人工知能は人間を超えるか の商品レビュー
出版時期に対してある程度技術が進歩した段階で読んでいるためややずるい部分はあるものの、現状認識及び将来予測についてやや疑問があった まず、既存の手法で問題となっていた特徴量生成についてディープラーニングによってほぼ解決したとの論旨に見えたが、技術的な部分と実運用的な部分で少なくと...
出版時期に対してある程度技術が進歩した段階で読んでいるためややずるい部分はあるものの、現状認識及び将来予測についてやや疑問があった まず、既存の手法で問題となっていた特徴量生成についてディープラーニングによってほぼ解決したとの論旨に見えたが、技術的な部分と実運用的な部分で少なくとも問題が1つずつあると思う 技術的な部分に関しては、あくまでディープラーニングによって行われるのは特徴量生成であって、入力にどこまで用いるかというフレーム問題は依然として存在し、これは実社会で使用するうえでかなり適用範囲に制限がかかる また、生成される特徴量が人にとって理解可能なものでなくても構わないという話があったと思うが、人にとって理解できない特徴量に対してシンボルをつけることは難しく、またそれを用いた重大な判断を人が信じるためにはかなり盲目的になる必要がある 将来予測についても、実現するための困難についてあまり語らずできるかもしれないものについてかなり多く語っており、本書で恐れている期待値が上がりすぎることによるブームの終了を引き起こしかねないリスクを孕んでいるように感じた とはいえコアメッセージや説明の多くは良いものであると思うので、人工知能に過度に期待しないように読めばいい本だと思う
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囲碁、将棋などのコンピュータソフトが実はシンプルな探索木による推論であり、特徴点を与える人間次第である。 どのような特徴点を与えれば有利になるかを考えることが結果的に将棋の強さにつながるのかな。藤井聡太さんの強みもそこにあるのかもしれない。 ディープラーニングについては、非常に...
囲碁、将棋などのコンピュータソフトが実はシンプルな探索木による推論であり、特徴点を与える人間次第である。 どのような特徴点を与えれば有利になるかを考えることが結果的に将棋の強さにつながるのかな。藤井聡太さんの強みもそこにあるのかもしれない。 ディープラーニングについては、非常に面白い。コンピュータが概念を取得する過程は人間が学ぶ過程と同じようなものであり、これを知能として呼ぶのはごく自然だなと感じる。 人工知能の研究はすなわち生物、人間をより知ることに繋がっていくのだろう。
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少し専門的な部分もあったけれど、わかりやすかった。特に第5、6章がおもしろかった。人工知能は、単語に対するバックグラウンドを持っていないから、そこを付け足さないとということ。たしかに。
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星新一賞で「AIと作った小説」が初入選した2022年に改めて読むと、タイトルの答えはYESなのではないかという思いがこみ上げてくる。 松尾先生によるこれまでのAIブームの解説、そしてDNNの解説はわかりやすく、また当事者ならではの体温が宿ったものでエキサイティングだ。
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人工知能に足りない部分はなにか。私達の人工知能に対する知識にかけている部分はなにか。それが十二分に理解させられる書籍となっていたと思います。
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人工知能研究分野における権威の1人、松尾豊先生により人工知能研究の経緯から今後の発展にいたるまで、わかりやすく説明された本。いかに人工知能研究において、「人間とは何か」という本質的な部分にフォーカスが当てられてきたかがよく分かり、面白い分野だなと改めて感じた。
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人工知能について非常に分かりやすく解説してくれた本です。それでも知識不足の私には難しいと思う部分がありました。ディープラーニングやシンギュラリティについても説明が丁寧でこれ一冊読めば人工知能の基本的なところは抑えられると思います。
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AIで何ができるのか、考えるためにまずはAIの理解をと思い読んだ本。 巷で一括りにAIと謳われているものについて、レベル別に説明がありわかりやすかった。 特徴量を見つけるという、これまでネックになっていた部分が可能となったことで、AI技術はさらに進展していくと考えられるとのこと。...
AIで何ができるのか、考えるためにまずはAIの理解をと思い読んだ本。 巷で一括りにAIと謳われているものについて、レベル別に説明がありわかりやすかった。 特徴量を見つけるという、これまでネックになっていた部分が可能となったことで、AI技術はさらに進展していくと考えられるとのこと。 5年以上前の本なので、最新の情報というわけではないと想像するが、初めて学ぶことも多く、非常にわかりやすい本だった。
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AIについてなんとなく知った気持ちになれる本。 2015年の本なので古い情報もあるかもしれない。でも、人工知能が好きだ!という気持ちが伝わってきて面白く読めた。日本の人工知能開発者の苦悩と希望を知れる。 個人的には、人工知能は難しいと思う。 けれど、人工知能を追い求める過程で...
AIについてなんとなく知った気持ちになれる本。 2015年の本なので古い情報もあるかもしれない。でも、人工知能が好きだ!という気持ちが伝わってきて面白く読めた。日本の人工知能開発者の苦悩と希望を知れる。 個人的には、人工知能は難しいと思う。 けれど、人工知能を追い求める過程で世界はもっと便利になっていくから、希望を持ち続けたい。 人工知能という考え方は新しいものだと思っていたけど、実はかなり古くから存在して、コンピュータ以前から研究されていたということに驚いた。 研究者のやりたかったことに、技術が追いついてきている。(スターウォーズみたいでワクワクする) もっと最新のAIの事情の本も読みたいなと思った。
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人工知能、とくにディープラーニングに何ができて何ができないのか、将来的にはなにが期待できるのか、よくある理想論だけじゃなくて具体的によく書けている。 ディープラーニングがあればなんでも学習、予測できると勘違いしてるエセコンサルは是非読むべき。 ただ、人工知能は人の仕事を奪うのか、...
人工知能、とくにディープラーニングに何ができて何ができないのか、将来的にはなにが期待できるのか、よくある理想論だけじゃなくて具体的によく書けている。 ディープラーニングがあればなんでも学習、予測できると勘違いしてるエセコンサルは是非読むべき。 ただ、人工知能は人の仕事を奪うのか、に関しては少々現実に対する考察が甘い気がする。 できるのかできないのかに加えて、実際人はそれを実行に移すのか、に目を向けないと、最終的にどうなるのかを見通すことはできないと思う。 とはいえ、非常に良書であることに違いはなく、世の中の勘違いコンサル、自称エンジニアどもは爪の垢煎じて飲め、って感じ。
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