霧雨が降る森(上) の商品レビュー
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ゲームだけでは分からなかったことを沢山知ることが出来て嬉しいです。 須賀くんは短命だろうという事実を知ったとき、ゲームでは僅かな時間だった様々なシーンが脳裏を過ぎり苦しい気持ちになりました。 霧雨が降る森をプレイした当時は学生でことりおばけにがっつり感情移入することができませんでしたが、成人してからこうしてしっかりことりおばけに向き合ってみると言葉にならない悲しみと村の男達への不快感があります。
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フリーホラーゲームからきました! ゲームのときには、頑なに帰らせようとしてくる青年に藤原竜也ばりにどぉしてだよぉぉと思わされずにはいられませんでしたが、青年視点になった瞬間頼むからしぃちゃん、帰ってくれ……、… の気持ちでいっぱいになりました。
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とても良かった フリーゲームで筋は全て知っているのに須賀くんやシオリの心情が真に迫って言いようのない気持ちにさせられる ゲームの書籍化はストーリーをなぞるだけになりがちだが、この本は大きな事件の追加はないのに心理描写が丁寧でゲームにはない魅力がある本に仕上がっている ゲームの方は...
とても良かった フリーゲームで筋は全て知っているのに須賀くんやシオリの心情が真に迫って言いようのない気持ちにさせられる ゲームの書籍化はストーリーをなぞるだけになりがちだが、この本は大きな事件の追加はないのに心理描写が丁寧でゲームにはない魅力がある本に仕上がっている ゲームの方は自分で操作することもありホラー度が本より高く、マルチエンドだったり良い意味で想像の余地が残る それぞれの媒体がその媒体でしか表せない良さを出していて素晴らしいと思う
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ゲームっぽいなと思ったらゲームのノベライズだった。 記憶を消されてしまった少女と声を奪われて喋れなくなってしまった少年が、十年後、ふたたび〈約束の場所〉で出会う—— 「その森で二人は「化け物」と約束を交わした…」 いいですね。寂れた森と古くからの伝承。子どもをさらう「こと...
ゲームっぽいなと思ったらゲームのノベライズだった。 記憶を消されてしまった少女と声を奪われて喋れなくなってしまった少年が、十年後、ふたたび〈約束の場所〉で出会う—— 「その森で二人は「化け物」と約束を交わした…」 いいですね。寂れた森と古くからの伝承。子どもをさらう「ことりおばけ」に失踪する子どもたち、語られなかった村の禁忌の歴史、ワクワク。キャラクターの考え方があまり破綻していなくて、サラサラ読めました。 個人的に、お化けをやっつけられる刀みたいなのが出てくるホラーはあまり好みじゃないのですが(そしてそこがゲームっぽいのですが)、須賀くんがお化けをやっつける度に罪悪感で弱っていくので許す。笑
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話の伏線のかけ方が好きで、小説も読んでみた。やっぱり面白い。しかし挿し絵が怖い。 須賀くんや佐久間ちゃんの視点も入って、ゲームより伏線回収がはやいけど、思考のすれ違いがわかりやすくて良い。
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ゲームでは知ることのできなかった、須賀くんの内面がよく見える話だった。 話さない人物なだけに、しぃちゃんを通してしか分からなかったそれを、須賀くん視点から知ることができる。 そのせいか、前半は同じストーリーで既知のはずなのに、新しい発見の連続だった。 特に、個人的には意外と普通の...
ゲームでは知ることのできなかった、須賀くんの内面がよく見える話だった。 話さない人物なだけに、しぃちゃんを通してしか分からなかったそれを、須賀くん視点から知ることができる。 そのせいか、前半は同じストーリーで既知のはずなのに、新しい発見の連続だった。 特に、個人的には意外と普通の男の子だった須賀くんが、驚きだった。 どこかしぃちゃん以外のことでは動じない黒い電柱に見えていたのだけれど、当たり前に葛藤するし、いらだつし、八つ当たり(でもないけれど)するんだなぁ…
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上巻を読破。 普段あまり近寄らないハードカバーコーナーをのぞいてみたら、どーんと置いてあってびっくりしました。 基本、文庫派なのでこういう大きめのやつはチェックしてないんですよね(;^-^) びっくりしたけれど、そのままソッコー購入しました。 上巻ということは下巻も出るってことですよね! 読む前から楽しみで仕方ないのですけどー!! 苦笑 この「霧雨が降る森」がフリーホラーゲームで。 パソコン系のゲームとか全然しないのですが、とある動画を見て知りました。 すごく興味深くて。 なのでコミックス版の第1巻も購入済みです。 来月発売の第2巻も楽しみ(*´▽`*) 私自身はゲームしてないけれど、大まかな内容とストーリーの流れは知っていて。 でもこの小説版では須賀くんの心情とか、シオリちゃんのお父さんとかおじいちゃんとか。 主人公以外のキャラたちの心の内を知ることができてよかったと思います。 須賀くんの決意。 それでも十代の子どもだからどうしようもなくって。 そして起こる失踪事件。 どんどん自分を追いつめていく須賀くん、と。 読んでいて、彼のしぃちゃんを守りたいという決意に泣けてきた……。 しかも「呪い」を受けていたなんて! え、それってゲーム内でも言われていたっけ?? あ、もしかして―― シオリちゃんの身内が相次いで亡くなったことに対する説明というか、補足みたいなものかな? そういえば〈ことりおばけ〉が須賀くんのことをひどく嫌っていたな。 それに関しての謎解きみたいな感じか。 普段は文庫onlyだから分厚さに何日かかるかなあ、と思っていたのですが、気づけば半日で読破してしまってました。 おもしろかった。 読み終わって「はー……」ってなった。 下巻の発売が待ち遠しいなあ。 こういうのってどのくらいの期間を開けて発売されるのかなあ。 wktk(*゚∀゚) 本当、須賀くんはかっこいいけれど、ヒロインだなあ。>おい シオリちゃんが結構男前な性格してるし、泣き虫という設定が印象強いよね(;^-^) でもそれが須賀くんの魅力だと思う。 それにしても―― 須賀くんの料理スキルはいったいどうしてそうなった? 完全に炭化しているんですがwww 彼の味覚はいったいどうなっているんだwww と思いました。 笑 〈ことりおばけ〉に声を奪われたときに、味覚も奪われてしまったのか。 元々味覚音痴なのか。 そういう味の料理だと思っているのか。 どちらだろうwww 本当に続きが早く読みたいです!
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