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ナチスの財宝 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2017/07/02

興味深く読み進めることができたが、財宝の紹介というよりは、各地に隠された財宝の発掘に関する経過の紹介という感じであった。 数々の絵画や金、宝石などの財宝がどのような経緯で、どの様なところに隠された可能性があるのかを知ることができた。 個人的には絵画の部分は興味深く、最後の最後ま...

興味深く読み進めることができたが、財宝の紹介というよりは、各地に隠された財宝の発掘に関する経過の紹介という感じであった。 数々の絵画や金、宝石などの財宝がどのような経緯で、どの様なところに隠された可能性があるのかを知ることができた。 個人的には絵画の部分は興味深く、最後の最後までヒトラーは美術館を作ることを夢見ていた姿が印象的だった。

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2017/02/23

毎日新聞記者が特派員としてベルリン滞在中、個人的興味からナチスの財宝伝説を調査・取材した内容をまとめたもの。 ナチスが略奪したとされる美術品はおよそ60万点。このうち10万点は今も未発見だと言われている。 「琥珀の間」…ナチス財宝伝説では有名。

Posted byブクログ

2016/05/22

西洋版徳川の埋蔵金、映画館などでちょくちょく出てくるナチスの財宝の実態が知れて良かった。琥珀の間にコッホコレクション。英雄ロンメルの影で動いていた極悪人など、ナチスドイツの秘密系はベタだけど面白い。

Posted byブクログ

2016/04/05

戦後ヴィーゼンタールはユダヤ人脈を駆使し、ナチス先般の追跡に生涯を捧げる。特に有名なのが数百万人を強制収容所に送る指揮をとった元SS中佐アドルフ・アイヒマンの追跡だ。ヴィーゼンタールは1953年、アイヒマンがアルゼンチンに潜伏しているとの情報をキャッチし、在ウィーンのイスラエル大...

戦後ヴィーゼンタールはユダヤ人脈を駆使し、ナチス先般の追跡に生涯を捧げる。特に有名なのが数百万人を強制収容所に送る指揮をとった元SS中佐アドルフ・アイヒマンの追跡だ。ヴィーゼンタールは1953年、アイヒマンがアルゼンチンに潜伏しているとの情報をキャッチし、在ウィーンのイスラエル大使館経由でイスラエル本国に連絡する。イスラエルは言わずと知れたユダヤ人国家だ。当時、FBIは「アイヒマンはシリアに隠れている」と思ったらしいが、ヴィーゼンタールの情報はやはり正しかった。結局アイヒマンはアルゼンチンの首都ブエノスアイレスに「リカルド・クレメント」の偽名で潜伏していることが判明した。こうした情報を受け、イスラエルの諜報機関モサドはやがてブエノスアイレスで家族と暮らすアイヒマンらしき人物の行動確認を始める。そして本人だとの確信を深めたのは1960年3月21日だった。この日、アイヒマンは普段立ち寄らない花屋に入り、花を買って自宅に帰った。この日はアイヒマンの25回目の結婚記念日で、花束は妻へのプレゼントだと推測された。偽名は使っているが、結婚記念日まではごまかせないことから、本人に間違いないと確信した。モサドはそう確信して約2か月後にアイヒマンを拘束してイスラエルに連行した。誕生日や記念日をドイツ人は疎かにできない。ドイツ人らしい律儀な失策だった 。

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2015/10/08

未だに見つかってゐないとすれば今どこにその財宝があるのか、といふ謎解きにかなりのページを費やしてゐるが、今あるんだかないんだか分らないんだから面白くないしどうしようもない。第五章にあるナチスが絵画など財宝に執着した理由や頽廃芸術などナチスの美術政策等もっと歴史的事実に着目すべきで...

未だに見つかってゐないとすれば今どこにその財宝があるのか、といふ謎解きにかなりのページを費やしてゐるが、今あるんだかないんだか分らないんだから面白くないしどうしようもない。第五章にあるナチスが絵画など財宝に執着した理由や頽廃芸術などナチスの美術政策等もっと歴史的事実に着目すべきで本末が転倒してゐる。

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2015/08/07

ドイツ駐在新聞社記者が、自分の足で調べた現地調査やインタビューをもとに執筆。目新しい内容はあまりないが、箸休め的に楽しめた。

Posted byブクログ