やさしい人 愛蔵版 の商品レビュー
優しい人は確かに世の中に溢れるほど存在している。だが、本当の優しさと偽りの優しさでは受ける印象においては全く違う。雲泥の差がある。本当の優しさだと真心を感じるが、偽りの優しさは裏で見返りを求められているような気がする。 心が満足していれば自然と人に優しくなれると言う部分を見て本当...
優しい人は確かに世の中に溢れるほど存在している。だが、本当の優しさと偽りの優しさでは受ける印象においては全く違う。雲泥の差がある。本当の優しさだと真心を感じるが、偽りの優しさは裏で見返りを求められているような気がする。 心が満足していれば自然と人に優しくなれると言う部分を見て本当にその通りだと思った。 今の私はまだ100%主人のことを許せていない。許す努力は私なりにしているが、恨んでいるのもかもしれないと思っていた。 この本の中に"甘えている人は人を恨む"とあって、自分だと思った。自分は甘えているのだろうか…そこにピンと来なかった。 ならば、どうやって恨みをなくしていけるのかと問いを持って見た。 それに対する答えは、 ①親しい人を作ること②自分を磨くことにエネルギーを使うこと、とあった。 ちょうど今、私は恨みの念を自分磨きに使っていることが正解だと思えた。 だが、親しい人作りはどうしたら良いかと考え中だ。今後良い人との出会いがあったならいいなと思うが、自分の本音を全て話せるような人を近くに得ることができたら最高だ。 今日一日が死への一歩と言うのも私は昔から考えていることだ。 だからこそ時間を大切にしていきたいと思う。そして自分のしたいことをして生きていきたい。
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今まで生きてきた経験値で、人を見た時に、この人はきっとやさしい人だ、人相がいいとか、やさしい人ととそうでない人の違いを人を見れば漠然と感じるようになってきた。 でもその違いを言葉にはできないし、なんなのかわからなくて。 この本を読んでその違いを少し理解できた。 特にドキッと...
今まで生きてきた経験値で、人を見た時に、この人はきっとやさしい人だ、人相がいいとか、やさしい人ととそうでない人の違いを人を見れば漠然と感じるようになってきた。 でもその違いを言葉にはできないし、なんなのかわからなくて。 この本を読んでその違いを少し理解できた。 特にドキッとしたところは、 行為自体は優しくても、恩返しや見返りを求めた行為は本当は優しくないって話。 電車で人にぶつかった時に、「痛い!」と言われたら、「ごめんなさい」と言う人=やさしいと思っていたけど、本当にやさしい人は「どこが痛いですか?大丈夫?」と言う人。 わたしは「ごめんなさい」としか言えない人だなと読んでて刺さった。 ▽最近頭で考えてたこと 私は、人を喜ばせることが好きで 相手のために何かしてあげたい、人を愛したいと思う気持ちは割と強い方だと思ってた。 でも、「こんなにしてあげてるのに、何もしてくれない」とか思ってしまう自分もいて。 自分って心からやさしい人間じゃないのかな…とか心の小さい人間だな…とか思ったりしてた。 お金持ちになりたいとか〇〇になりたいとか強い願望や夢を持たずに今まで生きてきたな…と思ってきたけれど、 この本を読んで、 わたしの人生の目標はやさしい人になることだと思った。 人の温もり、人の優しさが好きで 優しくない人に優しくなれと言っても優しくならない。優しくない人は優しい人と触れ合うこと、その環境を作ってあげることで優しくなれる。その積み重ね。 わたしは、周りの人にそんな環境や空気を与えられる、本当にやさしい人になりたい。 そのためのヒントがこの本にはたくさん書かれていた。まずは自分の本性に従って生きる生き方を見つけたい。 ふとしたときに読み返したい、そう思える本でした。
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「やさしさ」ってなんだろうと思ってときどき読み返してます。 この方の文章、独特です。 私は好きです。クセ強めでクセになる。
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全ては良い事だと思う にもかかわらず=自己肯定 幸せだと思う やさしい人は安心感を与えるからまわりに人が集まる
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やさしさ」について心理学的に解明する。 「やさしさ」とは何か? 「やさしい人」とはどういう人か? 人間関係が殺伐とした時代に求められている心のあり方を追究する。 「どんな人が好きですか?」と聞かれれば、ほとんどの人は、「やさしい人」と答えるであろう。また、自らが「やさしい人」...
やさしさ」について心理学的に解明する。 「やさしさ」とは何か? 「やさしい人」とはどういう人か? 人間関係が殺伐とした時代に求められている心のあり方を追究する。 「どんな人が好きですか?」と聞かれれば、ほとんどの人は、「やさしい人」と答えるであろう。また、自らが「やさしい人」でありたいと思っているのも、ほとんどの人にあてはまる感情だろう。しかし、この「やさしさ」ほど、定義づけがやっかいなものもない。一体、皆が触れてみたいと感じる「やさしさ」の本質とは何なのか? 本書では、それについて知り、「やさしい人」であるための、自分の心との向き合い方をわかりやすく教える。 ●第1章 なぜやさしくなれないのか ●第2章 やさしさへの道しるべ ●第3章 励ましのパワー ●第4章 本当のやさしさ・偽りのやさしさ ●第5章 傷つきやすい心のおさめ方 ●第6章 甘えの超克 ●第7章 自分と向き合う ●第8章 やさしさは幸せの源
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とても素敵な一冊。 やさしい人になりたいと思う。 自我の確立した私でありたいと願う。 裏切られて、悔しさを手放さないより、 関係を切る方向に持って行ける人になりたい。 丁寧に生活し、1つひとつを大切にする。1つひとつを大切に終わらせる。
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行動はやさしいんだけど、どこか違和感がある。 それは本当はやさしくなくて、やさしさを見せつけているだけかもしれない。 好かれたくて、無理をしているのかもしれない。 偽りのやさしさは自信の無さを表している
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心から人に優しくできる人になるには時間がかかる。それは今まで生きてきた短い人生からも理解できる。 何故、人に優しくなれないのだろうと思うときには大抵周囲に嫉妬しているか、羨ましく感じている。そのことを跳ね除け感じさせないほどに心が満たされている人にはまずこの感情は起こらない。 ...
心から人に優しくできる人になるには時間がかかる。それは今まで生きてきた短い人生からも理解できる。 何故、人に優しくなれないのだろうと思うときには大抵周囲に嫉妬しているか、羨ましく感じている。そのことを跳ね除け感じさせないほどに心が満たされている人にはまずこの感情は起こらない。 本書でもそのことが触れられていた。心に入り込む余裕があるから、人を悪く思うのだと。自分に嘘をつかず、素直な気持ちでただまっすぐと思う方に心が向いている人にはまずその感情は起こらない。 私は人に優しくなるために、一番必要なことは自分が幸せになることだと思っている。方法は何だって良いのだろう。音楽を聞いたり、旅行をしたり、本を買ったり。 自分よりも他者に目がゆくのは、自分にはない何かがあるとか、より良い状況にあるように感じるからだろう。自分が幸せになっていない明確な証拠である。 幸せで満足していると感じなければ、不満を持ち他人に優しくなれないのは当然だろう。他者に優しくしたいなら、まず自分が幸せにならなければならない。他者に優しい人は自分が幸せになることを叶える、自分に優しい人である。
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以前、“思いやり”について、割と深く考えたことがある。 やさしさを表面的な行為を通じてしか理解しないまま、単に優しい人間になりたいと思ったところで、相手に本当にやさしいと受け取ってもらえる様な言葉や行為はでてこなかった。きっとそこには「やさしいとおもってもらいたい」という期待...
以前、“思いやり”について、割と深く考えたことがある。 やさしさを表面的な行為を通じてしか理解しないまま、単に優しい人間になりたいと思ったところで、相手に本当にやさしいと受け取ってもらえる様な言葉や行為はでてこなかった。きっとそこには「やさしいとおもってもらいたい」という期待があった。 「やっている行為はやさしいようだけれど、心はやさしくない」 本にも出てくるこの現象は、よく陥りがちなものだと思う。 本を読みながら、ストーリーの場面場面で考えるのは、どういう気持ちで、どういう行為をしている人を、どう解釈できるか。そしてその観点で本当に「優しくなる」とはどういう事か。 きっと著者も、自分や他人の優しくない側面に、色々傷つきながらも模索し続けて、やっと見えてきたベクトルをこの本に落とし込んでいるんだろう。 人の劣等感、見返りや称賛を求める気持ち、ひねくれや妬み、親から子への虐待と心の傷の関係や、不幸と不安の関係、幸せ、相手の視点に立つこと、精神的な豊かさ。 色んな心の側面を「やさしさ」をキーワードに考える一冊。
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「やさしさとは何か?」という問いを中心に「やさしくなれない原因は何か?」「やさしい人になるためには何が必要か?」を論じ、「生きることが辛い人は、やさしい人になろうとすることが幸せへの道である。」という言葉とともに最終章を締めくくる。 子供と母親、妻と夫、先生と生徒、上司と部下の...
「やさしさとは何か?」という問いを中心に「やさしくなれない原因は何か?」「やさしい人になるためには何が必要か?」を論じ、「生きることが辛い人は、やさしい人になろうとすることが幸せへの道である。」という言葉とともに最終章を締めくくる。 子供と母親、妻と夫、先生と生徒、上司と部下の人間関係などにおける、具体的なシーンを取り上げてやさしい人の行動を説明してあり、日常的に見かける行動がやさしい人に属する行動なのかどうかふりかえることができる。やさしい行動を取れない人の、承認欲求や劣等感などの心を分析し、どうすれば解決できるかの道も示している。 やさしい人の行動や心のありようを思い浮かべて、おだやかで幸せな気持ちになった。難しいことではあるけれど、自分に与えられている幸せに気づき、感謝を忘れず、やさしい人であるよう心がけたい。
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