ならずものがやってくる の商品レビュー
アメリカ人も頑張っているんだなと思える小説。成功したり幸せだと思えたりするようになるための行動が空回りや逆効果になることがほとんどで、でも生きていかなくてはならない。
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ロバート・アルトマン的群像劇をミニマルな人間関係に落とし込んだ小説、と乱暴にまとめることができるけど、13章あるすべて文体が違う。誰かの人生が誰かの人生に関係していて、時間が経つとさらに思いも変わる。人の生き様、思考、時間、すべてを混ぜ込んだ傑作。
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章ごとに登場人物や彼らの生きる時代が移り変わり重層的なうんたらかんたらみたいな小説。 散漫的読書になってしまい全然あたまに入ってこんかった。 引き出し多いんだけど、自然主義的なアレを小説にあまり求めていないのじゃ。 デッドケネディーズとか出てくる
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原書名:A VISIT FROM THE GOON SQUAD ピューリッツァー賞、全米批評家協会賞、ロサンゼルス・タイムズ文学賞、全英図書賞(国際部門) 著者:ジェニファー・イーガン(Egan, Jennifer, 1962-、アメリカ・シカゴ、小説家) 訳者:谷崎由依(19...
原書名:A VISIT FROM THE GOON SQUAD ピューリッツァー賞、全米批評家協会賞、ロサンゼルス・タイムズ文学賞、全英図書賞(国際部門) 著者:ジェニファー・イーガン(Egan, Jennifer, 1962-、アメリカ・シカゴ、小説家) 訳者:谷崎由依(1978-、福井市、小説家)"
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2017/05/13 主人公2人をテーマにしながら、時間と登場人物が毎回違う複数の章で構成されており、内容を理解するのに苦労した。主人公達を周辺人物達の視点でハイライトしていく新しいかたちの小説である。
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こういうのんが好み。 すごいおもしろかった。 登場人物数珠つなぎ。 パワポの小説って秀逸。
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2011年ピュリッツァー賞、全米批評家協会賞受賞作。 時系列がやや解り辛いところが難だが、細やかなエピソードを積み上げる中に実験的な表現もあって面白かった。 まったく知らなかったが、ランダムから出ていた『古城ホテル』は同じ著者らしい。あちらは確かサスペンスというかホラーというか、...
2011年ピュリッツァー賞、全米批評家協会賞受賞作。 時系列がやや解り辛いところが難だが、細やかなエピソードを積み上げる中に実験的な表現もあって面白かった。 まったく知らなかったが、ランダムから出ていた『古城ホテル』は同じ著者らしい。あちらは確かサスペンスというかホラーというか、ジャンル小説に属するものだった記憶があるので、謎らしい謎のない本作は意外だった。
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