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3時のアッコちゃん の商品レビュー

3.7

297件のお客様レビュー

  1. 5つ

    33

  2. 4つ

    116

  3. 3つ

    108

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

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2014/11/04

今回も面白かったぁ! スカッっと心が晴れる本でしたヽ(´▽`)/ 明日も頑張ろう!って元気をもらえて、読み終わったあとの幸せ気分が長く続く♪ アッコさん最強!笑

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2014/10/30

シリーズ二作目。楽しいが何で全部アッコさんの活躍にしないんだ? 2014.10.30

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2014/10/28

冒頭─── ソーダ味のアイスキャンディーの最後のひとかけをかじりとると、前歯の付け根から頭のてっぺんにかけてぴりりと白い稲妻が走った。もしかすると、虫歯があるのかもしれないが、治しに行く時間もお金もありはしない。目の前がチカチカしたせいで、だらしなく腰かけているレジ台の前に客が立...

冒頭─── ソーダ味のアイスキャンディーの最後のひとかけをかじりとると、前歯の付け根から頭のてっぺんにかけてぴりりと白い稲妻が走った。もしかすると、虫歯があるのかもしれないが、治しに行く時間もお金もありはしない。目の前がチカチカしたせいで、だらしなく腰かけているレジ台の前に客が立ったことに、澤田三智子はしばらく気付かなかった。ずっと店内をうろつき本をめくっては棚に戻す、を繰り返していた背の高い女がようやく購入する商品を決めたらしい。骨っぽい大きな手で目の前に本のタワーが積み上げられる。 ─── 前作「ランチのアッコちゃん」は、まだまだ人気があり、図書館の予約待ちが多くて時間がかかるので、先に最新刊のこちらを発売当日に予約したら、あっという間に入荷し読めました。 前作の評判が高いので期待して読み始めたんだけどね。 ちょっと期待外れかな。 つまらなくはないけれど、それほどの人気がどこにあるのかなあ、と考えても、私の頭ではあまり思いつきませんでした。 アッコさんが、様々な職業の女性たちを助ける物語なのだろうけれど、 ちょっと軽すぎるかなあ。 文体のせいもあるんだろうが、女性の悩みが深刻には感じられないので、 魔法使いほどの女性には感じられませんでしたね。 それと、この本は四つの話から成り立っているのですが、後半の二話にはアッコさんが全く登場しません。 「ランチのアッコちゃん」もそうだったのかな? なんか無理してそのシリーズの本に仕立て上げたような気が------。 そんなこともあって、評価は微妙です。 第三話の『シュシュと猪』はとても面白かったですが。

Posted byブクログ

2014/10/24

お昼を過ぎると、とろんとした時間が始まってしまう。 ご飯を食べて元気になったかと思うもつかの間…思うよりも進まない仕事のために、夕方になっても終わらない…そんな私に、最初の話は、あぁ、そっか!この時間こそが、1日の主役なんだ、と思わせてくれた。 1日だけじゃなく、それを一生なり、...

お昼を過ぎると、とろんとした時間が始まってしまう。 ご飯を食べて元気になったかと思うもつかの間…思うよりも進まない仕事のために、夕方になっても終わらない…そんな私に、最初の話は、あぁ、そっか!この時間こそが、1日の主役なんだ、と思わせてくれた。 1日だけじゃなく、それを一生なり、ある一つの期間としてみると、何かをやり始めて、勢いがついてきたかなと思いきや、どんなことも継続して華を咲かせるのは、難しい。 お昼っていい時間なのになぁ…そのお昼を一定の期間に例えて、何かを始めて少し経ったころ、その時こそを楽しみたいのに、とろんとした時間になり、その時間を転がすだけの毎日… そんな時間も、区切りをキチンとつけて進めていく、人とのコミュニケーションを一工夫で円滑にして仕事につなげていく、そんな風にしていきたい、そう思った。 表題作の初話がいちばんかな、と思います。 いや、もちろん、他の作品の方が別の点で優っていたり、いろいろですが、アッコさんの活躍が、とても良かったんじゃないかなぁ…。 アッコさんて、どんな人なんだろう…好奇心が高まる短編集。いずれ続編をアッコさんの主役に近い形で出してほしいなぁと思います。 今の40代の女性て、いろんなバックグラウンドを持って、オリジナルに活躍しているモデル、たくさんいるじゃないですか?

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2014/10/21

つかず離れず、の絶妙な位置から絶妙なお節介を焼いてくれるアッコさん。 今回も元の部下と、ブラック企業に勤めるOLを開眼させ、颯爽と去ってゆく。 去った後はもう、彼女自身はすっかり影を潜め、屋号がチラッと出てくるだけ。 でも、その後の主人公たちもやっぱり何かから(何かに?)開眼し、...

つかず離れず、の絶妙な位置から絶妙なお節介を焼いてくれるアッコさん。 今回も元の部下と、ブラック企業に勤めるOLを開眼させ、颯爽と去ってゆく。 去った後はもう、彼女自身はすっかり影を潜め、屋号がチラッと出てくるだけ。 でも、その後の主人公たちもやっぱり何かから(何かに?)開眼し、読後感は爽快。 なによりアッコさん自身、重要人物のはずなのにその描写が俯瞰と言うか一歩引いた立ち位置?がイイ。私も背中推してほしいなぁ。「まずい、もう一杯」みたいなスムージーは要らないけど(笑) あと1~2冊続いてくれないかなぁ。 そしたらもう、ランチ、3時まで来ちゃったんだからもうディナーと晩酌しかなくなる?? それはそれで、どんなケータリングになるんだろう。いやポトフは決定か(笑) あとね、『シュシュと猪』でファミリアの手提げをぶらさげた女子高生って、さらっとあったのだけど、私、神戸はよく分からないのだけど本当にそういうお店なりが無いとしたら、もしかしたら朝井リョウ氏の『スペードの3』のあのファミリア? だったら面白いのだけど。私、そちらを読んだとき咄嗟に柚木さんを思い浮かべたくらいだったので。

Posted byブクログ

2014/10/20

前作がおもしろかったので、書店の店頭でみて即購入。 仕事について、いろいろな悩みがある。それを見方を変えることにより前向きに考えることができる。 5つのストーリーでその悩みの解決を見せてくれる。アッコちゃんが登場しないストーリーもあるが、おもしろかった。

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2014/10/15

あのアッコちゃんが帰って来た!!しかも今度は「3時」。つまり「おやつのアッコちゃん」ですか!? 今回は全編アッコちゃんまみれのお話を期待していたのですが、前作同様後半2編はアッコちゃんは出てこない…ちょっと残念…アッコちゃんにまみれたし。 アッコちゃんが教える「身体が欲するものを...

あのアッコちゃんが帰って来た!!しかも今度は「3時」。つまり「おやつのアッコちゃん」ですか!? 今回は全編アッコちゃんまみれのお話を期待していたのですが、前作同様後半2編はアッコちゃんは出てこない…ちょっと残念…アッコちゃんにまみれたし。 アッコちゃんが教える「身体が欲するものを食べること」は今回も「働く力」の源となって誰かのチカラとなっていく。 働くことに疲れた身体と心にアッコちゃんの元気は効くねー。 ただ、屋台でうまくいかない経験が完全無欠なアッコちゃんからちょっとパワーを削いでしまったようなのだけど、うまくいかなかったからこそアッコちゃんの言葉にも深みが出るってもんでして。

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