翼を持つ少女 の商品レビュー
巻末の作中作リスト、読了済は6冊でした…読んでないなあSF。去年ダントツ面白かった華竜の宮はガチSFだけど、11/22/63は…どうだろう?あ、雪風もあったな。スペオペはあんまり…敵は海賊とか、ダーティーペアくらいか?アニメなら、カウボーイビバップは面白かったな。アシモフとかブラ...
巻末の作中作リスト、読了済は6冊でした…読んでないなあSF。去年ダントツ面白かった華竜の宮はガチSFだけど、11/22/63は…どうだろう?あ、雪風もあったな。スペオペはあんまり…敵は海賊とか、ダーティーペアくらいか?アニメなら、カウボーイビバップは面白かったな。アシモフとかブラッドベリとか、いつかは〜と思いつつほったらかしてある古典の多いことよ…。 ビブリオバトル、参加はしたくないが、オススメ本の紹介スキルは欲しいもんです。作中で空ちゃんが思う通り、好きな本のことを誰かと語れる快楽つーのは、確かにあると思うので。SNSが普及して、本の感想を簡単にアップできる環境が整っただけでも嬉しい。なんたって、Windows98のネット黎明期に、初めて作ったHPが書評サイトだったもんなあ…業が深いぜ。 続編が出るようなので、また読んでみたいと思います。個人的にSFの魅力を拡散するなら、やっぱりラノベとマンガだと思う。角川スニーカーとか、花とゆめとか、10代が取っつきやすい本出してたと思うんだけどなー。
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ビブリオバトルという題材、キャラ設定共々途中までは面白いんだよ(元SF少年としてはけっこう馴染みがあったしさらっと入ってた最近のアニメネタも笑えたし)途中までは。 でも中盤からは完全に山本弘の思想がまんま出てきて何だかなあ的な。 いや主張自体は間違ってないと思うしそれなりにバ...
ビブリオバトルという題材、キャラ設定共々途中までは面白いんだよ(元SF少年としてはけっこう馴染みがあったしさらっと入ってた最近のアニメネタも笑えたし)途中までは。 でも中盤からは完全に山本弘の思想がまんま出てきて何だかなあ的な。 いや主張自体は間違ってないと思うしそれなりにバランスを取ろうとしてる努力は伺えるんだけどでもやっぱなあと思ってしまうのだった。 まそれはそれとしてアニメキャプテン・フューチャーの主題歌はたしかにいいやね、さすがにこれは知らんなと思ってたんだけど曲自体は聞いたことあったり。
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ビブリオバトルを題材にSFを紹介できないか、と書かれたそうな。あとがきでどのように作品を練ったか書かれていたのが新鮮。 高校生の女の子が古典SFを熱烈に語るっていうのはやっぱり違和感を感じるなあ。 ビブリア古書堂や北村薫の円紫さんシリーズでも主人公の女の子に書誌を語らせてるけど、...
ビブリオバトルを題材にSFを紹介できないか、と書かれたそうな。あとがきでどのように作品を練ったか書かれていたのが新鮮。 高校生の女の子が古典SFを熱烈に語るっていうのはやっぱり違和感を感じるなあ。 ビブリア古書堂や北村薫の円紫さんシリーズでも主人公の女の子に書誌を語らせてるけど、どうしても背後の書いてるおっさんの姿が透けて見える。 絶対いないとはいえないだろうけど、女子の語り方じゃないなあと思ってしまう。 女子じゃなくて男の子が語ってたら読まれないだろうなとは思うけれど。 そういう小さなつっこみは別にしてもビブリオバトルってこんな風にするんだ、面白そう!と思わせるとても素敵な小説でした。 取り上げられる本はかなりマニアックだったけど、学校の設定からさもありなんとは思わせてくれる。 最後はこういう展開を持ってくるかと意外だったけれど、その題材も含めて中高生にはひろく読んで欲しい本だと思いました。 詳細なブックリストもありがたかったです。
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ビブリオバトルをやってみたくなった。かなりマニアックなSFもあったけれど、さまざまなジャンルにわたって本が紹介されていて、満足♪ 著者があとがきで、「ビブリア古書堂」と「文学少女シリーズ」を参考にしたと書いていたが、人物の作り込みと書き込みという点ではちょっと弱い感じがした。でも...
ビブリオバトルをやってみたくなった。かなりマニアックなSFもあったけれど、さまざまなジャンルにわたって本が紹介されていて、満足♪ 著者があとがきで、「ビブリア古書堂」と「文学少女シリーズ」を参考にしたと書いていたが、人物の作り込みと書き込みという点ではちょっと弱い感じがした。でも、紹介される本のジャンルの広さと読み込みの深さは、この本に軍配。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本を紹介しあいどの本が一番読みたいかを競うビブリオバトル。 ビブリオ部に入ったSF好きの少女がノンフィクションしか読まない少年にSFを読んでもらおうと頑張ります。 科学でもSFでも写真集でも隠れた名作はあるのだと思います。もっと様々な本を読んでみたくなる一冊。
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少々オタク気味なSFマニアで、とんでも本を紹介していた作者としては本当にすっぽりはまった題材。正直、ビブリオバトルなるものがよくわかっていなかったが、作者も後書きで書いている通り、エンターテイメントに降り過ぎてはいるものの、その面白さが、この作品でよくわかった。そのエンターテイメ...
少々オタク気味なSFマニアで、とんでも本を紹介していた作者としては本当にすっぽりはまった題材。正直、ビブリオバトルなるものがよくわかっていなかったが、作者も後書きで書いている通り、エンターテイメントに降り過ぎてはいるものの、その面白さが、この作品でよくわかった。そのエンターテイメントに振るが故に、あり得ないキャラ造形、特に敵役の分かり易い人物造形もありだろう。それにしてもいじめを受けて転校した少女の割には心理描写の独白部分でのキャラは強気なので、少々。?。でも、そうでもしなければバトルなんかできないのでしょうがない。紹介されている本は、明確なキャラ設定により、オタクに寄り切らずバランスが取れているのが良い。次作も期待したい。
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やっぱり山本弘好きー! 読書のすすめとしても、ビブリオバトル入門書としてもイケる! これを読んで、実際のビブリオバトルも見に行った♪ずっと気になってたので、いいきっかけになりました。
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この本だけでなく、紹介された本全部を読みたくなる。 一冊丸々読みたい本リストに挙げたい。 朝比奈先生の大人・子供のバランスが最高にいい、こんなオトナになりたい。 朝比奈先生のビブリオバトルも読んでみたいです
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年明け早々、よい物語に巡り会った。 好きな作家の山本弘、ボーイ・ミーツ・ガールな学園ものという青春小説の王道、かつSF好きな主人公と最近よく耳にする『ビブリオバトル』。 ストーリーはいたって普通の青春小説であるが、本好き、特にSF好きにはたまらない仕掛けが満載である。 帰国子女...
年明け早々、よい物語に巡り会った。 好きな作家の山本弘、ボーイ・ミーツ・ガールな学園ものという青春小説の王道、かつSF好きな主人公と最近よく耳にする『ビブリオバトル』。 ストーリーはいたって普通の青春小説であるが、本好き、特にSF好きにはたまらない仕掛けが満載である。 帰国子女、ハーフ、帰化人の子女が通う美心国際学園(BIS)に編入してきた主人公伏木空。 見た目は地味で鈍くさい。だけどかなり気合いの入ったSF好き。故に語り合える友がない。 そんななか、偶然知り合った造り酒屋のもう一人の主人公埋火武人の実家には祖父が残した大量のSF本。 戦前戦後、一時代を築いた70年代と各時代のSF小説の紹介がたまらない。 本好きなら共通の悩みというかむしろ諦めでもあるのが、本に関する情報の共有&交流ではなかろうか。 そんな本好きならではの境遇を持ち合わせた空に本好きな読者は感情移入させられていく。 そして出会うBISのビブリオバトル部。 こんな部活があったら絶対入っていたであろう、夢のような部である。 自分が好きな本を多くの人にプレゼンして、『読んでみたいと思った本』を投票してキング本を選定するビブリオバトル。 表彰されるのはプレゼンテーター本人ではなく、あくまで『本』である。 同じ本好きがあつまる部活では本に関する様々な情報を共有し合う。 登場人物のそれぞれが得意分野が異なり、SFに限らず紹介されていく情報を書評やカタログ的に読み進めても面白い。 本作は空が自分の居場所を見つけるところで終わるが、この物語はまだまだ続きそうである。 何年も待たずにすむように、せめて年に1〜2冊は刊行していただきたい(笑)
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初の本格的学園ビブリオバトル小説。 中高一貫の国際学園で、SFマニアの内気な少女がビブリオバトル部に勧誘され……。 紹介書籍は多種多様、リアルな参加体験を得られます。
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