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Life の商品レビュー

4.4

31件のお客様レビュー

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2023/04/11

〝小さな町のはずれに、その店はあります。店の名前は『Life(ライフ)』。お客は『ライフ』を覗いて、必要なものや、気に入ったものがあれば持って帰ります。その代わり、自分が使わなくなった物や、誰かに使ってもらいたい物を置いていくのです。 こんなふうに...〟リユ-スシステムのお店『...

〝小さな町のはずれに、その店はあります。店の名前は『Life(ライフ)』。お客は『ライフ』を覗いて、必要なものや、気に入ったものがあれば持って帰ります。その代わり、自分が使わなくなった物や、誰かに使ってもらいたい物を置いていくのです。 こんなふうに...〟リユ-スシステムのお店『ライフ』を訪れる人たちを通して、〝それぞれの「人生」の一コマ〟と、この町で生きる人々との関わり合いが描かれ、お互いを思いやる優しさを大切にしながら、〝生かされながら生きている人生〟を諭した大人への絵本です。

Posted byブクログ

2023/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人と人が、 モノを通して間接的に繋がっていく流れを こうやって客観的な視点で見れることは 作品というモノが持つ素晴らしさだと思う。 【Life】という作中のお店自体にも 素晴らしさを感じたので、 ぜひコンビニみたいな感覚で 地域に一つや二つ、作って欲しいと思った。 無人販売の餃子屋さんみたいな勢いで 根こそぎ持ってかれる可能性、あるけども…。 コンセプトの面白さのみならず、 ちゃんとそのお店を利用した人たちの 大きな繋がりを軸に描かれていたのが とても好みでした。 ありがとうございました。

Posted byブクログ

2023/03/18

春を告げる身近な花のタンポポ。本書によると、日本はタン ポポの種類が豊富で、世界でも有数の「タンポポ王国」だそうです。その名前の由来や生態から綿毛はどこまで飛ぶのか等の素朴な疑問、在来タンポポと外来タンポポとの関係、タンポポ文学や料理まで多彩な情報が詰まった一冊。読めばタンポポ博...

春を告げる身近な花のタンポポ。本書によると、日本はタン ポポの種類が豊富で、世界でも有数の「タンポポ王国」だそうです。その名前の由来や生態から綿毛はどこまで飛ぶのか等の素朴な疑問、在来タンポポと外来タンポポとの関係、タンポポ文学や料理まで多彩な情報が詰まった一冊。読めばタンポポ博士になれそうです。

Posted byブクログ

2022/11/23

ライフというお店は、店員さんがいない。くる人は何かを置いていき、誰かが置いていった何かをもらっていくシステムの場所だ。 おじいさんを喪ったおばあさんがライフに花の種を置いていく。おじいさんが遺した春に咲く花の種を、育てられる状態になかったからだ。種はやがて……。 後半、ぼろぼろ...

ライフというお店は、店員さんがいない。くる人は何かを置いていき、誰かが置いていった何かをもらっていくシステムの場所だ。 おじいさんを喪ったおばあさんがライフに花の種を置いていく。おじいさんが遺した春に咲く花の種を、育てられる状態になかったからだ。種はやがて……。 後半、ぼろぼろ泣きながら読んだ。 大切な人を喪ったばかりの頃は、力が湧かず、自分に遺されたものがあるとわかっていても、先に進める気がしないこともある。 この絵本だと、誰かが次へ進むために、誰かのもとで務めを果たし終えたモノと出会って進んでいく、その外部の生命力に手を引かれるようにおばあさんが立ち直っていく姿がいい。他者はおばあさんを助けようとしているのでなく、それぞれ普通に生きているだけだが、その営みに力をもらっている。春に種が芽吹いて花が咲くような自然なつながり合い方に、ホッとする。

Posted byブクログ

2022/05/05

おばあさんの旦那さんは亡くなってしまったこと、遠距離恋愛で文通をしていたけど結婚をしたからもう便箋が必要なくなったこと、など文章ではっきり書かれていない事実を子どもが読み取るには難しい気がしました。 見えないけど見知らぬ誰かとどこかで繋がって支え合っていること、人の思いがどこかで...

おばあさんの旦那さんは亡くなってしまったこと、遠距離恋愛で文通をしていたけど結婚をしたからもう便箋が必要なくなったこと、など文章ではっきり書かれていない事実を子どもが読み取るには難しい気がしました。 見えないけど見知らぬ誰かとどこかで繋がって支え合っていること、人の思いがどこかで繋がれていること、日常のどこかで気づけたらいいですね。 こんな店があったら入ってみたいです。

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2022/04/29

とてもよいお話でした。ページを閉じたとき、 人の善なるところ、目に見えないけれど素敵なところを信じて生きていきたいなぁ…って思いました。

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2022/03/13

しずかに展開されるお話と淡く柔らかい絵がマッチした、穏やかで優しく心に沁みる絵本です。 人生の機微を経験した大人になるほど響く内容です。 最後まで泣かずに読み聞かせる自信がありません(笑) 読むなら高学年、中学生かな。 感じ取れる子どもは多くはないかもしれません。 だけどこういう...

しずかに展開されるお話と淡く柔らかい絵がマッチした、穏やかで優しく心に沁みる絵本です。 人生の機微を経験した大人になるほど響く内容です。 最後まで泣かずに読み聞かせる自信がありません(笑) 読むなら高学年、中学生かな。 感じ取れる子どもは多くはないかもしれません。 だけどこういうお話を感じられる子ども達が多くいてくれるといいなぁと思います。 10分くらい。

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2022/02/13

絵本って子供向けと思いがちだけれども、大切なことに気付かせてくれる素敵な作品が沢山ある。 この本もそんな一冊。読み聞かせにおすすめしたい。

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2021/04/22

ライフは、だれかが、一つ物をもらうときに、一つ置いていくお店。 さいしょ、おじいちゃんがなくなって、おばあちゃんが一人でさびしくてお花を育てられなくなっちゃったのがさびしかった。でも、さいごには、ライフに、おじいちゃんとおばあちゃんの種からさいたお花がいっぱいおかれていた。お花が...

ライフは、だれかが、一つ物をもらうときに、一つ置いていくお店。 さいしょ、おじいちゃんがなくなって、おばあちゃんが一人でさびしくてお花を育てられなくなっちゃったのがさびしかった。でも、さいごには、ライフに、おじいちゃんとおばあちゃんの種からさいたお花がいっぱいおかれていた。お花がかわいくて、うれしい気持ちになった。おばあちゃんも、うれしくなったと思う。 ぼくもライフに行ってみたい。 ペアのコーヒーカップがかわいかった。(小4)

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2021/04/21

~たがいに 生かされながら生きている すべての愛しきLifeへ~ とってもあたたかい絵本です。 悲しいときでもひとりで籠らず、 少しでいいから外に出てみることって大切なのかもしれません。 どこで何が転機で人に励まされるかわからない。 そして、自分も誰かを励ましているしれないと思...

~たがいに 生かされながら生きている すべての愛しきLifeへ~ とってもあたたかい絵本です。 悲しいときでもひとりで籠らず、 少しでいいから外に出てみることって大切なのかもしれません。 どこで何が転機で人に励まされるかわからない。 そして、自分も誰かを励ましているしれないと思えます。 ********** 地元の絵本やさんで見つけました。 絵本セラピーで朗読されたそうで、 店員さんも大好きな絵本と教えてくださいました。 大人向けににおすすめです。

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