悲嘆の門(上) の商品レビュー
中盤までの暗い事件ものテイストは好きだったが、その後のファンタジー色に若干ついていけなかった。もともと宮部みゆきのファンタジーものは肌に合わないので…。例によってサブテーマ(「土着民」と新住民との間の断絶など)が設定されている。
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火車なんかと比べると物足りないけれど久しぶりに読みごたえのある宮部みゆき。 異次元の話はちょっとよくわからなかった。登場人物の描写はちょっと物足りない。
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ネット関連会社でアルバイトする大学生の孝太郎。未曽有の猟奇的事件とネット関連会社の森永が行方をくらまし、彼の行方を捜していく。それから、社長が事件に巻き込まれ、その動画を子供が面白おかしくイタズラ目的でやっていた事実に憤りを感じる。猟奇的事件とビルとの関係、ファンタジー要素、昨今...
ネット関連会社でアルバイトする大学生の孝太郎。未曽有の猟奇的事件とネット関連会社の森永が行方をくらまし、彼の行方を捜していく。それから、社長が事件に巻き込まれ、その動画を子供が面白おかしくイタズラ目的でやっていた事実に憤りを感じる。猟奇的事件とビルとの関係、ファンタジー要素、昨今のネット社会の問題とSNSの怖さをまざまざと感じた場面が交わり合って物語が形成されているのが面白く読める。次々と謎が出現し、事件を巡る動きが読みにくく、犯人の目的ななにか、社長の交友関係についてなど、どうなるか、下巻へ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
他のレビューを見ていてファンタジーだと書かれてあったのでそのつもりで読み出しました。 でも最初は現代ミステリーみたいで、騙されそうです…。 最近になって宮部みゆきさんの文章ってもどかしく感じたりします。一つの文にいくつも詰め込んでて読みとりにくいというか不鮮明になるところが…。年だからかなぁ。 物語の感想は下巻にて。
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2017.10.20 読了 前に読んだファンタジー ちょっと しんどかったから、 現実的っぽそうな話を借りたつもりが。。。 全然 別の話だけど、 微妙に つながってる?コラボ? ユーリが大人になってて、ビックリ! どうなんのか。。。 失踪事件と 連続殺人、ふたつの事件...
2017.10.20 読了 前に読んだファンタジー ちょっと しんどかったから、 現実的っぽそうな話を借りたつもりが。。。 全然 別の話だけど、 微妙に つながってる?コラボ? ユーリが大人になってて、ビックリ! どうなんのか。。。 失踪事件と 連続殺人、ふたつの事件が 微妙に絡まり合う。。。
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さすが宮部みゆき。最初はネット系の切り口での社会派か?と思わせて、ファタジーに振りがっかりさせた後の、あの事件。なんか良い意味でよくわからんことになってきたけど、下巻が異様に気になるぞ。
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小さい頃、冒険物語を読む間、ドキドキ、ワクワクのドキドキではなく、文字通り心臓がドッ、ドッと打つ音が聞こえていた。 同じことが、この作品を読んでいる間、起こっていた。宮部さんモノはどれも、登場人物が魅力的過ぎて…。
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ファンタジー要素が強かった。 暗さ 闇に囚われる情景、心情を描くのが素晴らしくうまい。ただ抽象的な場面が多く、理解しづらかった。 宮部みゆき作品すきなだけに、おもうように読めず残念。
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宮部みゆきさんの『悲嘆の門』(上・下) “--書き込んだ言葉は、どんな些細な片言隻句でさえ、発信されると同時に、その人の内部にも残る。 --溜まり、積もったその言葉の重みは、いつかその発信者自身を変えていく。” ファンタジーならではの概念的な表現が多く特に下巻はなかなか頭に入...
宮部みゆきさんの『悲嘆の門』(上・下) “--書き込んだ言葉は、どんな些細な片言隻句でさえ、発信されると同時に、その人の内部にも残る。 --溜まり、積もったその言葉の重みは、いつかその発信者自身を変えていく。” ファンタジーならではの概念的な表現が多く特に下巻はなかなか頭に入ってこなかったのですが、ネットを中心に無責任な言葉が軽く使われている世の中を憂える宮部さんの気持ちがこの作品を生み出したんだろうなぁ。
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英雄の書は挫折したのですが、これはほぼ一気に読めました。最後がこんなのありかーと思った次に、あー良かったと胸を撫で下ろしました。自分はこの終わり方で良いです。
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