広告20世紀 の商品レビュー
広告ジャーナリズム誌『広告批評』が 1999 年に 3 号にわたって特集した「広告 20 世紀」 が書籍化されたのがこの『広告 20 世紀』。大量生産・大量消費に沸いた 20 世紀。この時代 をつくった 100 の広告と広告クリエイター、日本だけでなく海外の広告も含め、広告年表 ...
広告ジャーナリズム誌『広告批評』が 1999 年に 3 号にわたって特集した「広告 20 世紀」 が書籍化されたのがこの『広告 20 世紀』。大量生産・大量消費に沸いた 20 世紀。この時代 をつくった 100 の広告と広告クリエイター、日本だけでなく海外の広告も含め、広告年表 などで振り返っている。誰もが見たことのあるポスターや商標、看板など様々な名作広告を 体系的に知ることができる。時代背景が色濃く現れる広告。この本では、星条旗や原爆ドー ム、ベルリンの壁までも広告として登場する。巻末での 1900 年から 2000 年までの各年の 広告・商品と事件・社会を並行して完成された「20 世紀年表」は見ごたえのあるものとな っている。広告のことを知りたい人へオススメの一冊である。
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そういえば著者は二人共死去しているのであった。興味深いのだが、「広告批評」と同様に活字のポイントがちっちゃくてもう、虫眼鏡が必要な感じだった。
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20世紀の国内、海外の広告業界を年代とアーティストという観点から総合的にまとめられています。広告から時代を読み取る視点が身につく1冊です。
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大好きだった天野さんの、集大成、というよりはダイジェストでした。昭和を広告の歴史という視点で解釈してゆくと、思いがけない経済や戦争などの側面が見えてきました。
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