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機龍警察 完全版 の商品レビュー

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29件のお客様レビュー

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2019/03/28

SFと聞いていたんですが、警察や犯罪者がロボット的な兵装を使っている以外はそんなにSFしてない、まあ近未来SFでした。 その機甲兵装と呼ばれるロボット兵器による立てこもり事件があって、それを解決するために警察内でも孤立している特殊部隊が・・というなかなかに興味深いお話ではあったん...

SFと聞いていたんですが、警察や犯罪者がロボット的な兵装を使っている以外はそんなにSFしてない、まあ近未来SFでした。 その機甲兵装と呼ばれるロボット兵器による立てこもり事件があって、それを解決するために警察内でも孤立している特殊部隊が・・というなかなかに興味深いお話ではあったんですが。え?これで終わり??と。まったく知らずに読んだんですが、これはシリーズ第一巻なんですね。完全に「本当の戦いはこれからだ」くらいで終わっちゃってるからびっくりした。今巻はむしろ世界観とか設定とか登場人物の紹介って感じでしょうか。 まあそれならそれで「一巻」みたいな通し番号打っといてほしかった。

Posted byブクログ

2018/06/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ついに「機龍警察シリーズ」に手を付けてしもた。そうか、これが機龍警察というヤツやねんな。 大きな力をもった国際テロ集団VS警察内の異端派閥。人型操縦ロボットという小道具があるからこそSFなんだろうが、それを除けば確かに警察小説だと思うし、ノアール臭さも漂う。骨格はパトレイバーに酷似しているなと読む前は思ったが、器は似てても出自や目指すところは違うようである。 今後の展開が楽しみだ!と同時に「1冊でも物語としては完結している」と作者が言ってるわりには伏線が回収しきれてなさすぎ。もうちょっと1冊独立型でも良かったのではないか?

Posted byブクログ

2018/02/25

リアルな警察小説でありながら登場する兵器が機甲兵装とかいうロボット? なSF小説。 昔からガンダムとかスターウォーズの類が苦手な私にはこの小説の一つの見所である機甲兵装の戦闘シーンがなんともリアリティがなく想像も出来ず面白くない。登場人物の人間模様にはとても惹かれるものがあるので...

リアルな警察小説でありながら登場する兵器が機甲兵装とかいうロボット? なSF小説。 昔からガンダムとかスターウォーズの類が苦手な私にはこの小説の一つの見所である機甲兵装の戦闘シーンがなんともリアリティがなく想像も出来ず面白くない。登場人物の人間模様にはとても惹かれるものがあるので取り敢えず次作も読んでみたいとは思う

Posted byブクログ

2018/02/21

「パトレイバー?なんて舐めてかかるととんでもない!」 当初、パトレイバー的なロボット要素ありのSF小説を想像していたがその予想は覆された(勿論嬉しい方に)。確かに機甲兵装、龍機兵と言った近未来的(作者は至近未来と位置付けているが)要素はあるものの、中身はガチガチにハードな警察小...

「パトレイバー?なんて舐めてかかるととんでもない!」 当初、パトレイバー的なロボット要素ありのSF小説を想像していたがその予想は覆された(勿論嬉しい方に)。確かに機甲兵装、龍機兵と言った近未来的(作者は至近未来と位置付けているが)要素はあるものの、中身はガチガチにハードな警察小説、そしてササスペンスフルなミステリ小説であった。新宿鮫以降、警察内部の腐敗を描いた小説は多々現れたが、ここまで腐敗した組織として描いた小説も珍しい。警察内部の“敵”はあの手この手で新組織として創設された特捜部を潰しにかかる。それを断固として阻む沖津の頭脳、3人の個性的な傭兵達の活躍に目が離せない。“敵”の目的はシリーズを通して徐々に明らかにされていくのだが、デビュー作にしてここまで伏線を張り巡らせた作者の力量は素晴らしい(その分、機龍シリーズ以外の出来が残念だが・・・)。完全版では作者は当初はシリーズにならなくともいいと考えていた事が書かれていたが、シリーズ化された現在でもいろいろと本作との繋がりが出て来て驚かされる。まだまだ伏線があるのではと何度も読み返してしまう。

Posted byブクログ

2018/02/09

このミスで知り、ネットで調べた結果、この作品から始めるのが良いとわかった。現代モノが好きな自分には少し入りにくかったというのが正直なところ。ドンデン返しなどに期待せず淡々と読むのが良いか。

Posted byブクログ

2017/10/11

これはハマる。 シリーズ物だからこその面白さが続くことを期待する。 映画化やアニメ化は出来ないだろうな〜

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2017/09/22

完全版と言うことで、再読なのだか、一気読み。どこが加筆かと言うより、こちらの記憶力のなさで初読と変わらず。映像的な作品なのだが、映像化は難しいだろうなあ。

Posted byブクログ

2017/02/04

近未来?日本を舞台にした警察モノSF。特捜部という外局チックな組織と、個性的な背景のメンバーがテロに立ち向かっていきます。 最初、著者(月村了衛氏)の名前を見て「どっかで見た覚えが…」と思っていたのですが、アニメーションの脚本を書いておられたあの月村さんとまさに同一人物だったとは...

近未来?日本を舞台にした警察モノSF。特捜部という外局チックな組織と、個性的な背景のメンバーがテロに立ち向かっていきます。 最初、著者(月村了衛氏)の名前を見て「どっかで見た覚えが…」と思っていたのですが、アニメーションの脚本を書いておられたあの月村さんとまさに同一人物だったとは。どおりで見事な構成とキャラ立ち、読みやすさ。映像化されたら結構見応えがあるものになりそうです。 ストーリーは一本筋だけではなく、本線の話に過去の記憶や脇役?の話を効果的に織り交ぜて進んでいき、飽きさせません。警察の組織ドラマも実にリアルっぽいです。 唯一、居場所がわからないにもかかわらず、そいつとの通信が切れてなくてバイタルまでわかるという展開は、携帯の電波掴めてんなら場所くらいわかるだろ!GPS埋め込んどけー!という(無粋な)ツッコミを入れたくなりました。 続編も評判が良さそうで、折を見て読んでみようかなと思いました。

Posted byブクログ

2015/12/07

良くも悪くも、パッチワークな作品だな。 どこかで聞いたような内容に、どこかで聞いたようなストーリー。 本歌取りを楽しむのには、いいんだろうけど、新味に欠けた内容だった。 続編があるので、続編を読んだら、評価が変わるのかも。

Posted byブクログ

2015/12/04

近未来警察ロボット小説。キャリアとノンキャリアの確執、警察の本流組織と外様組織の対立、テロ勃発による治安悪化、といったプロットを組み立てている。硬い文体が読み易い。情景描写がリアルで映画を見たかのような読後感。シリーズ第一作。

Posted byブクログ