世界から猫が消えたなら の商品レビュー
喪失の物語。愛しているということは、消えてほしくないということ…。失ってから気づくじゃ遅い、自分にとって大切なものを大切にしなきゃいけないと気づかせてくれるお話。
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内容は、森絵都さんのカラフルみたいな感じがした。さらっと読めてしまう。そして続きは読者の心の中に…の様な終わりが苦手なので、個人的には締めてほしかった。家族を大切にしたいと思わせる本かな。
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猫が好きという理由で読み始めた本。 月曜日で始まって日曜日で終わるっていうのが読みやすくておすすめ。 でも正直映画の宮崎あおいが可愛すぎるからそっちで見て欲しい!
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読みながら、自分の両親、家族、ペットのことを考えた。普段当たり前のようにある、と思っているものたち。失うことになって初めて大切さに気付く。いつもそうなんだけど、想像してみる機会になった。
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・猫よりも映画よりも電話が消えた時の、その大切さに気づくところはドラマだった。 ・最後はどんな手紙を書いたのだろう。キャベツはどう思ったのだろう。お父さんは待ってくれてたのだろうか。そんな終わり方だった。
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短くてサラッと読めるけど、人生観が詰まってる。 人生はなにを与えられるか、悪魔は選ばなかった自分、恋愛はモノポリーのようなゲームを繰り返す、電話で簡単に連絡は取れるけど、その人を知る努力は意識してしなきゃいけない。
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自分の寿命を伸ばすためにこの世から何かを消す。自分が主人公だったらどんな行動に出るかな〜なんて考えながら読みました。登場人物のキャラクターがとても面白く、笑ってしまう場面もあります。後半は切なかったな……
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切なかった。 自分の人生がもう長くないと分かってから、 初めて自分の時間の過ごし方を見つめ直したり、 友達、元恋人や家族のことを思い出して、出会って、自分が誤解してたことや、気づいてなかったことに気づく。 もう自分の命が長くないとわかったとき、誰にどんな手紙を書くだろう。 親が...
切なかった。 自分の人生がもう長くないと分かってから、 初めて自分の時間の過ごし方を見つめ直したり、 友達、元恋人や家族のことを思い出して、出会って、自分が誤解してたことや、気づいてなかったことに気づく。 もう自分の命が長くないとわかったとき、誰にどんな手紙を書くだろう。 親が生きている間に、いっぱい話をしよう、と思った。
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「家族は『ある』ものじゃなかった。家族は『する』ものだったんだ。」 1番印象に残っている言葉 血の関係もあるけど 家族を避けていたら、いつの間にか他人の方が大きな存在になっていることもある 何かが消えていくことで何かを得られるワクワク感が良かった 出てくる映画や小説の言葉が楽しい
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ページ数が少ないのか、ややあっさりと感じられたけれど、思った以上に読みやすかった。わりかし平凡な主人公だからこそ、自分だったらどうするのか考えざるを得ないのが少し苦しい。突然の死というものもあるなかで、猶予を与えられるのが幸せなのか不幸なのかわからない。人生を振り返るのに7日間は...
ページ数が少ないのか、ややあっさりと感じられたけれど、思った以上に読みやすかった。わりかし平凡な主人公だからこそ、自分だったらどうするのか考えざるを得ないのが少し苦しい。突然の死というものもあるなかで、猶予を与えられるのが幸せなのか不幸なのかわからない。人生を振り返るのに7日間は短すぎる。主人公視点のため、言葉以外で周りの人物の真意を知ることができないのが少しもどかしかったが、まあ現実もそういうものだなと思った。おそらく2度は読まないが、冒頭のページだけは一応すぐ読み返した。
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