名も無き世界のエンドロール の商品レビュー
マコトとキダの2人がまさに命懸けのプロポーズ大作戦を決行する。その理由や背景が思い出話と共に明らかになっていく。 現在と思い出話が交互に挟まる形で物語が進んでいき、用意されていた伏線が最後綺麗に回収され、スッキリと読み終わりました。 ハッピーエンドともバッドエンドとも言い難く...
マコトとキダの2人がまさに命懸けのプロポーズ大作戦を決行する。その理由や背景が思い出話と共に明らかになっていく。 現在と思い出話が交互に挟まる形で物語が進んでいき、用意されていた伏線が最後綺麗に回収され、スッキリと読み終わりました。 ハッピーエンドともバッドエンドとも言い難く、考え方によってはどちらにもとれる終わり方で読む人によって感想が変わりそうかなと思いました。 外の人間から見るとかわいそうだと思うけれども、マコトやキダ、ヨッチの当事者3人から見ると、起きてしまった事は仕方なくて、やれることは全てやった上で納得しての最後なのかなと思うので、個人的にはハッピーエンド側かなと思います。 感情移入して読むと言うより、その話がそこに繋がるのかとドキドキしながら読む作品だと思います。
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5,6年ぶりに再読したのである程度内容を覚えている上で読んだのですが、再読することで気づけることもあり面白かったです。 自分的にこの話の面白いところは時系列がバラバラに進められていくことです。エンドロールに近づくにつれて今まで時系列がバラバラに展開されていた話がつながっていく感じ...
5,6年ぶりに再読したのである程度内容を覚えている上で読んだのですが、再読することで気づけることもあり面白かったです。 自分的にこの話の面白いところは時系列がバラバラに進められていくことです。エンドロールに近づくにつれて今まで時系列がバラバラに展開されていた話がつながっていく感じが面白かったです。 あらすじを見てこの本を購入しようと思っている人はぜひ購入してみてください。自身が想像していた内容とは全然違うと思うので作者が自分達の予想をいい意味で裏切ってくれる所も面白いなと感じてもらえると思います。
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りんごかぁ!!! 怒涛のラストの展開に一気に読んだ。今までに読んだことのない断片的なストーリー展開で面白かった。
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行成薫さんの小説。 小説すばる新人賞受賞作品。 青春時代を共に過ごしたキダ、マコト、ヨッチ。彼(女)らをとりまく青春時代と31歳になった現在とを、行きつ戻りつしながら進んでいく物語です。 読み進めていく中で、途中何度も ・誰が話しているのか分かりづらい(セリフが連続する) ・...
行成薫さんの小説。 小説すばる新人賞受賞作品。 青春時代を共に過ごしたキダ、マコト、ヨッチ。彼(女)らをとりまく青春時代と31歳になった現在とを、行きつ戻りつしながら進んでいく物語です。 読み進めていく中で、途中何度も ・誰が話しているのか分かりづらい(セリフが連続する) ・同じセリフが出てきてくどい という理由で読むのを止めようかなと迷ったのですが、新人賞受賞作品が全くつまらないなんてことはないよなー、と考えなおし、最後まで読み進めました。 (正直、それくらいの動機がなかったらやめてたかもしれません) 結果、後半(p.200~)あたりから急激に面白くなってきて、そこからは一気に読み終わりました。前半と後半の面白さに段階がありすぎ、です。 全て読み終えて思うことは、 ・エピソードがばらけているのを繋ぎ合わせて想像していく過程が、ミステリーのトリックを考えるのにも似た感じで面白い ・全部読み終えるとこの作品の面白さが分かる ということでした。 これから読もうかな? と参考がてらレビューを見ている方がいらっしゃいましたら、 ・前半はあんまりおもしろくない ・青春っぽい描写沢山ある ・後半はけっこう惨いことも起こる この辺りを踏まえて判断されると良いかもしれないな、と思いました。
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無性にナポリタンが食べたくなる‼︎ 粉チーズとタバスコをたっぷりかけて。 リサが出てきたところでなんとなく話が読めてしまったので、どんでん返し的な楽しみはできなかったけど、3人の学生時代の青春はなんかいいなーと思った。私でもマコトを選ぶかなー! 小説だから仕方ないけど、復讐はちょっと遠まりすぎないか?と思った。復讐する相手と付き合って、好きなふりするとか辛すぎるんじゃ? キダちゃんもめちゃくちゃダークサイドな職業に転職してるし。 全体を通して伊坂幸太郎に影響されてるのかなー?と思った。軽快な会話や、同じセリフが何度も出てきたり、過去と現在が交互になる感じとか。
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過去と現在を行ったり来たりしながら物語は進んでいくので、若干の読みにくさは否めない。しかし、そのおかげもあってか、先が全く読めず、この話がどこへ向かっているのか分からないまま読み進めた。 「プロポーズ大作戦」といえば、山Pと長澤まさみちゃんの甘酸っぱい青春ラブストーリーが思い浮...
過去と現在を行ったり来たりしながら物語は進んでいくので、若干の読みにくさは否めない。しかし、そのおかげもあってか、先が全く読めず、この話がどこへ向かっているのか分からないまま読み進めた。 「プロポーズ大作戦」といえば、山Pと長澤まさみちゃんの甘酸っぱい青春ラブストーリーが思い浮かんでいたので、ラストには本当に驚かされた。怒涛の伏線回収で大どんでん返しがあり、切なさで胸が締め付けられ、涙が溢れた。 でもすっきりとはしなくて、読んだ後には喪失感に駆られた。余韻が残るこの終わらせ方はタイトルの「名も無き世界のエンドロール」にぴったりはまっていると思った。
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3人の関係性が好き 吹き出して笑ってしまうような描写もあったり 「プロポーズ大作戦」の意味が分かった時、切なくなるなんて思ってなかったからドッキリでした。 続編があるみたいなのでそちらも読んでみたくなる作品
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決して「パクリ」とか「二番煎じ」とか言いたいわけではなく、僕が好きな要素が入ってることの説明として、カジュアルな感じで、でもその人の経験に基づいた、若干偏りすぎじゃないかと思えるような信念を持ってる人が出てくるのとか、セリフの効果的な繰り返しは伊坂幸太郎っぽさを感じるし、映画への...
決して「パクリ」とか「二番煎じ」とか言いたいわけではなく、僕が好きな要素が入ってることの説明として、カジュアルな感じで、でもその人の経験に基づいた、若干偏りすぎじゃないかと思えるような信念を持ってる人が出てくるのとか、セリフの効果的な繰り返しは伊坂幸太郎っぽさを感じるし、映画への信頼とか引用には金城一紀っぽさも感じる。 あと、三人組で女子一人の構成は、絶対胸がギュッとなるような展開になるから好き。 つまり、僕の好みのど真ん中なんだ。
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マコト、キダ、よっち3人の軽快なトークもありすらすら読めてしまいました。 展開は読めてしまいましたが、マコトとキダがヨッチがいた証拠がここにあるとばかりにヨッチの言葉や行動を真似していたんだとわかった時は胸が熱くなりました。 最後の城田と警官のシーンがとても良かったです。
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再読。21歳の時のある事故から10年越しの悲しい復讐の話。現在、過去様々な年代での回想から構成されている。プロポーズ大作戦とはなんなのかヨッチはどうなったのかなぜ爆弾、殺し屋。 何度読んでも面白い。伏線回収や軽快なトークがすごく好き。
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