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舎人の部屋 の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2020/05/05

 さて、舎人の部屋。まさか舎人にまた会えるとは思いもよらなかった。  前回、浄夜で強烈な存在感を見せつけた舎人。実在する人物なのか、それとも宮島弥生が生み出した虚構なのか。  その舎人が今作では所狭しと大活躍してくれる。それにしてもこの作品を読み上げるには時間がかかってしまっ...

 さて、舎人の部屋。まさか舎人にまた会えるとは思いもよらなかった。  前回、浄夜で強烈な存在感を見せつけた舎人。実在する人物なのか、それとも宮島弥生が生み出した虚構なのか。  その舎人が今作では所狭しと大活躍してくれる。それにしてもこの作品を読み上げるには時間がかかってしまった。トータル309ページではあるが、ほとんどのページには空白がなく、文字でビッシリと埋め尽くされている。  浄夜のラストでは、あぁ、舎人は本当は実在する人物なんだなと思わせるものだったが、今回はそれを打ち消すようなラスト。  実在する人物でも、虚構でも正直どちらでもいいんです。舎人自体が実に面白い。今回も舎人のMっぷりを堪能させていただいた。  面白いか面白くないか。ほとんどの人は面白くないと感じてしまうだろうこの作品。好きか嫌いかと言ったらどうだろう?⭐︎は3つだが、私は好きだな。  もう舎人に会うことはないだろうが、花村萬月の気が向いたらまた会える日も来るだろうかと期待して。

Posted byブクログ

2015/01/29

ぎゃー。貴人に仕える舎人視点の平安時代小説かと思ったら、ドM舎人君の優雅で華麗な日常だった!(オチは別で)

Posted byブクログ