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狂言の家に生まれた能役者 の商品レビュー

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2021/03/18

能楽師の方が、何を考え、謡や舞にどんな意味を込めて表現しているかがとてもよくわかります。 世阿弥、能楽界の先輩、他の伝統芸能や芸術の世界、若者たちから 柔らかな感性で吸収し、全てを舞台に花開かせ、過子にも未来にも還元していきたい。 そんな強い思いを感じました。 伝統芸能には型や...

能楽師の方が、何を考え、謡や舞にどんな意味を込めて表現しているかがとてもよくわかります。 世阿弥、能楽界の先輩、他の伝統芸能や芸術の世界、若者たちから 柔らかな感性で吸収し、全てを舞台に花開かせ、過子にも未来にも還元していきたい。 そんな強い思いを感じました。 伝統芸能には型や決まり事が多いから、わかりにくいのはその通りだと思います。 でも、難しいからといって、そこに込められている美意識や今を生きる感性を見逃してしまうのはあまりにもったいないことだと、この本から強く感じました。 子供の頃から能楽に親しまないと、野村四郎先生のように、細やかに能を読み解くことはできないのかしら。 だとしたら、どんなふうに見ればわかるのか、考えて体験したくなりました。 一つの作品を見ながら、能楽師の方に実況中継していただく機会はないものでしょうか。

Posted byブクログ

2020/07/27

萬、万作両師の著作にない情報もあり。◆虚実皮膜の話、下手な能、下手な狂言の話など読みどころ多々あり。◆◆

Posted byブクログ

2015/03/12

まず一読。「能」を違う言葉に置き換えても成り立つような内容と感じました。それは普遍的なものが書き出されていたということかな、と。積み重ねた年月が、説得力を裏打ちしている。語り口調でさらさらと読めてしまうので、何度かじっくり再読したい

Posted byブクログ