き 合宿先で飲み比べをさせられ まさかの文化祭のためのサークル乗っ取りを命じられ。 最後には、ちらちらと出てきていた主人公の父親の 頑張り具合により~な見合いが。 どれもこれも、主人公は動いているような 傍観して巻き込まれているような、で 微妙にかわいそうな…という気分に。 面白いですけどw 最後に関しては、両親『一生の頼み』を 使い果たしてしまいましたが、次に使うのは 祖母とかでしょうか?? 幹事長の最後のお言葉には驚きでした。 だからこそ、弱みを握れた、のでしょう。
Posted by
日常の謎に青春と恋愛を絡めた作品。謎はどれも小振りではあるものの登場人物たちの心情が「ああ、こういう謎を生み出しそう」と思わせた。二人の続きが気になるので続きも読みたい。
Posted by
戸山大学酔理研究会の話。面白いんだか、面白くないんだか、微妙なストーリー。神酒島先輩はつかみどころのない人だな。蝶子とこれからどうなるのかな。
Posted by
人の心が織りなす謎が解き明かされる。謎の最たるものが恋か。 蝶子にとって、ミステリは善し悪しを他者と語らう代物ではなく、好きなものの種類くらい自分で分かっており、他のものを人から押し付けられたくないという言葉にいたく共感…。
Posted by
とりあえずトラブル体質というかそういう主人公のドタバタ劇。登場人物は基本大学生なので、非常に親近感がわく。推理にかけてあるから、日常の謎系なのかと思ったらそうではなかった。とはいえ、これはこれでおもしろく読み切れたので、よかった。
Posted by
何かいい。 自分がら大学生だったら、遠くから眺めてるだろうけど。 ささいな謎があって、ほんわかと解き明かされる話。 まだまだ蝶子の飲んべぇな大学生活は続きそうである。 それにしてもこの作者、黒猫と同じ人の作品とは、初見ではわからないかも。
Posted by
好きだなぁ、森晶麿。 テンポの良さと心地よさ。なのに『ついてこい!』っていう強引な引っ張りがなくて、きちんと考えさせられる。考えることは、推理じゃない。あくまで人間心理みたいなところ。 黒猫シリーズもおもしろかったし好きだけど、柔らかな、比べるとちょっとあほな空気が、好きです...
好きだなぁ、森晶麿。 テンポの良さと心地よさ。なのに『ついてこい!』っていう強引な引っ張りがなくて、きちんと考えさせられる。考えることは、推理じゃない。あくまで人間心理みたいなところ。 黒猫シリーズもおもしろかったし好きだけど、柔らかな、比べるとちょっとあほな空気が、好きです。
Posted by
この作者の作品3作目。 淡々と進む話のペースが心地いいアニメのような読みやすさ。恋が進むようで進まない青春のもどかしさもいいと思う。 いくら酒を飲んでも酔わない主人公がいろんなものに酔って?いくお話。面白かった。
Posted by
アルコール消毒❗️きゃあよいですなぁ。 でもみんなずっと同じ場所にはいられないんですね。 一抹のさみしさを感じながら歩いていくことで私の望む結末になることを信じて…続きをはっきりさせて〜
Posted by