誘拐症候群 新装版 の商品レビュー
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疑問点。 盗まれた物がその被害者のものだと証明するのに、警察が勝手にその中身を見てもいいのか? ここのところが、事件を解決する切り札になっているところがどうもなあ。
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しまった…この作家とは合わないんだった…また、騙された… 何かあるか?何かあるか?と思いながら読み進めるのだが、いつも、盛り上がりやドンデン返しがなく、肩透かしをくらうのだ。タイトルセンスや装丁がいいのか騙される。
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症候群シリーズ第2作。頻発している少額身代金を要求する誘拐事件を警視庁人事二課の環率いる警察外の特命担当が追う。今回はメンバーの一人も事件に巻き込まれたため捜査から外れるが…。97-98年当時のネットを利用した犯罪としては進んでると受け止められたのではないか。ネットについては時代...
症候群シリーズ第2作。頻発している少額身代金を要求する誘拐事件を警視庁人事二課の環率いる警察外の特命担当が追う。今回はメンバーの一人も事件に巻き込まれたため捜査から外れるが…。97-98年当時のネットを利用した犯罪としては進んでると受け止められたのではないか。ネットについては時代を感じさせるも一気読み。
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第3弾の殺人症候群を読んでからの第2弾。 どっちの誘拐事件も犯人についてが、ちょっと薄かったかな。武藤のこともそんなに深くは、書かれてないような…。 殺人症候群の方が面白かったかな。 次は第1弾の失踪症候群を読んでみよう。
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時間があるときに読んでいたら、これ一気読みできるほど面白かったと思う。 次の展開がどうなるか、犯人の出方が読めなかったので。 だけど忙しくて、細切れの時間の中で読んだので、一気にのめりこめない分、欠点に目が行ってしまった。 まず、武藤がかかわっていた方の誘拐事件は、展開が読めま...
時間があるときに読んでいたら、これ一気読みできるほど面白かったと思う。 次の展開がどうなるか、犯人の出方が読めなかったので。 だけど忙しくて、細切れの時間の中で読んだので、一気にのめりこめない分、欠点に目が行ってしまった。 まず、武藤がかかわっていた方の誘拐事件は、展開が読めました。 犯人が分かったわけではないけれど、結局こういう事件になるんだろうなと予想した中での最悪のパターン。 そしてジーニアスの方。 こっちが最初は面白かったんだけど、ジーニアスにたどり着くまでの道のりは、あまりにも幸運頼みで。 だって、人があふれかえっている競馬場で、探している男に出会えるのってどれくらいの確率? さらに後藤巧己という存在。 警察をジーニアスに導くためだけに必要な男。 彼を抜きにしてストーリーを展開させた方がよかったと思う。 彼の出現以降、どんどんジーニアスが安っぽくなってしまって、最後はもう…。 後味の悪い事件。 事件を解決したからと言って、爽快感はどこにもない。 だけどやっぱり一気に読みたかったと思う。 読ませる力のある文章ではあるんだ。
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症候群シリーズ第二弾は、托鉢の武藤がどちらかというとメインの主人公。托鉢の途中で出会ったティッシュ配りの青年の子供が誘拐され、なぜか武藤が現金一億円の受け渡しを指示される。誘拐犯は明らかにされるが、明らかになったとしてもこの人たちが、武藤を罠にはめるあんなに華麗な誘拐を思いつくか...
症候群シリーズ第二弾は、托鉢の武藤がどちらかというとメインの主人公。托鉢の途中で出会ったティッシュ配りの青年の子供が誘拐され、なぜか武藤が現金一億円の受け渡しを指示される。誘拐犯は明らかにされるが、明らかになったとしてもこの人たちが、武藤を罠にはめるあんなに華麗な誘拐を思いつくかな?というのが正直なところ。環含める特命課と武藤の誘拐事件もあまり上手く絡み合っていなかったような気がする。
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録画したドラマ見終わりました。 DVD版がないのでこちらで登録。 原作は累計45万部を越える貫井徳郎の3部作「失踪症候群」「誘拐症候群」「殺人症候群」。 シーズン1で、玉山鉄二主演。 1話完結ではないので、見るなら全話をおすすめ。小説も読んでみたくなりました。 シーズン2がWOW...
録画したドラマ見終わりました。 DVD版がないのでこちらで登録。 原作は累計45万部を越える貫井徳郎の3部作「失踪症候群」「誘拐症候群」「殺人症候群」。 シーズン1で、玉山鉄二主演。 1話完結ではないので、見るなら全話をおすすめ。小説も読んでみたくなりました。 シーズン2がWOWOWだから見れないのがザンネン。
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このシリーズの特徴は何といってもキャラ立ちの凄さにあると思う。 「誘拐症候群」では元機動隊員・武藤に焦点があてられている。 彼が抱える内側に抑え込んでいる苦悩や過去が描かれているが、強烈な印象を残すのはまったく別の人物だった。 登場場面は少ないのに、その言動から環への興味がそそら...
このシリーズの特徴は何といってもキャラ立ちの凄さにあると思う。 「誘拐症候群」では元機動隊員・武藤に焦点があてられている。 彼が抱える内側に抑え込んでいる苦悩や過去が描かれているが、強烈な印象を残すのはまったく別の人物だった。 登場場面は少ないのに、その言動から環への興味がそそられる。 何を考え何をしたいのか?いったいどんな人物なのか?と。 たとえ不当逮捕であっても、絶対に犯罪者は許さない。 この揺らがない信念はどこからきているのだろう。 手段を選ばずに犯人を追い詰めていく環。 彼の中には被害者の感情すら一顧だにしない冷徹さを環は抱えている。 警察も把握していいない間に被害者だけが増えていく少額誘拐。 武藤は同時期に起きた乳幼児営利誘拐事件に巻き込まれ、環からの依頼も断り単独で誘拐事件の調査を始めてしまう。 インターネットを利用した手口は、たぶん物語が書かれた当時としては斬新なトリックだったのだろう。 犯人逮捕の場面こそあっけないものがあったけれど、読みごたえは十分にある物語だった。
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前作で気になっていた托鉢僧武藤に焦点が当たった今作。後半犯人が追い詰められていく過程が面白かったです。武藤は今後も環の仕事を手伝うのか?それにしても、環がどんな人物か謎が深まるばかり。三作目も積んでるので読もうと思います。
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評価は4。 内容(BOOKデーターベース) 誘拐事件が連続して起きていた。しかし数百万程度の身代金を払えば子供が無事帰ってくるため、泣き寝入りのケースが多く、警察は誘拐があったことに気づかない。ネット上で“ジーニアス”と自ら“天才”を名乗り、闇に身を潜める卑劣な犯人を炙り出す。警視庁の影の捜査チームに招集がかかった。だがその時、メンバーの一人、武藤隆は、托鉢中に知り合った男のために、別の誘拐事件に巻き込まれていた―ページを繰る手がとまらない、面白さ抜群のシリーズ第2弾! 今回は特殊メンバーの中の托鉢僧をしている武藤にスポットが当たっている。メンバーが何故今の仕事をしているのか?明らかになってくるのでやはり第1弾から読むと面白い。 しかし、またまた「ジーニアス」は誰だったの? 特定された人ではなく、この世の中に普通にいる特に特徴も無い小柄な普通の名前を持った霞ヶ関に勤めているエリートが起こした事件って事で解決?最後驚く展開かとドキドキしたが・・・で?誰あなたは?
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