あぶない叔父さん の商品レビュー
マジであぶない叔父さん(笑) こんな人野放しにしたらあかんわぁ〜(笑) 野放しになってるお陰で田舎町なのに短期間で人死にすぎ(笑)
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こういうジャンル(1話目を読めばすぐ解る)と割りきって読めば、楽しめる。 罪を憎んで人は憎まず。 某テレビ局の木曜深夜のドラマ枠向き作品です。
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これまた、冒頭で事件が起こり、主人公がいろいろ調査していき、最後に叔父さんが事件を解決する。 というふつうのミステリーものかと思いきや最初の事件の犯人で度胆を抜かれる。 ノックスの十戒に思いっきり違反しているけど、いきりなりそいつを犯人にするのかと驚き引き込まれてしまった。
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なんというか。 ハートフルだよね。いろいろな意味で。 最近の麻耶先生はずいぶん読みやすくなったなぁとか思ったり。安心して読めるようになりましたよね。 まぁ救いようがない話ではあるんだけれど、ある意味普通というか……。 とりあえず、おじさんのいい人だけどほんとダメな人っぷりが...
なんというか。 ハートフルだよね。いろいろな意味で。 最近の麻耶先生はずいぶん読みやすくなったなぁとか思ったり。安心して読めるようになりましたよね。 まぁ救いようがない話ではあるんだけれど、ある意味普通というか……。 とりあえず、おじさんのいい人だけどほんとダメな人っぷりがなかなか良かったです
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旧態依然とした小さな霧の町に住む高校生が語り手である。困ったことや不思議な事件があると離れに住むなんでも屋の叔父さんに相談する。しかし実は事件の真相は…という連作ミステリ短編集。 語り手の少年は温厚で頭も切れる叔父さんが大好きなのだが、どう”あぶない”のかは読み進むうちにわかって...
旧態依然とした小さな霧の町に住む高校生が語り手である。困ったことや不思議な事件があると離れに住むなんでも屋の叔父さんに相談する。しかし実は事件の真相は…という連作ミステリ短編集。 語り手の少年は温厚で頭も切れる叔父さんが大好きなのだが、どう”あぶない”のかは読み進むうちにわかってきてニヤリとすることになる。黒い。
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連作ミステリ。それぞれのトリックとしてはオーソドックスなのだけれど。オチにがっくりさせられてしまう新感覚ミステリかもしれません。なんというか……突っ込みどころ満載です(笑)。いや、それって運が悪いとかそういう問題なのか? とか。あんたその口でそんなこと言うか? とか。 お気に入り...
連作ミステリ。それぞれのトリックとしてはオーソドックスなのだけれど。オチにがっくりさせられてしまう新感覚ミステリかもしれません。なんというか……突っ込みどころ満載です(笑)。いや、それって運が悪いとかそういう問題なのか? とか。あんたその口でそんなこと言うか? とか。 お気に入りは「失くした御守」。やはりしょっぱなからあの真相というのはインパクトがありました。まさか、だよなあ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
またもや、意表を突く短編集。「神様」シリーズでは探偵役が神様で一行目で犯人が分かっている、という奇想天外な設定。「貴族探偵」シリーズでは、安楽椅子探偵かと思えば本当に何もしない探偵、メイドや執事、運転手にすべてを任す自称貴族。しかもこのどちらの短編集も話が進むごとに話がより煮詰められ完成度が高くなる。 そして「あぶない叔父さん」。様々な事件に遭遇する主人公の叔父さんが探偵役・・・でありながら、何と犯人!も兼ねるという推理小説中あまりない探偵役=犯人という最難関の設定で描かれる短編集。さらに一工夫してあり、密室だったりという本格モノのガジェットも詰め込まれている。ホント、この人の奇才ぶりは際限がない。早くも次の作品が楽しみ!
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+++ 鬱々とした霧が今日も町を覆っている―。四方を山と海に囲まれ、古い慣習が残る霧ヶ町で、次々と発生する奇妙な殺人事件。その謎に挑む高校生の俺は、寺の小さな離れに独居してなんでも屋を営む、温厚な叔父さんに相談する。毎回、名推理を働かせ、穏やかに真相を解き明かす叔父さんが、最後に...
+++ 鬱々とした霧が今日も町を覆っている―。四方を山と海に囲まれ、古い慣習が残る霧ヶ町で、次々と発生する奇妙な殺人事件。その謎に挑む高校生の俺は、寺の小さな離れに独居してなんでも屋を営む、温厚な叔父さんに相談する。毎回、名推理を働かせ、穏やかに真相を解き明かす叔父さんが、最後に口にする「ありえない」犯人とは!常識破りの結末に絶句する「探偵のいない」本格ミステリ誕生!!年間ミステリ・ベスト10常連の奇才が放つ、抱腹と脱力の問題作。 +++ 「失くした御守」 「転校生と放火魔」 「最後の海」 「旧友」 「あかずの扉」 「藁をも摑む」 +++ 叔父さん、一見頼りなく、見た目は怪しげではあるが、ほんとうに穏やかで、なんでも屋の仕事も丁寧にこなし、人の役に立つ好人物である。甥である優斗の相談にもいつも親身になってくれるし。だがそんな折、飛び出してくる叔父さんの打ち明け話が実は怖い。そしてそれが、各物語のオチになっている。いいのかこれで!?という感じではあるが、そこが著者らしい。叔父さん、ある意味疫病神ではないか。くくくと思わず笑ってしまう一冊である。
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サイコパスな探偵と助手のお話というか、これは推理小説なのかな?流石にこれでこのミスランクインはないだろうなあ。
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探偵役不在と犯人が●●●●という常識破り設定は麻耶雄嵩らしさを感じさせますが、第三話の【最後の海】以外は同じパターンで展開が読めてしまいますし、トリックもあまり褒められた出来栄えではありません。 また、三角関係の結末も明確に記されていないので微妙な読後感です。 発想の転換で全ての...
探偵役不在と犯人が●●●●という常識破り設定は麻耶雄嵩らしさを感じさせますが、第三話の【最後の海】以外は同じパターンで展開が読めてしまいますし、トリックもあまり褒められた出来栄えではありません。 また、三角関係の結末も明確に記されていないので微妙な読後感です。 発想の転換で全ての謎が一気に解かれる【旧友】がまずまずの出来かなと思います。
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