ドナルド・ダックを読む の商品レビュー
ディズニーの帝国主義イデオロギーに真っ向批判する、という古い本。焚書になったりと問題作らしいのです。中学生の頃に買ったのですが、難しくて読めず。 ディズニーコミックスに親子関係が出ないこと、生産者がコミックの中に現れないこと、大抵のストーリーで誤ちを犯す親を子が指摘する話が多い...
ディズニーの帝国主義イデオロギーに真っ向批判する、という古い本。焚書になったりと問題作らしいのです。中学生の頃に買ったのですが、難しくて読めず。 ディズニーコミックスに親子関係が出ないこと、生産者がコミックの中に現れないこと、大抵のストーリーで誤ちを犯す親を子が指摘する話が多いこと、そういった都会の賢い子供に比べ、未開の地とされる場所に住む人々が愚鈍であることなどを挙げる。そこから、ディズニーは、アメリカの他国に対する搾取や金銭が全てである世界観を肯定して子供を洗脳していないかと言う内容…であってるだろうか。 難しくて硬い文章で読みにくかった。ディズニーが好きな人間としては、難癖…というよりは「コミックに何マジになってるんすか」と思う。私が大人であり、労働した生産物を他国に搾取される生活をしているわけではないからかもしれないけれど。 何より、作者が上げている程度の事例(ディズニーコミック)を読んで、簡単に洗脳される(洗脳というのもアホみたいな話だ)ほど子供は馬鹿じゃないと思うし。
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奇書。大まじめに書いているけれどこれもしかしてトンデモでは・・・っていう匂いもする。 南米でアメリカ合衆国がやらかした事を思えば大まじめに書かれたものであろうってのは判ってるけどさ! ウォルトにはきもいとこあるよな!と思う人は読むと面白いはず。
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「アメリカの裏庭」と呼ばれる中南米において、アメリカ文化の影響の底流に何が隠されているかを説いた作品。子どもたちのアイドル・ディズニー作品に対して忌憚ない見解を述べているが、アジェンデ政権下ならではの研究成果。 古本ユーズド価格の高さにビックリ。
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