冴えない彼女の育てかた Girls Side(1) の商品レビュー
お互いの性格上、素直に褒め合うというのは到底無理だけど、英梨々も詩羽も内心ではちゃんとお互いを尊敬し合っているんだな。隠れファンというのも微笑ましい。いがみ合う2人が揃って紅坂朱音を見返すと決心するところが熱い。 朱音の化け物さには驚いた。殺人的な多忙さの中で、片手間でcher...
お互いの性格上、素直に褒め合うというのは到底無理だけど、英梨々も詩羽も内心ではちゃんとお互いを尊敬し合っているんだな。隠れファンというのも微笑ましい。いがみ合う2人が揃って紅坂朱音を見返すと決心するところが熱い。 朱音の化け物さには驚いた。殺人的な多忙さの中で、片手間でcherry blessingの二次創作本を描くとか…。
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すごい苦しい話だったけど、面白かった。 好きで始めた同人が人気になるにつれて、商業展開やメディアミックスで色んな大人たちと関わらないといけなくなって、いつしか自分の好きからすごく遠いものになってしまう。 クリエイターとしての優秀さは、人としての素晴らしさとは相容れないものであり、それが高坂茜なんだなと思いました。最初はすごく嫌悪感あったけど、過去話を聞くと今のようになってしまったのも頷けます。 絵でも小説でも人から評価されない限り全くお金にならない職業と言うのは、最後まで自分との戦いですごく残酷だと思いました。 次巻はちょっと甘めの展開に期待です。少し心がね。
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さえない竜虎のあいまみえ方,そして竜虎は神に挑まん. アニメ2期でも描かれていた,倫也視点からは見えなかった少女たちの物語が綴られていた. 個人的にいたく感動したのが,英梨々が詩羽を激励し,詩羽が涙するところ. ここから2人の戦友としての関係性が始まっていくというのが綺麗に描かれ...
さえない竜虎のあいまみえ方,そして竜虎は神に挑まん. アニメ2期でも描かれていた,倫也視点からは見えなかった少女たちの物語が綴られていた. 個人的にいたく感動したのが,英梨々が詩羽を激励し,詩羽が涙するところ. ここから2人の戦友としての関係性が始まっていくというのが綺麗に描かれていた. アニメ版ではさっくり仲直りしていた,恵と英梨々の関係性も小説の方では溝を残したままという描かれ方をしていて,ここから先映像媒体をは大きく展開が変わる小説第8巻以降に大きな期待が膨らむ終わり方だった.
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アニメ版の終盤にあって小説版7巻になかった話はここにあったのか。喧嘩するほど仲がいい。お互いに感じるものがあって、一応はリスペクトも持っている。この二人は意外といいコンビ。ラスト10ページ、あまり見ることはないけど「女同士の友情」ってこういう感じね。朱音がこれから寝だめして取り戻...
アニメ版の終盤にあって小説版7巻になかった話はここにあったのか。喧嘩するほど仲がいい。お互いに感じるものがあって、一応はリスペクトも持っている。この二人は意外といいコンビ。ラスト10ページ、あまり見ることはないけど「女同士の友情」ってこういう感じね。朱音がこれから寝だめして取り戻すという台詞が、直前に読んだ『一流の睡眠』と微妙にリンクした。
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Girls Sideというタイトルだけあって英梨々と詩羽先輩メインの巻でした。 普段は何だかんだ言ってても良いコンビなんだよね、この2人……倫也がいなければもっと仲良くなってたんじゃないのか君たちー?
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神回でした。えりりと詩羽先輩との出会いと確執、友情だけではない嫉妬とかドロドロしたものも全部含めた信頼と尊敬と。とにかく一言では言えない複雑な関係が、巨悪()紅坂朱音によって変わるそのさまを描く。blessing softwareの離脱は単純な裏切りなんかではなく、彼女たちの涙の...
神回でした。えりりと詩羽先輩との出会いと確執、友情だけではない嫉妬とかドロドロしたものも全部含めた信頼と尊敬と。とにかく一言では言えない複雑な関係が、巨悪()紅坂朱音によって変わるそのさまを描く。blessing softwareの離脱は単純な裏切りなんかではなく、彼女たちの涙の裏には……って何を言っているんだ僕は。7巻読んでもやっとした人はこれ読むといい(僕は別にそうでもなかったが)。少なくともクリエイターとしてのその納得はできる。しかしまた別の意味でもやっとする……かもしれない。本当の巨悪は丸戸史明。間違いないね。
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英梨々と詩羽先輩が離れていった真の理由がわかる中編集。 お互いの過去の、そして今に至る関係がよくわかる話だった。 ここから第2部にどう繋がっていくか見もの。
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最高の出来栄えだった7巻のサイドストーリーということもあるのか、手堅く纏めずに攻めに行ったほうの短篇集。エリリと先輩のライバルであり最高のパートナーでもある関係が心地よい。 普通、物語は主人公を軸とした人間関係がほとんどでそれを抜いて作品を成り立たせることは難しいものが多いと思...
最高の出来栄えだった7巻のサイドストーリーということもあるのか、手堅く纏めずに攻めに行ったほうの短篇集。エリリと先輩のライバルであり最高のパートナーでもある関係が心地よい。 普通、物語は主人公を軸とした人間関係がほとんどでそれを抜いて作品を成り立たせることは難しいものが多いと思うしこのシリーズも当初はそうだったと考えているが、今では倫也抜きでもここまで面白い話が書けるのかと驚嘆する思いだった。
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英梨々と詩羽の出会い。 そして7巻である意味バッドエンドとなったあの結末の裏側が描かれる。 2部のスタートが待ち遠しい。一方であのエンドでもいいような気もしている。
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