武蔵野アンダーワールド・セブン 多重迷宮 の商品レビュー
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読了、70点。 日本各地に地下建造物が建築され国内で内乱が起きているパラレルワールドの設定、主人公たちが良くは分からないが超人的な集団っぽい空気、出口が封鎖されてしまった地下の閉鎖空間、デビュー作しか読んでいないがミステリど直球な作者さん、東京創元社さん と期待感爆上がりで読み進めてしまいましたが、それは~、一番駄目なパターンやろう、というオチでした。 オチの方向性の悪さとオチを提示した後に読者を驚かせるだけの丁寧な伏線がパッと思い浮かばなかったのが残念なところ。 また謎の焦点がどこにあるか読書中に明確ではなかったのも低評価。 ということで、もう少し具体的でネタバレあり感想。 オチは主人公自身が多重人格であり、主人公の別人格が「閉じ込められた人物が絶望を感じてしまう前に殺してあげる」ことを動機に、連続殺人を実行していましたというもの。 そして物語のオリジナリティは、主人公自身は多重人格であることは承知しているが、他の人格を他人と同等に扱うこと。 これによって主人公視点では身を潜めた仲間がいると読者に誤解を与える効果がありますが、真相が提示されたときに他の人物が実在したことを否定する要素が思い当たりません。 また犯人推理の過程でこんな閉鎖された空間で知人を殺めることにはずがない、翻って誰が何のために連続殺人を実行しているのか?と問うてはいますが、その前提は過去のクローズドサークル物が散々破ってきているので、このセリフだけで動機に焦点を当てるのは弱すぎたと思います。 前日譚である続編もありますが読むか迷い中。
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なんか多重人格なのと思わせる描写が結構あったのでそうかなとは思ったけれども、意外な人まで人格のひとりだったことがとてもびっくりしました。続編も読もうかな…
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2018/07/07 読了。 図書館から。 んー、好きそうな設定だったんだけど、 途中までワクワク読んでたんだけど、 多重人格…。 犯人としてそうするなら… んー…好きでないんだよなぁ…。 次の巻はそれでも読むよ。 分かって上で読むとどうなるかなー。
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意地悪な幽霊より、後の話なんだね。ミコトは大学生になってる。ひとり死んでるようだし。 この世界、太平洋戦争後に、北海道はソ連に、その他はアメリカの植民地になったって設定みたい。で、南北戦争もしたらしい。テロや戦争続きで、地下に建物作るのはやったらしい。もちろん、お金持ちの間でね。 地下での殺人の話。歴史も地下を作った人に志も知らず、単位のため欲望のために探しまくる学生にジャッジメント。 誰も知らない地下でおきてるから、ドキドキだけど、予定調和に助かるんだわ、主要人物は。ミステリーの限界だわ。主要人物は殺されない。犯人でもない。 ミコトも摩耶も殺人プロ。ミコトは耐え切れずいなくなっちゃったけど、摩耶は負けを認め、藤間家配下に。 主要人物は、藤間くんなんだなぁ。 も1こ、事件があるらしいけど、書くのかな。
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「幻痛~」の世界観がちょっと好きだったのでこちらも読んでみました。 やっぱな~長沢さんは苦手かもだな~ 頭のいい人が多すぎる(^_^;) 続編が出ているみたいので、読めたら読んでみようかな。
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それぞれのキャラに得意なことがあって、そういうの好きだなと再確認しました。 特に傭兵系お姉さんが好きだ。 そんな感じでキャラがいいし、話も途中までどうなるんだろうと読んでましたが、真相がなー。 希望や絶望を勝手に決めるな。 どうやら続きが出ているみたいですね。
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パラレルワールドを舞台とした西遊記を振りかけたようなストーリー。 まさかの主人公が犯人オチというのは非常に斬新でした。 同時並行で展開している女子大生殺人事件。 犯人は中盤でわかってしまうのだが、語り部が目まぐるしく変わっていき、 時系列も変わっているので真相まで想像つかなかった。 単純に面白かった。
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長沢樹の、ラノベっぽいミステリ。 シリーズのオープニング用作品なのか、事件もトリックも大したものではなく、キャラクターを描くのに用いられてるようにしか思えない。 まぁ文章やテンポはよいので読みたるみはしないのだけど。 『リップステイン』が良作だったので残念。 次作を読むのは、刊行...
長沢樹の、ラノベっぽいミステリ。 シリーズのオープニング用作品なのか、事件もトリックも大したものではなく、キャラクターを描くのに用いられてるようにしか思えない。 まぁ文章やテンポはよいので読みたるみはしないのだけど。 『リップステイン』が良作だったので残念。 次作を読むのは、刊行後の評価をみてからにしよう。 2
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長沢さんらしい設定とストーリーだと思いました。キャラクターもそれぞれ面白い。 でも、神子都の設定を理解したのがほぼ終盤だったので途中で読み返したりしました。 森、神子都、ツグミ、光祐、アヴリル、神流という人格が今後どうなっていくのか見物です。
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詳しく書くとネタバレするが、多数の謎と登場人物が一つに収斂する流れは勢いもあり悪くない。 やはり途中から展開が読めてしまうのが残念。えーってもっと驚かせて欲しかったけど。 地下物件や仮想の南北に分断された日本など設定は魅力的でそっち方面をもう少し深堀しても良かったかも。 多重迷宮...
詳しく書くとネタバレするが、多数の謎と登場人物が一つに収斂する流れは勢いもあり悪くない。 やはり途中から展開が読めてしまうのが残念。えーってもっと驚かせて欲しかったけど。 地下物件や仮想の南北に分断された日本など設定は魅力的でそっち方面をもう少し深堀しても良かったかも。 多重迷宮と謳うだけあり、武蔵野と新潟の地下物件で起きた連続殺人事件を行ったり来たりしながら物語は進んでいく。 んーでもやっぱり登場人物が多すぎて煩雑でキャラが立ってる割に大した活躍もしないで死んでいくのがもったいない気がする。 犯人が強すぎるんだなぁ。殺された人達も犯人に何らかの爪跡をこっそりなり残して、そこから神子都が犯人を見つけ出せたら…。 神子都は神子都で終始テンパってて主人公の割に可哀想だったな~。星三つ。
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