悲嘆の門(上) の商品レビュー
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ミステリーかと思って読み始めたら、ファンタジーなのか?ってなって、そのうち、少年ジャンプみたくなってきたなと思ったら、やっぱり「宮部みゆき」だった。 動くガーゴイルこと「なんとかの門番」ガラ。 定年後の元刑事の都築。 ネットセキュリティーの会社でバイトする大学生、孝太郎。 幸太郎のあこがれ社長の死をきっかけに、連続殺人犯を追う事になる話。
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悲嘆の門 勝手な印象では、もっと文学的というのか、、、 明治の文豪に書かれたような作品なのではないかと思っていた 少なくともSFとは全く思っておらず、羽の生えた女が空から降りてきた時は「ファッ!?!?」という感じだった ある程度結末を予想しながら本を読んでいくのだが、そこで一気に見えなくなった しかし、相変わらずの宮部みゆき作品という感じ 先生はネットの世界に造詣が深いというか、おそらく興味があるのでしょうね 誰もが参加できるネット世界 個人で参加すれば情報を検索できたりする 大勢が参加している場合、全く異なる世界観を見せる事がある 炎上したり、激論になったり 炎上はある意味、皆の意見が一方向に向かい、逆意見は全く聞き入れられる状態ではない 50対50の激論になる事もある そういう世界の言論をパトロールする仕事 それと同時に疑似的なネット世界を表現しようとしているように読んだ それでSF要素を盛り込んだのではないだろうか いずれにしても下巻が楽しみである 下巻を読んだ後でないとこの本の本当の評価はできない気がする
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予備知識なしで読み始めたので、最初はミステリーだと思っていました。でも始まりが宮部さんにしてはやけに淡々と進むと思っていたら、ガーゴイルの辺りであれ?これファンタジーの方かと気付き、ようやく『英雄の書』の類だと知ったのでした。 正直『英雄の書』を読んだ時は理解しきれなくて、なんとなく読み流してしまったので、若干の不安もありつつ下巻を読もうと思います。 今回はネットパトロールを主とする会社でバイトする男子大学生・孝太郎。 世間では連続殺人事件かと思われるシリアルキラーが話題となっており、それとは別にSNSでのいじめ問題やホームレスの失踪事件、屋上の置物に関する都市伝説とあれこれ問題が。 そのうち同じバイトをしていた先輩がホームレス事件を追ううちに失踪してしまったため、その先輩を捜す過程で屋上の置物伝説に遭遇。 いつの間にかファンタジーの世界に入らされており、そのファンタジーが嘘ではない証拠に別に人物が孝太郎のもとに。それが『英雄の書』では幼かったあの妹が、今回の話では美少女高校生になっていて、何か別の役割を担っていることが判明。 ところが、あまり世界観に馴染めなかった『英雄の書』のせいか、あの世界がどんな感じだったのかもうすっかりさっぱり忘れているのでした。
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英雄の書の続編というか、同じ世界観、ですね。 ニガテなジャンルとはいえ、読ませますね。 上巻はホントにあの流れ?と思うようなスタート。 しかし、段々とあれれ?と思うことが。 そして、心の闇、というか、スキマ話なのかな、と。 言霊、というものを信じるか、物語の力とは何か、小説家がそ...
英雄の書の続編というか、同じ世界観、ですね。 ニガテなジャンルとはいえ、読ませますね。 上巻はホントにあの流れ?と思うようなスタート。 しかし、段々とあれれ?と思うことが。 そして、心の闇、というか、スキマ話なのかな、と。 言霊、というものを信じるか、物語の力とは何か、小説家がそこに挑むということはすごいことだと思います。
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「英雄の書」はもうずいぶん昔に読んだので、内容は忘れてしまいましたが、「狼」が出てきたところで、ぼんやりと思い出しました。 最初は、現代のミステリーだと思っていましたが、だんだんとファンタジーが強くなってきましたね。 下巻が楽しみです。
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連続切断殺人事件、いよいよ被害は主人公大学生の孝太郎(コウタロウ)の周辺に。バイトのボディ(仲間)の少女カナメ、妹・一美、近所の美香、バイト先の先輩・真岐誠吾、美人で人望に富む若手社長・山科鮎子、元刑事・都築、オッサン諸橋、謎の美少女由理子ことユーリ、そして謎の怪物が登場し、物語...
連続切断殺人事件、いよいよ被害は主人公大学生の孝太郎(コウタロウ)の周辺に。バイトのボディ(仲間)の少女カナメ、妹・一美、近所の美香、バイト先の先輩・真岐誠吾、美人で人望に富む若手社長・山科鮎子、元刑事・都築、オッサン諸橋、謎の美少女由理子ことユーリ、そして謎の怪物が登場し、物語は推理というよりオカルト、ファンタジーへ。純粋な推理小説の方が良いのに・・・。上巻最終近くで、起こった衝撃的な殺人事件から一気に佳境へ。
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新宿区某所のビル屋上のガーゴイル像が日々動いている!? 被害者の身体の一部を切断する連続殺人鬼、 学校裏サイトでいじめ、 など、複数の事件が並行して起きる中、大学生の主人公とリタイアした元刑事が謎の解明に乗り出す… ガーゴイル部分は、ハヤカワミステリ風(京極夏彦や島田荘司)に解...
新宿区某所のビル屋上のガーゴイル像が日々動いている!? 被害者の身体の一部を切断する連続殺人鬼、 学校裏サイトでいじめ、 など、複数の事件が並行して起きる中、大学生の主人公とリタイアした元刑事が謎の解明に乗り出す… ガーゴイル部分は、ハヤカワミステリ風(京極夏彦や島田荘司)に解くと、現実的な事件解決になるのでしょうが、そこは宮部みゆき風な、現実の中に、ふしぎがある、という展開に。 犯罪は被害者にとって、理不尽で遺族にとってもりきれないものであるが、そこに少しの救いや温かさがお話の中にあるのがこの作者の好きなところでしたが、本作はその部分が、個人的には消化不良。 ただ、サイト監視会社など、今どきのものを取り入れつつ、色々な話が進んでいき、解決する、というボリューム感はさすがで、一気に最後まで読破した。
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主人公の大学生がアルバイトで、ネットの監視をしている。何人かのホームレスの人々が行方不明になっているのに気づいた先輩も同じく行方不明になる。なぞだらけのストーリーは、どんどん進むので、一気に読み終えた。ファンタジーさもある。
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日本を縦断し、死体を切り取る戦慄の殺人事件発生。 ネット上の噂を追う大学一年生・孝太郎と、 退職した刑事・都築の前に、“それ"が姿を現した! ミステリーを超え、ファンタジーを超えた、 宮部みゆきの新世界、開幕。大ベストセラー『英雄の書』に続く待望の新刊!
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ミステリー小説かと思っていたら戦士の登場で??なんだこれは的な展開に。 自分の中でこの存在が消化できずに上巻が終わってしまった。。。 衝撃的なラストにビックリしたけれど どうやって下巻で立て直していくのか そしてこのファンタジーの世界観についていけるのか不安もあったりします。
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