あかり の商品レビュー

林木林(著者),岡田千晶

2019/12/23

もしも、女の子が生まれたら、名前があかりだったら、プレゼントしたいなと思う一冊。とってもとっても大切な「あかり」の話。描き方が柔らかくて、温かい。とっても大好きです。

2017/03/05

あたらしい ろうそくが いま、
はじめて 火を つけてもらいました。

女の子が生まれた日。オレンジの光が赤ちゃんと家族を照らします。両親が女の子の幸せを願って作ったろうそく。嬉しい夜、嵐が怖い夜、悲しい夜、新しく増えた家族とともにろうそくはともされてきましたが、家が新しくなり、天井に電気がついたら、ろうそくの出番はなくなりました。
そして、女の子はおばあさんになり、古い木箱の中にしまわれたろうそくを見つける。小さくなったろうそく。おばあさんは自分の人生をふりかえりながら、ろうそくの最後のあかりに、ありがとうと言う。ろうそくも、その言葉を聞いて、生まれてきてよかったと思い、静かに消えた。

美しく、静かな絵本。

2016/12/20

ろうそくと女の子の一生をシンクロさせた物語。
地味ながら柔らかい絵が、ろうそくの明かりの温かさを感じさせる。

2019/08/01

【図書館で】ずっと読みたい本に登録していた絵本です。岡田千晶さんのやわらかい絵が物語を温かい気持ちにしてくれて、最後はちょっと悲しい気持ちになりました……。

2016/05/26

ろくそくのあかりが、守ってくれる話。ろうそくに気持ちが宿っていて、ろうそく自身が感じたことを伝えている、温まる話。

2016/04/14

暖かみのある絵。静かな文章。

自分の生きている意味に迷いがあるとき。
自分の存在の意味が分からなくなったとき。

それでも、生きていける。そういう本。

2016/01/16

ある女性の一生にそっと寄り添うろうそくのあかり。ふわっとしたろうそくのあかりの優しさとぬくもりをうまく表現した絵とストーリー。心がほんのり温かくなった。

2015/12/22

光村教育図書の絵本は最近非常にクオリティが高い。

楽しいとか、笑えるとか、単純な絵本に逃げない姿勢は素晴らしい。

この絵本は絵がとにかく素晴らしい。
中高生くらいに読んであげたい。

2015/10/04

ひとりの 人生に 寄り添う 一本ろうそく…嬉しさを照らし、寂しさを照らし…人生を照らして 一生を終える…ステキな ろうそく♪

2015/02/23

お母さんが女の子の幸せを祈っておおきなろうそくをつくります。そのろうそくを女の子はいろいろな節目に灯します。
彼女の心にそっとよりそうそのぬくもりのある灯がとてもすてきです。