1,800円以上の注文で送料無料

日本の大課題 子どもの貧困 の商品レビュー

3.7

22件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    8

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2015/09/11

池上さんではない人の書いた部分が半分を占めています。そこの部分がいささかわかりづらくはあるものの、全体的に池上さんの眼差しが感じられて、児童養護施設についての考えを深めることができました。

Posted byブクログ

2015/08/16

児童養護施設のこどもたち 不遇な環境状況の子どもたち そんな子どもたちの境遇からテーマに迫る 前半はジャーナリスト池上彰さんと養護施設関係の専門家高橋利一さんの対談 後半は心理学者池上和子さんと実践者高橋利之さんの論説 勉強になりました。

Posted byブクログ

2015/07/19

 子どもは成育環境を選べない。貧困の連鎖を解決する方策はやはり教育なのか。  国を支える人材を育成する観点から,国が権限と責任を持って主導的に解決していかなければならない重要課題だと思う。

Posted byブクログ

2015/07/08

【所在・貸出状況を見る】 http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=all&category-mgz=all&m...

【所在・貸出状況を見る】 http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=all&category-mgz=all&materialid=11500168

Posted byブクログ

2015/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

実親が養育できない子供は社会が育てる。これが「社会的擁護」という思想です。養護施設の上限年齢を22歳に引き上げれば犯罪率や生活困窮者を防ぎ善き納税者として成長を社会が見守る体制を作っていくことが未来の日本を明るくする一つの提案。今日本では6人に1人の子どもが貧困状態である中、社会的擁護の問題は我が子だけでなく社会全体で子育てをするという考え方を再検討する立場はさらに必要であり、その子供がいずれは良き市民として社会に帰っていくことを考えなければならない。生産的サイクルを十分理解しなおす政治体制が必要。「子供たちに明るい未来を用意すること。それが大人の責任であり、明るい未来は、大人たちの人生の足元も照らしてくれるのです」複数の困難が重なっている状況を意味する。こうした子供は多重逆境と言います また、貧困と児童虐待は強い相関関係にある。

Posted byブクログ

2015/06/23

児童養護施設の現場から、子どもの貧困についての実態をレポートし、課題と展望を明快にえがくとあるが、前半は児童養護施設の現状と問題点、後半はそこに入らざるを得ない子供の主に家庭環境や親の実態を述べてある。 「多重逆境」や「連続性の喪失」と、施設入居の分析には納得できるし、負の連鎖も...

児童養護施設の現場から、子どもの貧困についての実態をレポートし、課題と展望を明快にえがくとあるが、前半は児童養護施設の現状と問題点、後半はそこに入らざるを得ない子供の主に家庭環境や親の実態を述べてある。 「多重逆境」や「連続性の喪失」と、施設入居の分析には納得できるし、負の連鎖も痛ましいと理解はできるが、「子供の貧困」という書名とは若干論点がずれており、(養護施設の現場やその改善の話が無意味とは言わないが)池上氏は多忙故か今一つツッコミが足りない感がある。 また、解決策が大学進学(これも大いに進めるべきとは思うが)、支援の目的が納税者を育てるためというのも一面的すぎるのではないだろうか。

Posted byブクログ

2015/06/20

児童養護施設という施設がどういうモノで何をしているのかがよく分かる。 この本と同時進行で「最貧困女子」鈴木大介 著を読んでいたので、子どもの貧困は根が深い上に、親の貧困などいろいろな問題が複雑に関わっていることを思い知らされる。 現実を把握してから、支援策はそれを受ける側が何...

児童養護施設という施設がどういうモノで何をしているのかがよく分かる。 この本と同時進行で「最貧困女子」鈴木大介 著を読んでいたので、子どもの貧困は根が深い上に、親の貧困などいろいろな問題が複雑に関わっていることを思い知らされる。 現実を把握してから、支援策はそれを受ける側が何を望んでいるのかを知ったうえで考えることが必要だろうと思った。 貧困を断ち切る方法として、「教育」の存在は大きいと改めて感じた。 高齢者社会だが、もっとひとり親や貧困層への支援策には予算が割かれてもよいのではないだろうか。 "「貧乏」と「貧困」は違う。” このことは知っておきたい。

Posted byブクログ

2015/06/03

児童養護施設の運営者との対談が分かりやすい。よき納税者を育てるために社会全体で子どもを育てる必要がある。

Posted byブクログ

2015/04/17

児童養護施設の現状。捨てられた子には罪がない。自立していない大人が多すぎるのだろうか。 国家予算で何もかもできないのはわかるが高齢者だけでなく、こういった人もどうするのか課題

Posted byブクログ

2015/04/16

子供の6人に1人は貧困家庭で育つ。 日本の自動保護施設の現状をレポートします。 ただ、食事を与え勉強させればいい、というものではなく、「自立」するにはどうすればいいか。 どんなサポートが必要か。

Posted byブクログ