永遠の知的生活 の商品レビュー
渡部昇一さん(1930.10.15~2017.4.17 享年86)、知的生活に始まり、知的生活で終わった人生でしたね。「知的生活の方法(1976)」「続・知的生活の方法(1979)」「知的生活を求めて(2000)」「永遠の知的生活(2014)」「知的生活の準備(2016)」。この...
渡部昇一さん(1930.10.15~2017.4.17 享年86)、知的生活に始まり、知的生活で終わった人生でしたね。「知的生活の方法(1976)」「続・知的生活の方法(1979)」「知的生活を求めて(2000)」「永遠の知的生活(2014)」「知的生活の準備(2016)」。この本(84歳)では、ボケずに健康で95歳を迎えることを目指してるとありましたが、少し早くお亡くなりになりました。書斎を新築し電動化された書庫に15万冊の蔵書、素晴らしいです。記憶力も筋肉も鍛えれば強くなると仰ってました。
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たいへんに刺激を受けました。 渡辺昇一氏の様に、老後を楽しみたいと思いました。 すでに老後に近い年齢になっていますが、このような生き方を目指したいと思います。 67ページから引用。 わたしは「忘れる」ことを老化の兆候としてはあまり重視していません。関心の薄いことはどんどん忘れ...
たいへんに刺激を受けました。 渡辺昇一氏の様に、老後を楽しみたいと思いました。 すでに老後に近い年齢になっていますが、このような生き方を目指したいと思います。 67ページから引用。 わたしは「忘れる」ことを老化の兆候としてはあまり重視していません。関心の薄いことはどんどん忘れていい。覚えていなくていいわけです。わたしが「われ老いたり」と痛感したのは、未来への志が消えていたときです。著作の計画や予定はありますが、それはもはや日常生活になっています。十年前のように、何かを新しくマスターしようという気概がなくなったことで「老い」を感じました。志や、何かをしようという意志が希薄になり、漫然と時を過ごすようになってはいけない。それは体力の衰えや物忘れより、ずっと恐ろしいことです。(引用ここまで) 未来への志を消さぬようにしたいと思います。
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読書家が陥りがちな運動不足について、渡部先生はコーヒー好きを利用し、家にコーヒーを置かず、飲みたくなったらタクシーを呼んで町へ出て喫茶店で読書、帰りは歩いて帰る、という方法を紹介している。「タクシーを呼んで」というところがコロンブスの卵だ。
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