十二月八日の幻影 の商品レビュー
46諜報の世界は知らないけれど、全部があと出しで解説されるというストーリーには大いに不満。一読しただけでは消化不良で、しかも再読しようとは思えないん凝ったプロットだったけど残念です。
Posted by
日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作に惹かれて。スパイの暗躍、暗号の解読…、日米開戦前夜の熱い防諜戦を描く。総長直属特別班の渡海、潮田コンビの活躍は今後も続きそう。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
他の類書と比較するとそこに引っかかるのというところもあるけど、そもそも諜報という概念がほとんどない時代に、主人公が僅かひと月の間に情報の重要性を理解していく成長の物語と読めば、スパイにスカウトされるという特殊な経験をする主人公に十分共感できる
Posted by
設定上「D機関」の結城中佐と比べたり、白浜少将に「ローレライ」の浅倉大佐が(個人的に)重なったりしたが、そんな事は関係なく、ものすごく面白かった。渡海少佐、恐るべき頭脳…。
Posted by
太平洋戦争前夜の帝都・東京で帝国海軍軍令部特別班と米英露のスパイの知略と謀略が火花を散らす! 読んでいて、どうしても柳広司氏のD機関シリーズがチラつく。まぁ、ああいうタイプの読み物を期待して手に取ったのではあるが。スパイミステリとしてのプロットは上手く出来ていたとは思うし、真...
太平洋戦争前夜の帝都・東京で帝国海軍軍令部特別班と米英露のスパイの知略と謀略が火花を散らす! 読んでいて、どうしても柳広司氏のD機関シリーズがチラつく。まぁ、ああいうタイプの読み物を期待して手に取ったのではあるが。スパイミステリとしてのプロットは上手く出来ていたとは思うし、真珠湾奇襲攻撃へと向かう歴史背景もそれらと上手く繋がっていたように思う。これが新人賞を取ったデビュー作と思えば、かのシリーズに似ていたとは言え、よく出来た作品であるのは違いない。ただ、もうちょっとキャラがなぁ、、、。渡海さんも潮田クンも私の目にはあんまり魅力的に映らず、有馬さんの描写も中途半端。他の脇役キャラの描き方も微妙。比較しちゃダメだと思いつつ、D機関の方が断然格好いいと思ってしまう。あと、最後にせっかく渡海&潮田コンビが出来上がりそうなのに、最初の題材が真珠湾攻撃にしてるからか、後の活躍を期待できそうになく、読後ちょっと複雑な気持ちになってしまった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読みにくくて時間がかかってしまった。 ついつい、ジョーカーゲームと比較してしまうし。 潮田の頭の固さにイライラした。本当に諜報に向いているのか? もう少し渡海と協力し合ってくれると、読みやすかったかも。
Posted by
2015.5.20.海軍の諜報機関の話。天才的な頭脳を持つ渡海海軍少佐の人物像は非常に魅力があり、開戦前夜に暗躍するスパイたちの話。物語の展開もすごく面白い雰囲気だったのだが、私のなかでは雰囲気でも終わってしまって、理解力がついていかず、消化不良に終わってしまった。成り行きで部下...
2015.5.20.海軍の諜報機関の話。天才的な頭脳を持つ渡海海軍少佐の人物像は非常に魅力があり、開戦前夜に暗躍するスパイたちの話。物語の展開もすごく面白い雰囲気だったのだが、私のなかでは雰囲気でも終わってしまって、理解力がついていかず、消化不良に終わってしまった。成り行きで部下になってしまう潮田と、同郷の後輩有馬の人物像が重なってしまった。
Posted by
内容(「BOOK」データベースより) 奇襲作戦の秘密が漏れている!裏切り者は誰だ?太平洋戦争前夜の帝都・東京を舞台に、帝国海軍軍令部特別班と米英露の謀報員たちの知略と謀略が火花を散らす!ミステリーとスパイ・サスペンスの見事な融合。第18回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。
Posted by
- 1