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その問題、経済学で解決できます。 の商品レビュー

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28件のお客様レビュー

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2024/12/03

経済学というより、行動学かなと感じた。実験、検証を行い(これ大事)どの様な状況なら人はどの様に動きやすいを見極め、改善活動につなげるというもの。 ・検証の大切さの再認識 ・この行動原理がつかめれば改善活動はやりやすい と感じる。 問題がある学生に多くの投資をして ・その人がさら...

経済学というより、行動学かなと感じた。実験、検証を行い(これ大事)どの様な状況なら人はどの様に動きやすいを見極め、改善活動につなげるというもの。 ・検証の大切さの再認識 ・この行動原理がつかめれば改善活動はやりやすい と感じる。 問題がある学生に多くの投資をして ・その人がさらに多くの問題を起こさないようにする ・世界で活躍できる存在になってもらう 考え方は共感、教育の大切さを再認識。 ■学 人は見た目左右される 同性愛者、身体障害者はモノを買うときに値引き交渉時に有利になりにくい 生まれ等自身で同仕様もないことに対しては人は寛大になりやすいが、外見、態度等その人自身で変えられる事ができていないと他の人は不快に感じやすい

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2024/04/06

【読書前メモ】 行動経済学分野の本書。経済学の「インセンティブ」の問題に焦点を当てる。「インセンティブ」という点では「ヤバい経済学」とも通じる部分があるかも。

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2024/08/18

人が何で動くか(=インセンティブ)を理解できれば、狙った結果につなげられると実地実験を通して示している。根拠が薄いと感じる箇所もあるが、観点として面白かった。 ただ、せっかくエッセイ的な砕けた文なのに直訳感があり、誤植もあったのが残念だった。 勉強しない子やその親に、適切なイン...

人が何で動くか(=インセンティブ)を理解できれば、狙った結果につなげられると実地実験を通して示している。根拠が薄いと感じる箇所もあるが、観点として面白かった。 ただ、せっかくエッセイ的な砕けた文なのに直訳感があり、誤植もあったのが残念だった。 勉強しない子やその親に、適切なインセンティブ(お金やモノ)を渡せば子の成績が上がる。いいインセンティブがあれば寄付金の額も上がる。 気持ちをお金で動かすことに不満の声が上がるだろうと想像できるが、お金を使えば中退も逮捕もされず過ごせる子が増え、寄付で助かる人も増えるということでもある。 「慈善組織は販売ってことばが嫌いなんだ」とブライアン。「でもぼくは大好きだな」。 という言葉に共感した。

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2021/10/12

永国寺図書館 寄付は、これっきりにしてくれ、という意思表示ができるようにするとたくさん集まる。 言い値で売る、ほうがたくさん支払う。 割り勘は負の外部性が発生する。 西洋社会では、女性は競争をしたがらない、その結果管理職が少ないのではないか。女性は男性ほど負けず嫌いではない。 ...

永国寺図書館 寄付は、これっきりにしてくれ、という意思表示ができるようにするとたくさん集まる。 言い値で売る、ほうがたくさん支払う。 割り勘は負の外部性が発生する。 西洋社会では、女性は競争をしたがらない、その結果管理職が少ないのではないか。女性は男性ほど負けず嫌いではない。 マサイ族は男系社会なので、西洋と同じだが、カーン族は女系社会で、女性は競争が好き。生まれつきではなく、文化的な環境によるもの。 p78

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2020/12/20

経済学のことを勉強しようと思ったが、実際には実用的に実験を行う事の大切さを教わった。 例えば、会社で物を売る値段を決定する時でも、試験的に値段に幅を利かせて売ってみて、どの値段の時が最も利益が上がるが試してみるなど、実験が必要な場面は往々として存在する。 面倒と思わず、実験を行う...

経済学のことを勉強しようと思ったが、実際には実用的に実験を行う事の大切さを教わった。 例えば、会社で物を売る値段を決定する時でも、試験的に値段に幅を利かせて売ってみて、どの値段の時が最も利益が上がるが試してみるなど、実験が必要な場面は往々として存在する。 面倒と思わず、実験を行うことが利益をあげることがわかった。

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2020/11/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

良い本。くだけた感じの翻訳で読みやすい。好き嫌いはあるかもしれないけど。 行動経済学の本だけど、どちらかというと実地実験をすることが大事!ということを伝えている本。ナッジとかは少し触れられる程度。 著者の行ってきた実地実験をなぞるように進んでいく、ちょっとドキュメンタリーな部分もあって面白い。 全般的に行動を起こす、または改める前には実験をやってからの方がいいし、実地実験をやっていけば世界も変えられるかもよ!っていうノリ。 その見方は楽観的過ぎるかもしれないけど、それでも感化されて自分もやってみたくなる。

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2019/08/07

人の行動がインセンティブ設計でどのように変化するか多様な実地実験から解き明かす本。 行動経済学や消費者心理については別の本を読んだほうが良い。 だけど、社会科学実験の実施について、これだけ多様なバリエーションを、しかもわかりやすく説明してくれる本は他にあまり無いと思う。 実験の背...

人の行動がインセンティブ設計でどのように変化するか多様な実地実験から解き明かす本。 行動経済学や消費者心理については別の本を読んだほうが良い。 だけど、社会科学実験の実施について、これだけ多様なバリエーションを、しかもわかりやすく説明してくれる本は他にあまり無いと思う。 実験の背景には、高度な理論があるはずなのだけど、それはさておいても興味を引く実験結果が並んでいる。 面白すぎて結果だけが先歩きさせないように統計学的と実験のリミテーションにも注意したいところ。

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2018/11/12

行動経済学に基づくインセンティブについて書かれた本。実地の実験から得られた知見を豊富に盛り込んである。寄付の秘訣とか、学校を改革する話とか、面白いエピソードが満載。読み物としても面白いと思う。

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2018/07/28

翻訳者の望月衛さんが訳した他の本が面白かったので、こちらも読んでみました。 「経済学」というよりも、「何かわからないことがあったら、とにかく実験してみよう」というのが、この本の主旨だと思います。 もちろん、実験したからといって、思い通りの結果が得られるわけではありませんが、...

翻訳者の望月衛さんが訳した他の本が面白かったので、こちらも読んでみました。 「経済学」というよりも、「何かわからないことがあったら、とにかく実験してみよう」というのが、この本の主旨だと思います。 もちろん、実験したからといって、思い通りの結果が得られるわけではありませんが、実験をすることで、何が有効で、何が無効かは見えてくるわけで、見えてきた有効なものを、実際に展開していけばいい、ということが、繰り返し語られています。 こういう感覚って、わかる人にはわかると思うのですが、わからない人にわかってもらうのは相当難しいような気がします。 単純な話だと思うんですけどね。

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2018/04/04

行動経済学という学問をご存じだろうか? これまでの「経済学」は定性的で曖昧なことが多かった。でも、最近は「統計学」も駆使して、定量的に経済を分析することが当たり前になってきた。 そんな基礎を作ったのが2002年にノーベル経済学賞を受賞した、ダニエル・カーネマン。これまでに著書...

行動経済学という学問をご存じだろうか? これまでの「経済学」は定性的で曖昧なことが多かった。でも、最近は「統計学」も駆使して、定量的に経済を分析することが当たり前になってきた。 そんな基礎を作ったのが2002年にノーベル経済学賞を受賞した、ダニエル・カーネマン。これまでに著書も何冊か読みましたが、小難しい。。。笑 でも、この本は「ネットフリックス」など身近な事例から「行動経済学」を語っているので面白い。その中でも一番「なるほど!」と思ったのは、「子供の教育に対するインセンティブ」。 「子供に勉強をさせるのに、インセンティブとしてお金を渡すのはダメ」と思われているけど、それはあくまでも感覚的な意見でしかない。それをちゃんと定量的に実証したらどうなったか? 気になった方は是非ご一読ください。笑

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