猫といっしょにいるだけで の商品レビュー
旅行の移動中に、何か軽いものが読みたくなって手に取った。 著者が母と暮らす自宅の庭木の下で、野良猫が5匹の仔猫を産んでしまう。もともと猫好きではない著者が、母猫「ミミ」と長男「太郎」を手元に置くことになるまでの葛藤、きょうだい猫たちが順に里親に引き取られていくところ、そして何よ...
旅行の移動中に、何か軽いものが読みたくなって手に取った。 著者が母と暮らす自宅の庭木の下で、野良猫が5匹の仔猫を産んでしまう。もともと猫好きではない著者が、母猫「ミミ」と長男「太郎」を手元に置くことになるまでの葛藤、きょうだい猫たちが順に里親に引き取られていくところ、そして何より猫たちの何てかわいいこと! 猫好きにとってはきっと何度もうなずいてしまうであろう猫あるあるが満載。仔猫はひたすら愛らしく、また一匹一匹がちゃんと違う性格、個性を持っている。特に母猫のミミの健気さと賢さには驚く。 猫をきっかけにしたご近所や親せき、友人とのやり取りにも心が温まる。著者にとって『日々是好日』の茶道がそうだったように、大げさにいうと人生が猫たちによって深いところで豊かになっていく。 こういう本には付きものの、生命ある存在との「お別れ」がないのも良かった。別れの悲しみではなく、猫と暮らす圧倒的な幸せ感に、後半は涙が出てしかたがなかった。
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突然母子6匹の猫と生活をすることになった森下さん。 猫は嫌いなはずだったのにいつの間にかメロメロにされていて、自分を見ているかのようでした。 冒頭のピンキー(小さいころに飼っていた犬)の話で涙がホロリ、そして健気なお母さん猫のミミの行動にもホロホロホロリ。涙が止まらない。 そ...
突然母子6匹の猫と生活をすることになった森下さん。 猫は嫌いなはずだったのにいつの間にかメロメロにされていて、自分を見ているかのようでした。 冒頭のピンキー(小さいころに飼っていた犬)の話で涙がホロリ、そして健気なお母さん猫のミミの行動にもホロホロホロリ。涙が止まらない。 そして猫の描写も素晴らしくて、ミミちゃんとその子どもたちに会ったことがある気がしてくるから不思議です。 みんな素敵な家族と出会えてよかった、どうか長生きしてね、と心から思います。
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序章のピンキーの件で耐えられなくて読むのを辞めました。 牧羊犬なのに玄関横、外の犬小屋に放り込んで、餌は飼い主の食べ残した魚の頭など。最期はフィラリアに罹って死にました、ってえ、なにそれ?そんな人が動物に関する文章書く資格あるのかしら。怒りが込み上げてきたので読むのを辞めました。
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著者とお母様と猫たちの、家族になるまでのエッセイ 猫は嫌いだし、生き物は飼わない と決めていたのに、情が出て、家族になって、メロメロになった…という ミミ母さんは、賢い子なんだなぁ。とても優しい世界だった。 これを読むと、猫と暮らしたくなる。多くの保護犬・保護猫たちが幸せになっ...
著者とお母様と猫たちの、家族になるまでのエッセイ 猫は嫌いだし、生き物は飼わない と決めていたのに、情が出て、家族になって、メロメロになった…という ミミ母さんは、賢い子なんだなぁ。とても優しい世界だった。 これを読むと、猫と暮らしたくなる。多くの保護犬・保護猫たちが幸せになってほしいし、そもそも保護されなきゃならない事が減ってほしい。
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新しい出会い(猫)で日常が一変。 降りかかってきた出来事が幸せかどうかは、受け止め方次第で、人生の大切な一部になることがあることに気付かされた。 今日の災難は明日の幸せかもしれない。 ほっこりな読後感。
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すごくいい猫エッセイだった。 喜んで迎え入れたわけでなく、突然家にやってきた6匹の親子猫。戸惑いながらも世話をして、一緒に暮らしていくうちに変化していく森下母娘の心情、猫を通じて広がる縁に、心が暖かくなった。 ご近所の旦那さんが安心して昼寝をするミミと太郎を見て「この子たちは、も...
すごくいい猫エッセイだった。 喜んで迎え入れたわけでなく、突然家にやってきた6匹の親子猫。戸惑いながらも世話をして、一緒に暮らしていくうちに変化していく森下母娘の心情、猫を通じて広がる縁に、心が暖かくなった。 ご近所の旦那さんが安心して昼寝をするミミと太郎を見て「この子たちは、もう野良猫じゃないよ」と声を詰まらせたところで私も涙が出てしまった。 我が家も親子の保護猫が居るので、作中の強かで可愛らしいミミの描写に、愛猫の保護した当時を思い出して懐かしく思った。 帰宅したら猫を撫でてやりたくなった。
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ひょんなことから、捨て猫と暮らすことになった家族のエッセイ集 猫描写がとてもすばらしく、猫飼いならあるあるの嵐 また、猫が居ることにより、どう変わるのか、人生そのものに変化をもたらされた、その一部始終を読み取れる 猫好きには是非ともおすすめしたい一冊
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猫好きにはたまらない一冊だと思います 猫を飼ったことがない私でも、可愛いと思ってはいたけど、この本を読んで猫を大好きになる気持ちがわかりました!
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50代独身、母親と二人暮らしの女が、 「猫は嫌いだし、生き物はもう飼わない」と決めていたが、ある日玄関先で野良猫が5匹の赤ちゃんを産んだ。 猫は嫌いだけど放っておくこともできず里親探しをすることになり、著者と母は大忙し。ところが猫といっしょにいるうちに、天使たちにメロメロに。 結...
50代独身、母親と二人暮らしの女が、 「猫は嫌いだし、生き物はもう飼わない」と決めていたが、ある日玄関先で野良猫が5匹の赤ちゃんを産んだ。 猫は嫌いだけど放っておくこともできず里親探しをすることになり、著者と母は大忙し。ところが猫といっしょにいるうちに、天使たちにメロメロに。 結局4匹は里親さんへ、そして親猫と売れ残りの一匹を飼うことになり、てんやわんやながら幸せな日々が始まった。 猫たちのおかげで、他人の温かさも知る。 動物好きにはたまらない、ほっこり温かくて幸せになれる一冊。
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2022.1 読了。猫好きには思わず「そうそう」と言ってしまうような描写が多く、ほっこりします。ある程度の年齢になると生物を飼うのに勇気がいるようになるんだろうなーと想像します。心の葛藤と、猫によって解されていくその心の壁が、共感しかない。そして最後はみんな猫の下僕になるのです
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