奇跡の人 The Miracle Worker の商品レビュー
盲目、聾唖、喋れないの三重苦のれんを、弱視の安が家庭教師として育てた物語。 奇跡の人と呼ばれたヘレン・ケラーの家庭教師アン・サリヴァンをモチーフにした物語と思われる。 三味線弾きのキワの人間国宝はちょっとおまけっぽい。 最初の大変なところだけで、もっと生涯を克明に描いてほし...
盲目、聾唖、喋れないの三重苦のれんを、弱視の安が家庭教師として育てた物語。 奇跡の人と呼ばれたヘレン・ケラーの家庭教師アン・サリヴァンをモチーフにした物語と思われる。 三味線弾きのキワの人間国宝はちょっとおまけっぽい。 最初の大変なところだけで、もっと生涯を克明に描いてほしいという部分はあった。
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ストーリーはそのまんまなのですが、文体や表現が素晴らしく哭けました。人間とは、生きるとは、奇跡とは、そして教師と生徒とは何なのかなということを考えさせらました。
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岐阜は寒いですw ってな事で原田マハの『奇跡の人』 ほんまマハさんの本にハズレ無し! 内容は敢えて書かんけど、心が熱くなると言うかグッとくる内容。 ヘレンケラーの日本版って言うことかなw 2016年15冊目
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目を瞑りたくなるほど壮絶で、でもキラキラと小さな光がいつもそこにあるような美しい物語でした。 現代では考えられないような強引な考え方ややり方にヤキモキしたりしたけど、、、最後の再開する場面はとても感動的でした。 ただ、ちょっと期待値が高すぎたかもしれないです。 もう少しアンとレイの成長と挑戦の様子が見たかったかも。 全体的には原田マハさんらしい、希望に溢れる勇気をもらえるような一冊でした。
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昔観たヘレン・ケラーの映画をアレンジしてる。 安先生の教育への情熱がすごい。殴られ引っ掻かれしても試行錯誤しながら前に進んでいく姿に尊敬すら覚える。 安先生は両親に会えただろうか。会えてたらいいな、、
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めちゃくちゃ素敵なお話だった。モチーフとなるお話があるから概要や展開は予想できてしまうけど、だとしてもそれを上回る感動があった‥ 三重苦のれんに立ち向かう先生の強さがかっこよかった‥なんでそんなに他人に本気でぶつかれるんだろう。すごい。
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2014年刊。ヘレン・ケラーをリスペクトした設定・構成。より厳しい条件設定になっている。明治初期から昭和に至るまで?の時を経た物語。死闘とも表現したくなるほどの奮闘の連続。単純に感動させられてしまった。
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去場安。 カタカナでルビを振ると、ふっと笑いが漏れる登場人物の名前。でも、物語は最後までリアリティのある、真剣なものだった。触手話が出てきた物語に触れたのも初めてだった気がする。 少し終盤が一気に時間が流れている気がして、もったいない。もっと話に浸っていたい。という気持ちも起きた...
去場安。 カタカナでルビを振ると、ふっと笑いが漏れる登場人物の名前。でも、物語は最後までリアリティのある、真剣なものだった。触手話が出てきた物語に触れたのも初めてだった気がする。 少し終盤が一気に時間が流れている気がして、もったいない。もっと話に浸っていたい。という気持ちも起きたが、昔、感じた津軽の空気とともに、じんわりと心に響いた一冊。
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奇跡の人、ヘレンケラーの日本版。 子どもの頃に映画で初めてこの三重苦の人を知った。 アンサリバンという先生に出会って、言葉と意味を吸収していく。 去場安、介良れん、名前は読みにくいから合わせなくてもよかったかな。
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