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李世民(下) の商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2021/02/06

李世民。 唐の実質的な建国者で中国史上屈指の明君として名が知られている。 皇帝李世民の半生を書き切った小説。 小説らしくなく淡々と進んでいくが上巻よりも面白く読めた。 題材は面白いが、筆者の言い回しが苦手らしく、頭に入って来なかった。 何冊か読んで、筆者の評価を決めてい...

李世民。 唐の実質的な建国者で中国史上屈指の明君として名が知られている。 皇帝李世民の半生を書き切った小説。 小説らしくなく淡々と進んでいくが上巻よりも面白く読めた。 題材は面白いが、筆者の言い回しが苦手らしく、頭に入って来なかった。 何冊か読んで、筆者の評価を決めていきたい。

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2017/09/23

太宗・李世民下巻。 ラストシーンが作者の「煬帝」と同じように、後世への不安を暗示させる形になっているのは、煬帝と太宗の二人の相似性の演出なのでしょう。うまいことやるなぁ。 「煬帝」と「李世民」はペアで読むべき。読んでこそ、二人の相似性をより感じれるんではないでしょうか。作者の意...

太宗・李世民下巻。 ラストシーンが作者の「煬帝」と同じように、後世への不安を暗示させる形になっているのは、煬帝と太宗の二人の相似性の演出なのでしょう。うまいことやるなぁ。 「煬帝」と「李世民」はペアで読むべき。読んでこそ、二人の相似性をより感じれるんではないでしょうか。作者の意向でありますし。

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2015/05/05

長男建成を倒して父李淵に禅譲をさせて実権を握った李世民だがその治世は統一の繰り返しであった。しかし、諫言を聞き、それを聞き入れ、治世に役立つことで有名な貞観の治を行う。 ただ高句麗遠征を隋の煬帝では無いと言いながら行ってやはり完全な成果を得ることができなかった。また子供が親の思惑...

長男建成を倒して父李淵に禅譲をさせて実権を握った李世民だがその治世は統一の繰り返しであった。しかし、諫言を聞き、それを聞き入れ、治世に役立つことで有名な貞観の治を行う。 ただ高句麗遠征を隋の煬帝では無いと言いながら行ってやはり完全な成果を得ることができなかった。また子供が親の思惑通り育たず、最終的に廃嫡を来ない、末っ子に後を継がせたがやはりこれも結果からは失敗となって、則天武后を招いてしまうことになる。難しいな。高位の人の世継ぎとは。庶民でも大変なのに皇帝ではなおさらです。 自分の後だけでも結構大変なのに、そういう意味では日本の皇室も大変だ。

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2014/12/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【全文】http://ameblo.jp/skycafe-ac/entry-11969113657.html

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2014/12/06

部下の、無礼な言動や突拍子もないことをして皇帝を怒らせてしまってからの冷静で鮮やかなフォローがなんかおもしろかったです。 落としてから、上げる!好印象!笑

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2014/11/30

唐の太宗のお話。貞観の治で有名な政治家。この時代の小説は読んだことがなかっただけに楽しめた。 時代は、太宗の死の後、則天武后の時代を経て、楊貴妃の時代に移っていくと考えると感慨深いものがある。

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