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下鴨アンティーク アリスと紫式部 の商品レビュー

3.7

91件のお客様レビュー

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2021/09/04

契約結婚シリーズで作者さんを知り、こちらは京都を舞台に、古文や着物、アンティークに関連した事件を解決しつつのファンタジーだと知り、興味が湧いて購入。 表紙がとても好みで、素敵! 京都が舞台だけあって、言葉つかいや景色、習慣に、京都らしさを感じる。 ただ、作者さんの作品では、さき...

契約結婚シリーズで作者さんを知り、こちらは京都を舞台に、古文や着物、アンティークに関連した事件を解決しつつのファンタジーだと知り、興味が湧いて購入。 表紙がとても好みで、素敵! 京都が舞台だけあって、言葉つかいや景色、習慣に、京都らしさを感じる。 ただ、作者さんの作品では、さきに契約結婚シリーズを読んでいたので、こちらは少々あっさりめというか、ちょっと物足りなさのようなものを感じた。 着物を使った事件や、それらに関連する歌の謎などは面白いと思ったが、なんとなく主流、先が読めてしまうかな。

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2021/07/27

瀟洒な洋館に住み、舞台は京都で休日にはアンティーク着物を着る。まさにレトロ!モダン!と好きなもの尽くし。アンティーク着物と文学を絡めて、お料理の描写も美味しそう。どの柄にしようと着物を選んで、お台所からお味噌汁の匂いが漂う、谷崎潤一郎の世界観。

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2021/05/24

初めての作家さん。言葉選びや文の運びが何だか好きだった。鹿乃ちゃんもかわいい。着てる着物を見てみたいな。着物に疎いので、イメージできなくて残念。また追いかけたいシリーズが増えてしまった

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2021/04/26

そこはかとなくダークな烏姫とはだいぶ雰囲気が違うけど、詰め込まれ過ぎておらずふわふわと軽い、でも柔らかく整っていて居心地のいい文章がとてもとても好み。読んでいると気持ちが整うような感覚がある。 登場人物がそれぞれ適度ないい距離感にいるのもストレスが少ない。ほんとに好き。 かなり長...

そこはかとなくダークな烏姫とはだいぶ雰囲気が違うけど、詰め込まれ過ぎておらずふわふわと軽い、でも柔らかく整っていて居心地のいい文章がとてもとても好み。読んでいると気持ちが整うような感覚がある。 登場人物がそれぞれ適度ないい距離感にいるのもストレスが少ない。ほんとに好き。 かなり長いシリーズのようなので先々も楽しみです。

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2020/06/12

着物に隠された謎。着物に残った様々な思いを文学作品を手がかりに解いていく。京都言葉の穏やかな会話が心地いい。慧も鹿野を思っているようなのに、自分の気持ちをそれとは認識していないよう。春野と知り合ったことで変化していくのかな。

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2020/06/07

少女マンガのような雰囲気でさくさく読めるので、軽めの読書をしたい人向けかな。 京都に住んでいたことがあるので地名を見ると、「あー、あの辺りかな。」と想像できて楽しかった。

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2020/01/31

vol 2  下鴨アンティーク ~アリスと紫式部~ 白川 紺子さん  "下鴨"という聞き慣れた地名が目に止まって読んでみた。セリフが京都弁でうちに馴染みやすくて物語がすんなり入ってきた。主人公が同い年なのもまた読みやすい。着物の知識や古典文学、文化...

vol 2  下鴨アンティーク ~アリスと紫式部~ 白川 紺子さん  "下鴨"という聞き慣れた地名が目に止まって読んでみた。セリフが京都弁でうちに馴染みやすくて物語がすんなり入ってきた。主人公が同い年なのもまた読みやすい。着物の知識や古典文学、文化史どれも自分の興味にピッタリで難しくても楽しんで読める作品。でてくる謎も不思議やけどそこに詰まっている恨み、嫉妬、感謝、心配、憧れ、愛、いろんな感情が読みとれて面白い。まだ何冊か続いてるみたいやから読んでみる。 

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2019/11/03

祖母から遺された蔵の中の着物の謎を、孫娘の鹿乃が解き明かす。 古美術商の兄、良鷹や、下宿人で日本の近世文学の若き准教授である慧のたすけを借りながら。 鹿乃がとにかくかわいい。 いまどきの女子高生とは思えない。 そして、外面イケメンとツンデレイケメンが彼女のわきをがっちり固める。...

祖母から遺された蔵の中の着物の謎を、孫娘の鹿乃が解き明かす。 古美術商の兄、良鷹や、下宿人で日本の近世文学の若き准教授である慧のたすけを借りながら。 鹿乃がとにかくかわいい。 いまどきの女子高生とは思えない。 そして、外面イケメンとツンデレイケメンが彼女のわきをがっちり固める。 何か、少女漫画をそのまま活字にしたかのよう。 モチーフがアンティークの着物なので、文学好きには楽しいだろう。 着物の柄に込められた意味、持ち主の思いを読み解いていくのだが、源氏やシェイクスピアが下敷きになっている。 よくできてるなあ、と感心してしまう。

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2019/09/16

亡くなった祖母が保管していた着物は曰く付きで、柄が知らぬ間に変わったり、すすり泣きが聞こえてきたりする。 孫の鹿乃と兄たちが、着物に込められた気持ちを読み解き、その気持ちを晴らしていく。 謎解きには、俳句や源氏物語などの古典も関連していて、勉強になった。

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2019/08/03

古い着物にまつわる不思議な出来事。 古典を絡めてちょっとだけオカルト要素(いや、ファンタジー?)あって、好みでした。 おばあちゃんのツンデレが可愛すぎて悶える! 主人公の恋愛の今後も気になるー。 けど、慧ちゃんとは年が離れすぎでは……。

Posted byブクログ