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本所おけら長屋(三) の商品レビュー

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25件のお客様レビュー

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2024/10/14

年上の女に入れあげて金を巻き取られるなんざ、何とも乙じゃねえか 笑い話だが、この間奏を言う万松に脱帽ですな

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2024/08/17

安定のクオリティを見せる3作目。 「うたかた」ては八五郎の端唄の先生との掛け合いが楽しいです。「こばなれ」では噺家になりたい龍之介が母親の死前で見せる落語で泣かせます。「てておや」ではありがちな父親と娘のスレ違いをネタに万松による筋書きで仲直りに導きます。 読んでいるときは面白い...

安定のクオリティを見せる3作目。 「うたかた」ては八五郎の端唄の先生との掛け合いが楽しいです。「こばなれ」では噺家になりたい龍之介が母親の死前で見せる落語で泣かせます。「てておや」ではありがちな父親と娘のスレ違いをネタに万松による筋書きで仲直りに導きます。 読んでいるときは面白いのですが読み終わると印象に残らないのは読みやすすぎるからでしょうか?

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2023/10/29

おけら長屋の地図も分かるようになってたよ、万造に松吉に部屋と米屋に酒屋にと 相関図分かると尚更面白い。畠山健二さん山口恵以子さんの公演サイン会に行ったのがキッカケで読み始めるが、作品の話一切なくて二人の世間話に出会いに付き合い方に芥川賞などの裏話にとホント面白くて 江戸時代劇に法...

おけら長屋の地図も分かるようになってたよ、万造に松吉に部屋と米屋に酒屋にと 相関図分かると尚更面白い。畠山健二さん山口恵以子さんの公演サイン会に行ったのがキッカケで読み始めるが、作品の話一切なくて二人の世間話に出会いに付き合い方に芥川賞などの裏話にとホント面白くて 江戸時代劇に法則性があって組み立てているがパターンは少ないらしい。最近ではどうにかこうにか引き出すと言っていたけど、こんな人気作家になるとはね。もう20巻とかかい?長屋の人役割あって島田の近江屋 大家の寸劇に出るタイミング素敵だな

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2023/08/01

長屋の一人一人が愛おしく、こんな長屋に自分も住んでみたい気持ちになる。おもしろくて読みやすくて描きやすくて、ホロリときて、最高。

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2022/08/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

三巻目ともなると、こちらまでおけら長屋色に染まってくるような感じ。 どの話もよかったが、最後の「てておや」にはほろりとさせられた。 父と娘の情を取り持つ長屋の面々。 こちらまですっかりお仲間気分。

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2021/04/26

三作目をあっと言う間に読み終えた。 100万部も売れているのがわかるような気がする。 最後のてておやが特に心に響いた。 娘と本音で向き合っているかと。

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2021/02/08

相変わらずお節介で短気な江戸っ子達。笑ったり、泣いたりで顔面ぐしゃぐしゃになる。スマホとかパソコンが無い時代だからこそ、より人間描写、人間味を多く感じるね。貧乏長屋の住人達がお互い助け合っていく姿はいいなぁと思う。

Posted byブクログ

2020/11/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ、第1巻第2巻そして第3巻。 ますますパワーアップする長屋の面々! 人情話もただ泣かせるだけじゃない。 クスリ、ワッハッハ。。。 笑いの絶えない丁々発止の会話は特筆。

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2020/06/07

各篇が落語の題材になっても良いくらい完成度が高く、文句無しに面白いです。 おけら長屋の雰囲気を少しでも味わおうと両国付近を歩いていると「この辺りは鬼平犯科帳で登場した、、、」という看板を幾つか見かけましたが、いつか「おけら長屋はここにあったという設定です」といった看板ができないか...

各篇が落語の題材になっても良いくらい完成度が高く、文句無しに面白いです。 おけら長屋の雰囲気を少しでも味わおうと両国付近を歩いていると「この辺りは鬼平犯科帳で登場した、、、」という看板を幾つか見かけましたが、いつか「おけら長屋はここにあったという設定です」といった看板ができないかな。

Posted byブクログ

2020/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ第3弾。 お節介と人情で名高い「おけら長屋」。 今回も長屋のみんなの仲の良さにほっこりした。 いつも長屋に騒動を持ち込む万造・松吉コンビ。 けれど『ふろしき』の万松コンビは見直した。 久蔵・お梅夫婦に生まれた亀吉の誕生祝いとして持ってきた味のある平仮名の手紙。 色も柄も違う端切れを持ち寄り、縫い合わせて作った愛情たっぷりの亀吉専用の布団。 相変わらず泣かせるじゃあないか。 そして、家族のため出世しようと仕事に打ち込む久蔵に向かって「お梅ちゃんと亀吉の側にいてやれ」と優しく諭す万造には感動。 万松コンビも成長したな、と感心しきりの回だった。 『てておや』のお満。 聖庵先生の弟子として初登場した彼女が、これから長屋の住人達(特に万造)とどんな感じで絡んでくるのか楽しみ。 「医者にとって大切なのは、病よりも人の心を診ることだ」 お満に向けた聖庵先生の言葉は、今コロナで右往左往している私の心にも響いた。

Posted byブクログ